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2月の読書 すっかりペースダウンしつつしゃばけシリーズ再読突入!

2015年03月01日 21時56分38秒 | ★★★毎月の読書まとめ
過去最低の読書冊数。
でも本を読まない日はないんです。必ず手にして読んでいる。
なのに全然進まない。。

どーした私!?状態(苦笑)

そして。
今回はしゃばけシリーズ再読に突入してからこっち、読んでいるのに感想UPしないパターンもありまして。。
パソコンをさらわない日が多々ある、ということが一番大きな原因ですがもう一つ。
どうも、文章が浮かばない。
たった500文字だっていうのに感想を上手くかけなくて納得できなくて消してしまう。
そんなことを何度も何度もやってます。

どーした私!?状態だなぁ。


と改めて見てみたら。
あらまぁ。2月は畠中さん月間になっちゃったのね。
新作2冊から再読に突入してそれだけかぁ~
楽しいです。
若だんなと妖の面々のちょっと違う江戸の町の風景が。



2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1636ページ
ナイス数:1076ナイス

ねこのばば (新潮文庫)ねこのばば (新潮文庫)感想
再読)シリーズ3作目)短編集。ここで佐助の過去が少し描かれていたことをすっかり忘れておりました。不覚。更にその構成にすっかり騙されて一瞬背筋がぞっと…。これもまた不覚(笑)この一冊は自らの居場所を求めるのが隠れたテーマかな?佐助にしろお春ちゃんにしろ金次にしろ。そして若だんなもまた。ほんわりとしながら切なさを含み、そしてまた少しぞっとする江戸ならではの物語。いいなぁ。
読了日:2月19日 著者:畠中恵
ぬしさまへ (新潮文庫)ぬしさまへ (新潮文庫)感想
再読)シリーズ2冊目)短編集。私の中の一番はかわらず「空のビードロ」かな。兄さんと弟。両親に過去何があったにせよ、このふたりのつながりを作ったのもまた親。「虹を見し事」はとつながって切なくも優しくあたたかい。他の作品もそれぞれに楽しくて読んでいてほっとする。それにしてもこの頃は随分とまだ謎解きがメインでもあったのですな。
読了日:2月17日 著者:畠中恵
しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)感想
再読)しゃばけシリーズ1巻)あれ?若だんなが虚弱体質に思えないくらい動いている。久しぶりの再読ははじめから面食らってしまった。薬種問屋の仕事もこなしているし謎解きも随分と自分から動いて積極的に解決してるし。なんだか読み進めるうちに自分のなかの若だんなへの印象が変わってしまったのか、それとも描かれ方が変わったのか。自分の生まれの由来をこの時初めて知ったということをすっかり忘れておりました。そうだ。一番の違和感は鳴家たちの話し方だっ!てこれはもう、この後シリーズを重ねることで表現が深まっていくということですね
読了日:2月15日 著者:畠中恵
えどさがし (新潮文庫)えどさがし (新潮文庫)感想
シリーズ初めての番外編。いつもの長崎屋ではなく若だんなの周りにいる人々の物語。長く続く作品はこういう形で更に世界が深まるのがいいですね。どの短編も本編にかさなる部分を思い出しつつとても楽しめました。佐助が長崎屋にきた由来は初めて?ほぉーと思いつつでも人は寿命が…と思ったら、最後の表題作。ここですとんっと府に落ちて。心に沁みます。この長い時を超えたつながりが。仁吉と佐助といつもの妖の面々。若だんなとの再会を待ち続ける日々。あたたかさと切なさを噛みしめながら読み終えました。
読了日:2月11日 著者:畠中恵
ひなこまち (新潮文庫)ひなこまち (新潮文庫)感想
「お願いです、助けてください」そう書かれた一枚の木札。それが若だんなの手に来たことから始まる病弱な若だんなの人助けの物語。短編連作の形で最後にすべてがつながってまるっと収まる。それもとても穏やかに和やかに。その解決までの途中経過も今回はどこか笑顔が絶えなかったなあ。そしてほんのちょっとだけれどもたまに見え隠れするもう一つ、別にあった道。なんでしょう。ここに来て新たにまたまた魅力的な物語が出来上がっております。日頃のギスギスした感情を落ち着かせてもらって、ああそうか。私も若だんなに助けられました。
読了日:2月6日 著者:畠中恵

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