夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

簾(すだれ)越しに、夏の季節を過ごせば・・。

2010-07-20 23:34:43 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の身であるが、
過日、梅雨明けとなった後、急激に連日猛暑となり、私は戸惑っている。

私は暑さが苦手の身であるが、殆ど毎日、スーパーに買物に行ったり、
散策をしたりしているが、
ときおり庭の手入れし、国内旅行を除き、大半は家の中で過ごすことが多い。


我が家は子供も恵まれず、たった家内と2人で、
古びた一軒屋に住んでいるが、毎年、梅雨の晴れ間から秋の彼岸の頃まで、
簾(すだれ)で夏の陽射しをさえぎったりしている。

簾を各部屋に掛け、家内の指導の下で、私は助手となっているが、
のろまな私は役立たずで、家内が殆どしているのが実態である。

洋間の場合は、雨戸、網戸、ガラス戸となっているが、
この季節はカーテンを外して簾とする。
そして和室も同様に、雨戸、網戸、障子であるが、簾をつけたりしている。

朝涼(あさすず)が残る朝の9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾にして、庭越しの風を通したりしている。

私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
ソファーに座り庭を眺めたりする時、ほのかな暗さがあり、
樹木、草花が涼しげに見えるのである。

先程、朝の庭を眺めていた時、ひとつの句が甦(よみがえ)ってきた・・。

    世の中を 美しと見し 簾かな

                 詠み人・上野 泰


この句は、長谷川櫂氏に導かれて知ったひとつである。

氏の解説に寄れば、下記のように綴られている。

《・・
陽はさえぎるが風を通す簾は、蒸し暑い日本の夏には重宝なもの。
王朝の昔、高貴な女性の中には、そのかげで一生を送る人もいた。
簾を透(とお)すと何もかも涼しげに見える。
古き世も人も過ぎ去り、今は簾だけが風に揺れている。
・・》

詠(よ)まれた俳人は、大正7年に生を受け、
昭和48年に亡くなわれた人であるが、
私は昭和のよき情感をとおして、
遥か彼方の古人の人たちへの愛惜を感じたりしている。

私は庭の樹木、初夏の草花を眺めながら、
とりとめなく千年前の女人のしぐさに思いを馳(は)せたりしている。

このような夢想の後は、ガラス戸、障子などを閉めて、
エアコンの冷風で涼しげな居間としたりしている。


私の現役時代は、数多くのサラリーマンと同様に、
多忙な歳月を過ごしてきたので、退職後の年金生活で初めて、
陽のうつろいと共に簾(すだれ)越しに、夏の季節を過ごし、
早や6年の夏を迎えている。


☆===========================☆
*恥ずかしながらブログランキングに参加しています。
 下段のマークを押し、次画面の『投票』を押して下さいますと、
 つたない私の無上の喜びとなりますので、お願い致します♪

日記<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過ぎ去り日々に、思いを重ね・・。

2010-07-20 12:08:13 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
2004(平成16)年の秋に民間会社を定年退職し、
まもなく偶然にブログの世界を知り、
私の幼年期からサラリーマンを卒業した定年までのことを何らかの形で、
心の整理をしょうと思っていた矢先であり、
私はブログの普及時代にめぐり逢え、幸運に恵まれたと感じた・・。

そして四つばかりのブログサイト、ブログに準じたサイトに加入して、
現在はふたつ加入している。
この間に書き散らかした3000通前後の投稿文を整理、統合をしたこともあり、
このような経過を得て、
私は定年後の年金生活の5年半の日々の思いはもとより、
幼年期から想いでも余すところなく綴ったりしてきている・・。

私は国内旅行とかパソコンが故障しない限り、
定年後の二ヶ月後から今日まで、毎日数通は投稿している。

先程、少しばかり定年後の日々を読み返したりし。
たった数年前のことといえ、
このような気持ち過ごしていたのかしら、と思ったりし、微苦笑した・・。


♪淡き夢 淡き恋
 遠き道 青き空

【『結詞』 作詞、作曲・井上陽水、編曲・川島裕二、唄・井上陽水 】


私は心の中で、唄いだして、過ぎ去った日々に思いを重ねたりしている。


♪今日をかけめぐるも
 立ち止るも
 青き青き空の下の出来事

【『結詞』 作詞、作曲・井上陽水、編曲・川島裕二、唄・井上陽水 】


そして私は、再び心の中で、愛惜し唄ったりしている。

http://www.youtube.com/watch?v=XyYxLj3CRPg
☆【『結詞』 作詞、作曲・井上陽水、編曲・川島裕二、唄・井上陽水 】☆


☆===========================☆
*恥ずかしながらブログランキングに参加しています。
 下段のマークを押し、次画面の『投票』を押して下さいますと、
 つたない私の無上の喜びとなりますので、お願い致します♪

日記<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

淡紅色の花、百日紅(ヒャクジッコウ)の花が彩(いろど)り・・。

2010-07-20 10:40:28 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
私は買物、散策に出かけたりすると、
街路樹、近所のお宅で、百日紅の花をこの時節に観かけたりする。

梅雨明けの後、急激な暑さとなった為か、
青い空の中、彩(いろど)り私は微笑んだりしている。

猿滑り(サルスベリ)として慕(した)われている樹木の夏の花のひとつであるが、
私の住む地域では、7月の中旬の頃から、秋にかけて長い期間に彩(いろど)ってくれる。

古人の人たちは、夏の季節に百日も咲き続けると称して、
百日紅と命名した、と私は何かの本で読んでいた。

http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_p_detail&target_plant_code=10
☆ NHKの『みんなの趣味の園芸』より ☆


私の実家にも百日紅の大きな樹木があるが、
私の小学生の頃には、夏休みの時などは、木登りをしたりした。

叔母達からは、
『猿も滑るくらい・・つるつるした樹だから・・気をつけるのよ・・』
とたびたび云われたした。

毎年、この淡い紅色の花が咲く頃、
夏休みが近づいてきた、と思いながら、
夏休みの期間を見守り、初秋の台風の季節まで咲いていた。

ここ数年、散策などでこの花に出逢うと、
小学生の頃が思い出されるのである。

私の住む調布市では、市の花として、
この百日紅が指定され、淡紅色、純白の花が街路樹などで彩っている。

こうした折、暑い夏は何かと私は苦手であるが、
この淡紅色の花を眺めたりすると、思わず微笑(ほほえ)んだりすることが多い。



☆===========================☆
*恥ずかしながらブログランキングに参加しています。
 下段のマークを押し、次画面の『投票』を押して下さいますと、
 つたない私の無上の喜びとなりますので、お願い致します♪

日記<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢者の私、猛暑の対策は・・!?

2010-07-20 08:05:02 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の身であるが、
過日、小・中学生が夏休みに入るのにあわせたかのように梅雨明けとなり、
急激に連日猛暑となり、私は戸惑っている。

昨日の19日も昼下りは33度、一昨日の18日は31度を超え、
本日の20日も34度が予報されている。

私は昨年より高齢者入門を許された65歳となっているが、
定年後は日常の買物担当となり、殆ど毎日スーパーに行ったり、
散策もしている。

この時節、長いズボンのストレッチ・パンズ、半袖のスポーツシャツ、
ウォーキング・シューズとなり、
夏の帽子を深くかぶり、サングラス、そして扇子を扇(あお)ぎながら、
大通りの歩道を歩いたり、遊歩道を歩くことが多いのである。
そして、ときおりハンドタオルで汗をぬぐったりしている。

帰宅後、洗面所で顔を洗い、エアコンの冷気の下で着替えて、
冷茶を飲んだりしている。

午後のひとときは、居間のはずれに簡易ベットを敷いて、
私はエアコンのゆるやかな冷風を受けながら、横たわり、
読書をしたり、まどろみながら昼寝をしたりしている。

暑さに苦手な私は、こうしたことが多く、ふしだらな生活を享受している。


私の現役時代は、中小業に勤めたサラリーマンだったが、
本社勤務が多かったが、この時節、ワイシャツとネクタイで満員電車に揺られ、
出社すると、まずはトイレの洗面所で顔を洗ったりした後、
自動販売機で冷えた煎茶を購入し、自席で飲みながら、始業時に備えたりした。

その後、55歳を迎える前、物流情報会社に出向となり、
物流会社の倉庫で、冷房がないフロアーがあり、
不馴れな最初は眩暈(めまい)を感じたりした。

この時は、外廻りでスーツにネクタイの必須で勤務される人のことを考えたり、
或いは炎天下の下で業務をする人を思いながら、
耐えたりしたのが本音である。
ともかく、気力が勝負のひとつだ、と奮闘をしたりした。


このような現役時代が過ぎれば、
年金生活の今は、少しの時間で買物、散策をすれば、
帰宅後の天国のような時となるので、
炎天下の中を姿勢を正しながら歩いている。

ときおり、川沿いの遊歩道を散策したりしているど、
大きな樹木の下の付近のベンチで休んだりする時ある。

木陰で涼んでいて、ときおり微風を身体に受けると、心地よくなり、
贅沢なひとときと思ったりしている。


☆===========================☆
*恥ずかしながらブログランキングに参加しています。
 下段のマークを押し、次画面の『投票』を押して下さいますと、
 つたない私の無上の喜びとなりますので、お願い致します♪

日記<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする