のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

「海紡ぐ螺旋空の回廊―薬屋探偵妖綺談」

2009年11月06日 21時12分05秒 | ☆本☆
高里 椎奈 著 講談社文庫。


薬屋探偵妖綺談シリーズ13巻。
そして、最終巻。
秋がどうして今、この姿なのか。
秋はどうしてこういう存在なのか。
それが種明かしされる、と同時に、
妖の考え方がストレートに突きつけられたなあ。。
とも思う。

ザギさんまでいなくなるんだ。
彼は秋を追ったのか?

リベザルは本当に成長した。
この子ほど頑張っている子っていないなあ。
ある意味、このシリーズはリベザルの成長記でもあるね。
そして。
秋が見えないところで関係性を変えていった物語でもあった。

それでも。
最後はこう来たか・・・

らしいけれど、淋しい。
すっかりリベくんと同じ立ち位置で、
まだ、淋しい・・・・
そう感じる私だったりする。

新しいシリーズはリベくんが中心だって聞いたけど。
それも文庫化してくれるよね?
そうじゃないと、、、手元に置きづらい・・・
長い物語だから。。ね。


シリーズ物をきちんと終わらせる。
それをこの作者さんは意識してくださってるみたいだ。
そう。
読者にとって、それはとても大切でうれしいことで、そして。
淋しいこと、だ。

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「10月の読書」

2009年11月05日 20時35分30秒 | ★★★毎月の読書まとめ
スピードダウン。
読書の秋なのにね~
でも、感想はかなり頑張って書きました

2009年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2996ページ

■クレオパトラの夢 (双葉文庫)
わが家の文庫化(w)で久々再読。恵弥の休暇の過ごし方・・・のような気が今回したんですが・・・。彼なら休みとかいってこういう状態巻き起こすよなー、と。
読了日:10月26日 著者:恩田 陸 感想はこちら

■土方歳三散華 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
ところどころに作者が顔を出すのが少々苦手。史実を追いつつ物語も、という形?
読了日:10月23日 著者:広瀬 仁紀

■護国の剣―御算用日記 (光文社文庫 り 3-29 光文社時代小説文庫)
このシリーズはとにかく後半になるといつも読むのを止められなくなる!今回姉上、姉様の活躍(??)が少なかったね(笑)
読了日:10月21日 著者:六道 慧 感想はこちら

■哀しみの終着駅―怪異名所巡り〈3〉 (集英社文庫)
あっさり読める物語の中に、深い意味が隠される。赤川次郎。実はこのシリーズしか読んでいませんが、読まれる理由がわかるような気がする。
読了日:10月16日 著者:赤川 次郎 感想はこちら

■霧の訪問者 (講談社文庫 た 56-41 薬師寺涼子の怪奇事件簿)
単純明快が一番!ってことね。何だかんだ思いつつ、ついつい手にする田中芳樹・・
読了日:10月15日 著者:田中 芳樹 感想はこちら

■中庭の出来事 (新潮文庫)
ちょっと苦手・・戯曲部分が特に辛い。更に時間も空間もラストはすべてが「え?」構造を理解はできたけど・・・。とにかくじっくり集中して、でも一息に読み終えないと混乱するだけで判らなくなる。読み方を失敗したのかとおもう。。再読すると味わえるかも。
読了日:10月09日 著者:恩田 陸 感想はこちら

■子孫が語る土方歳三
読了日:10月02日 著者:土方 愛

■赤い指 (講談社文庫)
久々の一気読み。加賀恭一郎シリーズはやはり一番好きだ。事件の中に人が生きているのが見える。(それにしてもこの家族の身勝手さはたまらなくイライラ・・・・・)
読了日:10月01日 著者:東野 圭吾 感想はこちら

■ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)
新潮文庫版ははじめて。物語を抵抗なく読めたのは訳者が私に合ったのかそれとも光文社版を読み舞台を観た後だからか・・・。それでもやっぱり、海外文学は苦手だな、と思う(^^;)1つ気になったこと。ドリアンの一人称が「おれ」っていうのだけは違和感あり。
読了日:10月01日 著者:オスカー ワイルド 感想はこちら


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

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ちょっとおでかけ。

2009年11月02日 16時56分30秒 | ぽつぽつぽつ
久々のふるさとの山々。

うん。
これです。
これが、いいの。
この景色を新幹線から見た瞬間、
ほっとするんです。
いつも。


昨日。
ちょっと帰省してました。1人で。

日帰りです。

私の祖母が具合悪くて、そのお見舞い。

おばあちゃんは眠ってて、目を開けてはくれなかったけど、
でも、顔を見られて良かった。
顔色も良くなってて、ほっとしました。
2年前。
下の子が歌ったコンクールの課題曲を思い出します。


お昼前まで晴天で、すっごくいいお天気だったのですが、
午後。
にわかに掻き曇った空は、あっという間に大粒の水滴を落とし始めました。

帰って来た東京が、全く降ってなくって良かったぁ~。
コメント (2)
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