私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であり、
朝の6時は9度ばかりのどんよりとした曇り空で、9時過ぎからは雨が降りだしている・・。
昼過ぎには8度前後、夜の6時には6度前後が予測され、冷たい雨の降る一日となる。
昨日は5月中旬のような皐月晴れとなり、昼下がりは23度前後となり、
私は小踊(こおど)りしながら、買物、散髪屋(理容店)に行ったりし、風薫る5月みたい、と新緑の情景を享受したりした。
帰宅後、浴室を水洗いをしていたが、水も冷たさを感じなく、
まるで子供の水遊びかしら、と微笑みながら掃除をしたのである。
このような昨日だったので、急激に低下した天気に戸惑ったりし、
居間だけは久々に暖房をしたりし、天上の気候の神々もたわむれが酷(ひど)いねぇ、と思ったりしたのである。
その後、愛煙家の私は家外で煙草を喫う蛍族の6年生であるので、
庭のテラスに下り立ち、屋根がせり出し、雨に濡れない所で煙草を喫いながら、
小雨降る庭の樹木を眺めたりしていた・・。
昼下がり、庭のテラスに下り立ち、ぼんやりとしていると、
♪静かな雨 並木の雨
あなたを待つ 胸に降る
【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】
私は心の中で唄いだした・・。
♪流れる唄 懐かし唄
夢をささやく あのメロディー
【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】
私は自分自身、どういう心情で唄いだしたのか、解からなかった。
♪いつの日にか また逢いみん
溢れくるわ 涙
【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】
私はふと遠い昔の日々が甦(よみがえ)ったのである・・。
確か38年前の前後、この頃の私は銀座の一角にある『銀巴里』に行き、
数多くのシャンソン歌手が近くで唄われるのを、私はコーヒーを飲みながら、名曲の数々を聴いたりしていた。
そして、近くにあるカフェ・バー形式のような『蛙たち』にも行き、
私は濃い目の水割りのウィスキーを呑みながら、数多くのシャンソン歌手が唄われるのを、
聴き惚れ、心酔していた時期であった。
この後、家内と結婚前に交際していた時も、この『銀巴里』とか、『蛙たち』にも行ったりしていた。
私達が新婚まもない時、東銀座にある東急ホテルの小さなレストランで、
デイナー形式でシャンソンを聴きながら、夕食を頂くのに、私達は参加した。
歌い手は私が魅了されている金子由香里さんだけで、
家内に『銀巴里』、『蛙たち』と違った面がこのお方は表現できる人であり、せひ観て欲しかったのである。
3曲を唄った後、ボーイさんがリクエスト曲の用紙を廻してきた・・。
私は万年筆で、『小雨降る径』と書き込んだ。
20分過ぎた頃、リクエストの3番目として、
『どなた様が・・この《小雨降る径》をリクエストして下さったのでしょうか・・』
とこのお方は言った。
私は少し恥ずかしげに、片手を少し挙(あ)げた。
このお方は少し驚いた表情されたが、唄いだした・・。
この後、数曲唄われた後、私達のテーブルに近寄ってきた。
『今晩・・来て下さって・・
あたくしの歌を・・よく聴いてくださる方よねぇ・・』
と私に向って、このお方は言った。
私はカフェ・バーの『蛙たち』などにも、よく通ったので、時折リクエストなどをしていたのであった。
そして、このお方は、
『あなた方・・お若くて・・これからの人生・・何があろうとも・・
お互いに思いやりがあれば・・大丈夫だから・・』
と微笑みながら、このような意味合いの言葉を私達に云った。
私は、人生の駆け出しの夫婦としてのあどけない私達を観て、
慰めと励ましでわざわざ、私達のテーブルに寄って下さった、と思ったりしている。
このようなささやかな思いでが私達夫婦にはあったが、
若き日々、人生を歩みだした時、『小雨降る径』をリクエストしたのだから、
この頃の私は人生に気負っていたのかしら、と先程から微苦笑したりしている。
この後、居間に戻り、金子由香里さんの『小雨降る径』を聴きたくなったのである・・。
私の持っている金子由香里さんのレコード、カセット、CDは少なくとも15枚のアルバムはあるが、
この『小雨降る径』が収録されたのはレコードだけであり、少し気落ちしたのである。
私はレコード・プレイヤーを手放しているので、やむえずネットの【YouTube】に頼って検索したのであるが、
久々に【YouTube】の上であるが、愛(いと)しき金子由香里さんの『小雨降る径』の歌にめぐり逢えたのである。
http://www.youtube.com/watch?v=lNMs3np4dIg&feature=related
☆【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三、唄・金子由香里】☆
私はあれから35年以上をお逢いしていないので、
このサイトで拝見する限り、金子由香里さんもお齢を召されて声量は確かに衰えたが、
この曲に対する思いは深まっている、と感じたりしている。
href="http://www.blogmura.com/">
朝の6時は9度ばかりのどんよりとした曇り空で、9時過ぎからは雨が降りだしている・・。
昼過ぎには8度前後、夜の6時には6度前後が予測され、冷たい雨の降る一日となる。
昨日は5月中旬のような皐月晴れとなり、昼下がりは23度前後となり、
私は小踊(こおど)りしながら、買物、散髪屋(理容店)に行ったりし、風薫る5月みたい、と新緑の情景を享受したりした。
帰宅後、浴室を水洗いをしていたが、水も冷たさを感じなく、
まるで子供の水遊びかしら、と微笑みながら掃除をしたのである。
このような昨日だったので、急激に低下した天気に戸惑ったりし、
居間だけは久々に暖房をしたりし、天上の気候の神々もたわむれが酷(ひど)いねぇ、と思ったりしたのである。
その後、愛煙家の私は家外で煙草を喫う蛍族の6年生であるので、
庭のテラスに下り立ち、屋根がせり出し、雨に濡れない所で煙草を喫いながら、
小雨降る庭の樹木を眺めたりしていた・・。
昼下がり、庭のテラスに下り立ち、ぼんやりとしていると、
♪静かな雨 並木の雨
あなたを待つ 胸に降る
【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】
私は心の中で唄いだした・・。
♪流れる唄 懐かし唄
夢をささやく あのメロディー
【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】
私は自分自身、どういう心情で唄いだしたのか、解からなかった。
♪いつの日にか また逢いみん
溢れくるわ 涙
【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】
私はふと遠い昔の日々が甦(よみがえ)ったのである・・。
確か38年前の前後、この頃の私は銀座の一角にある『銀巴里』に行き、
数多くのシャンソン歌手が近くで唄われるのを、私はコーヒーを飲みながら、名曲の数々を聴いたりしていた。
そして、近くにあるカフェ・バー形式のような『蛙たち』にも行き、
私は濃い目の水割りのウィスキーを呑みながら、数多くのシャンソン歌手が唄われるのを、
聴き惚れ、心酔していた時期であった。
この後、家内と結婚前に交際していた時も、この『銀巴里』とか、『蛙たち』にも行ったりしていた。
私達が新婚まもない時、東銀座にある東急ホテルの小さなレストランで、
デイナー形式でシャンソンを聴きながら、夕食を頂くのに、私達は参加した。
歌い手は私が魅了されている金子由香里さんだけで、
家内に『銀巴里』、『蛙たち』と違った面がこのお方は表現できる人であり、せひ観て欲しかったのである。
3曲を唄った後、ボーイさんがリクエスト曲の用紙を廻してきた・・。
私は万年筆で、『小雨降る径』と書き込んだ。
20分過ぎた頃、リクエストの3番目として、
『どなた様が・・この《小雨降る径》をリクエストして下さったのでしょうか・・』
とこのお方は言った。
私は少し恥ずかしげに、片手を少し挙(あ)げた。
このお方は少し驚いた表情されたが、唄いだした・・。
この後、数曲唄われた後、私達のテーブルに近寄ってきた。
『今晩・・来て下さって・・
あたくしの歌を・・よく聴いてくださる方よねぇ・・』
と私に向って、このお方は言った。
私はカフェ・バーの『蛙たち』などにも、よく通ったので、時折リクエストなどをしていたのであった。
そして、このお方は、
『あなた方・・お若くて・・これからの人生・・何があろうとも・・
お互いに思いやりがあれば・・大丈夫だから・・』
と微笑みながら、このような意味合いの言葉を私達に云った。
私は、人生の駆け出しの夫婦としてのあどけない私達を観て、
慰めと励ましでわざわざ、私達のテーブルに寄って下さった、と思ったりしている。
このようなささやかな思いでが私達夫婦にはあったが、
若き日々、人生を歩みだした時、『小雨降る径』をリクエストしたのだから、
この頃の私は人生に気負っていたのかしら、と先程から微苦笑したりしている。
この後、居間に戻り、金子由香里さんの『小雨降る径』を聴きたくなったのである・・。
私の持っている金子由香里さんのレコード、カセット、CDは少なくとも15枚のアルバムはあるが、
この『小雨降る径』が収録されたのはレコードだけであり、少し気落ちしたのである。
私はレコード・プレイヤーを手放しているので、やむえずネットの【YouTube】に頼って検索したのであるが、
久々に【YouTube】の上であるが、愛(いと)しき金子由香里さんの『小雨降る径』の歌にめぐり逢えたのである。
http://www.youtube.com/watch?v=lNMs3np4dIg&feature=related
☆【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三、唄・金子由香里】☆
私はあれから35年以上をお逢いしていないので、
このサイトで拝見する限り、金子由香里さんもお齢を召されて声量は確かに衰えたが、
この曲に対する思いは深まっている、と感じたりしている。
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