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8月の読書

2011年09月01日 20時58分14秒 | ★★★毎月の読書まとめ
初作家さんが案外多い月になった?
最近、読書メーターのおかげで、世界は広がったように思う。
でも、同時に。
ずっとずっと読み続いている作家さんたちへの愛着もまた、深くなっているんだよね。

そろそろ。
恩田さんとか宮部さんとかまた、読みたくなってます。
でもー積読がーや~まほどぉ~~~~~!!! (w)



8月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5301ページ
ナイス数:863ナイス

奥方様は仕事人 (光文社時代小説文庫)奥方様は仕事人 (光文社時代小説文庫)遠い日(笑)の「伝奇物」からぼんっっと飛んで「御算用日記」のシリーズでまた読み始めて。時代物、とても面白い!と思っていたけれど他の作品は読んだことがなく。今回ひょいっとタイトルで手にしたら六道さんだったので読んでみた。見たけど。うん。中村主水さんの女性版。あとがきでもそこの隙間を描きたかったとのことなので、それはそれで可。なのですが。。。読了日:08月31日 著者:六道 慧
ほっと文庫 三毛猫はジャスミンの香りがお好きほっと文庫 三毛猫はジャスミンの香りがお好き三毛猫シリーズは初、、だったりするんですが。赤川作品らしいなあと感じたのは吸血鬼シリーズを今、読んでいるからだろうな。ジャスミンの香り、お茶。。実は苦手なんですがこれを読むと何となく飲みたくなる。。で、きっとまた香りでだめなんだけど。。ね(^^;)三毛猫シリーズも少し読んでみようかなあ?読了日:08月30日 著者:赤川 次郎
ほっと文庫 桃の花はほっと文庫 桃の花はほっと文庫1冊目。あさの先生の現代物って初めてだな、と思いつつ。こんな大人の恋を描くんだと思ったらラストはファンタジー。優しいやさしいお話でした。桃の花は大好き。ふいにふるさとの情景を思い出します・・・。読了日:08月30日 著者:あさの あつこ
不思議の扉  午後の教室 (角川文庫)不思議の扉 午後の教室 (角川文庫)小松先生の物語の現代にも通じる力に脱帽。物凄く惹きこまれる物語でした。有川せんせ、湊せんせ、森見先生はきっちり楽しんで、ジョー・ヒル氏はちょっと…これは海外文学苦手に通じる形での苦手意識から抜けられなかった。平山氏は設定好きだけど描写が…スプラッタ苦手なので。。ごめんなさい。古橋氏は楽しんだ。いろいろだけど、有川せんせ初文庫収録に惹かれて購入して、大正解だったな。普段なら手にしないであろう作品も読むことが出来たので。読了日:08月29日 著者:
別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)ネタバレ)手塚と柴崎はここまで追い詰められないと先に進めなかったか…というか、柴崎にとってえらる過酷な状況だったなあ…と思う。読んでいて果てしなく腹が立ってくるし…(苦笑)柴崎の「大事にして大事にして大事にして!」に涙。不器用な恋がどうかこの先幸せでありますように!私的には緒形副隊長のお話がきっちり読めたこともよかったです。なんか、若者も年期入った人たちも(しつれい!!)も、有川流だと素敵な「恋」をしてますね。そういう点では気持ちの良い物語。でももう少しお仕事方面の話も読みたかったかな。読了日:08月27日 著者:有川 浩
仏果を得ず (双葉文庫)仏果を得ず (双葉文庫)(図書館)初作家さん。レビューに惹かれて手に取った一冊。そして大当たり!!今まで全く知らない世界。人形浄瑠璃とはどう違うの?ってレベル…。なのに読んでいるうちに文楽の世界に惹きこまれ、実際に観てみたい!という衝動に駆られている。主人公はもとより登場人物一人ひとりすべてに、それぞれが生きてきた時間と歴史、そしてこの先があり、非常に楽しんでのめりこめた。芸を磨くこと。そのために精進して生きていくけれどそのためにこそ遊ぶ余裕も必要で、若い人たちと師匠連の対比もまたとても魅力的だった。銀太夫師匠。いいな~!読了日:08月26日 著者:三浦 しをん ちょっと長い感想はこちら
あたしの中の…… (コバルト文庫)あたしの中の…… (コバルト文庫)再読×回数不明(笑)なんたって高校時代からのお付き合い。今回は新装版で読んでみましたが。やっぱ私はコバルト文庫の昭和発行の方が馴染みやすいな、と挿絵を見ながら思ってました。「あたしの中の…」はとてもらしいお話だし、「大きな壁の中と外」壁の意味をいままた改めて考え込んでしまう…時代を超えて読み継いでほしい物語だな。。と思います。そして「ずれ」は実は何度読んでも怖いんだなー。。チューリップさん物語もこの短さでどんでん返しが鮮やか。この新装版には星新一先生の解説がついていて購入時に大喜びしました。読了日:08月23日 著者:新井 素子
双調平家物語 (3)双調平家物語 (3)歴史は繰り返す…ってことか。なかなか手ごわくなってきた。まだ天智、天武天皇だから読めるんだけど…、と思ったら、なるほど藤原摂関政治の大元が出てまいりました。読了日:08月21日 著者:橋本 治
花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖結局再読コース止まらない私。。ああ、懐かしくて愛しくて甘くて切ないゆるやかな時代だなあ。。(って今を思うとね/苦笑)思い返すと再読は実は初めてで、先をしった後のこの楽しみ方がまたやめられない止まらないになるんだけれど。。今度は「忍び瓜」を作ろう!涙はコンコン…といいつつ、結局涙するのもまた暖かい。読了日:08月17日 著者:高田 郁
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)「心星」を確かめたくて。。再読。このころの彼女と周りの人々がある意味とても懐かしい。変わっていく景色と変わっていく状況。それはそれで仕方がないことだと思いつつ…。「雲外蒼天」「旭日昇天」改めて心に刻む・・・・・。読了日:08月16日 著者:高田 郁
お伽もよう綾にしきふたたび 1 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしきふたたび 1 (花とゆめCOMICS)2巻がでたらやっぱり再読でしょ~♪この気軽に安心して読める世界が、またこの作家さんの魅力なのだ。読了日:08月16日 著者:ひかわ きょうこ
お伽もよう綾にしき ふたたび 2 (花とゆめCOMICS)お伽もよう綾にしき ふたたび 2 (花とゆめCOMICS)本屋さんで偶然みっけっ!(w)青藻の健気な姿に何度も涙…。ああ、切ない。現世での辛さの慰めにはならないけれど、来世にどうか幸多きことを…(祈)。このエピソードでもっと続くのかと思ったからかなりあっさりであっという間に京とさよなら(笑)だったのは驚いたけれど、それでもちゃんと楽しませて貰えて、やっぱついつい買っちゃう作家さんだよな、と思うのでした。読了日:08月16日 著者:ひかわ きょうこ
心星ひとつ―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-7 時代小説文庫)心星ひとつ―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-7 時代小説文庫)今回は。。。どうもなかなか感想を書けない1冊です。澪の最終的な選択はどこかで初めから「この子はこうするだろう」と判っていつつ、でも、やはりその道を選んだ彼女を素直によくやったとは言えず…。さまざまな好意からくる心遣いと彼女自身の想いと、、、ああ、何だかどれもがとても苦しい1冊でした。それでも…そう、道は一つ。この先をじっと見つめ続けましょう。というか、見つめ続けるしかないんですね。次回作が怖いなあ。。。読了日:08月15日 著者:高田 郁
前略・ミルクハウス (3) (ソノラマコミック文庫)前略・ミルクハウス (3) (ソノラマコミック文庫)ちょっと休憩中に。文庫版で買いなおした作品だったりする。たまに読みたくなるんだな。。(^^;)読了日:08月13日 著者:川原 由美子
迷子の領分(1) (フラワーコミックス)迷子の領分(1) (フラワーコミックス)こういうのも「登録」できるってことかな。昔、コミックスを手放して現在復刊ドットコムさんで購入したものを持っています。読了日:08月13日 著者:高橋 亮子
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)面白かった。とにかくエンタメに徹して最後まで走り抜けてくれた。こういうお話だとこねくりたくなりそうな政治の裏側とかが一切ない(ラストの電話のみ)なのがすごく気持ちいい。ようするに「本当にあるのかこの目で確かめたかった」っていうことですよね?東京(国)の会計検査院と大阪商店街の普通の中学生。この2本の柱だけでトヨトミを描いちゃったってことが、、よーするにどうもがっつり私のストライクゾーンだったようです。男女それぞれの未来に幸あれ!映画はちなみにおそらく観ません(^^;)。原作が面白かったから満足なので。読了日:08月13日 著者:万城目 学
双調平家物語〈2〉栄花の巻(1)承前双調平家物語〈2〉栄花の巻(1)承前(図書館)山岸涼子先生の名作を思い浮かべつつ(笑)、こんなにこういう作品を楽しむことができると思ってなかったってくらい楽しんだ。藤原鎌子(鎌足)登場あたりから一気に流れが早くなり、歴史の世界の人たちに肉付きがつき不思議な存在感を感じた。さて3巻を予約せねば!(あーお盆だなあ…)読了日:08月11日 著者:橋本 治
魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)再読何度目?いつ読んでもおもしろい!十二国記にいきたくなる~!読了日:08月06日 著者:小野 不由美,山田 章博
ZOO 1 (集英社文庫)ZOO 1 (集英社文庫)(図書館)そこはかとなくどこかに見え隠れしている「恐怖」やっぱり私には乙一さんは向いてないと思う。でも、「SEVEN ROOMS」初出のアンソロジーの本で読んだ時よりもずっと胸に来る切なさを感じた。理由の見えない殺意に強烈な恐怖はあるけれど。乙一さんの作品群に囲まれているから大丈夫だったのか?この恐怖心は他の作家さんにはない種類のものだから。「陽だまりの詩」はよかった。おそらくそうだろうと気づいたけれどそれでも「こころ」というものの描き方が斬新でそして暖かい。白と黒。不思議な作家さんだなあ、と思う。読了日:08月04日 著者:乙一
インシテミル (文春文庫)インシテミル (文春文庫)初作家さん。やめられずに一気にラストまで読む。しかし疲れた。。クローズドサークル物は疲れるのは定番だけど。そこまでミステリーを網羅してない私には判らない言葉も若干あったりたが苦になる程ではなく物語として楽しめる。結城の変貌ぶりも面白かった。そしてラスト。それぞれの結末に思いを馳せることができるのは、7日間の描写で人物像がはっきりわかっているからだろう。どう表現されたのか、映画がちょっと気になります。読了日:08月03日 著者:米澤 穂信
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