私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
昼過ぎに買物を終えた私は、家から近い野川の遊歩道を散策した。
一昨日の午後より、風が強く舞い、夜半に雨がまじり、春の嵐のように天候が昨日の昼下がりまで続いていたが、
今朝は花曇で迎え、晴れ時々曇りの14度前後の穏やかな陽気となっていた。
多くの方たちは土曜休日のせいか、遊歩道は平日より多く、
桜花は満開となった中を家族連れで散策されたり、或いは自転車に乗る親子の姿が見られ、
私も人生のひとときの微笑みを感じたりした。
川の流れは清冽で、川面は昼下がりの陽射しを受けてきらめき、
川べりに淡い黄色の菜の花が咲きはじめていたので、私は思わず足を止めて、見つめたりしていた。
周辺を淡い黄色で彩(いろど)っていて、あと数週間過ぎれば黄色い帯のように川べりの一帯が染まるだろう、
と思いを馳せたりした。
このような情景に思いを寄せると、
♪菜の花畠(ばたけ)に、入り日薄れ
見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし
【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一 】
この歌を心の中で唄いだしていたのである。
この後、前方に観える桜の満開を眺めて、桜花の時節なのに、
『朧(おぼろ)月夜』の歌は少し早いじゃないの、と微苦笑したのである。
しかし私は幼年期は農家の児として育ったので、華やかな桜花より、
里に咲く菜の花の方が何かしら心身気楽に眺め、愛惜を覚えるのである。
そして齢ばかり重ねている私なりに、心の波長から『朧(おぼろ)月夜』を心の中で唄ったのかしら、
と苦笑したりした。
この後、私は再び歩きだして、
♪春風そよふく、空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し
【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一 】
心の中で唄いながら、歩いていた。
帰宅後、私は21歳以来このお方の歌声に心酔し、
少なくとも40年以上秘かに慕(した)っている女性の歌声を3回ばかり聴いたりしている。
http://www.youtube.com/watch?v=bJhXfWh3Mfw
【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一、唄・倍賞千恵子 】
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昼過ぎに買物を終えた私は、家から近い野川の遊歩道を散策した。
一昨日の午後より、風が強く舞い、夜半に雨がまじり、春の嵐のように天候が昨日の昼下がりまで続いていたが、
今朝は花曇で迎え、晴れ時々曇りの14度前後の穏やかな陽気となっていた。
多くの方たちは土曜休日のせいか、遊歩道は平日より多く、
桜花は満開となった中を家族連れで散策されたり、或いは自転車に乗る親子の姿が見られ、
私も人生のひとときの微笑みを感じたりした。
川の流れは清冽で、川面は昼下がりの陽射しを受けてきらめき、
川べりに淡い黄色の菜の花が咲きはじめていたので、私は思わず足を止めて、見つめたりしていた。
周辺を淡い黄色で彩(いろど)っていて、あと数週間過ぎれば黄色い帯のように川べりの一帯が染まるだろう、
と思いを馳せたりした。
このような情景に思いを寄せると、
♪菜の花畠(ばたけ)に、入り日薄れ
見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし
【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一 】
この歌を心の中で唄いだしていたのである。
この後、前方に観える桜の満開を眺めて、桜花の時節なのに、
『朧(おぼろ)月夜』の歌は少し早いじゃないの、と微苦笑したのである。
しかし私は幼年期は農家の児として育ったので、華やかな桜花より、
里に咲く菜の花の方が何かしら心身気楽に眺め、愛惜を覚えるのである。
そして齢ばかり重ねている私なりに、心の波長から『朧(おぼろ)月夜』を心の中で唄ったのかしら、
と苦笑したりした。
この後、私は再び歩きだして、
♪春風そよふく、空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し
【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一 】
心の中で唄いながら、歩いていた。
帰宅後、私は21歳以来このお方の歌声に心酔し、
少なくとも40年以上秘かに慕(した)っている女性の歌声を3回ばかり聴いたりしている。
http://www.youtube.com/watch?v=bJhXfWh3Mfw
【『朧(おぼろ)月夜』 作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一、唄・倍賞千恵子 】
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