のんびりぽつぽつ

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散歩のとき何か食べたくなって。

2005年07月06日 19時27分44秒 | ☆本☆
『散歩のとき何か食べたくなって』 池波 正太郎 著 新潮文庫

食に関する先生のエッセイ。初めて読みました。ゆっくりと読んでいました。
それぞれの土地、それぞれの場所での、池波先生。
そしてそのバックに「鬼平犯科帳」が、「剣客商売」が、見え隠れしておりました。

なるほどなあ~、ほんとうに深く『料理』や『料理人』を知っていらっしゃるんだなあ、と感服しつつ読みましたが、なんというか、、今も健在でいらっしゃったら・・・という思いが終盤になるほどに募ってきます。最後はなぜか切なくなって読み終えました。
「食卓の情景」がやっぱり有名なんでしょうか?
ラストの解説ではそんな雰囲気が。それに続くこの本なんですね。

時代小説の上記2話は我が家の本棚に並んでおり、読んで読んで、そのラストが途中で終わる鬼平の話に悲しみましたが、また、それを思い出してしまって、エッセイで、楽しいおいしいお話なのに、変だなと思ってます。

余談ですが・・
先週土曜日の朝のニッポン放送。小林克也さんの番組が「テレビ主題歌」特集だったんですが・・なんと、舟木和夫で「銭形平次」が流れ(思わず口ずさんで、だーさんに笑われましたが)、まさか流れないよな~と思ったら、「鬼平犯科帳」のエンディング、『INSPIRATHON』(Gipsy Kings)も流してくれました。うれしかった~。この曲ほんとにほんとにいいんだよなあ~!!と、にやけていた私でした。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
池波正太郎を読むと (ソーダ水)
2005-07-07 07:59:31
お腹が空くのよ~

大先生の食事シーンの描写はもう、文字通りの垂涎モノで、読むときは空腹時は避けるのが得策。

大した冊数は読んでいないけど、これだけは言えます
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ソーダ水さん~ (ゆき@管理人)
2005-07-07 08:25:33
そうそう。おなか空いちゃう~!

時代小説しか手にとってなくても「ぐう~~~」って鳴いてました。腹の虫・・・

それが、こちらは具体的だからねぇ。

あー、浅草行きたい~~

地図片手に歩かないとわからないけど、今もあるお店に行きたい~~

蕎麦が食べたい~~~と、読んでおりました
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