夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

物忘れに効く、脳によい生活の送り方、高齢者の男性の私でも、こっそりと学び、やがて微笑み・・。

2018-05-30 15:25:51 | ささやかな古稀からの思い

先程、長らく愛読しているネットの【NIKKEI STYLE】の『ライフ』コーナーを見ている中で、
『 物忘れに効く、脳によい生活の送り方 』と見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、
私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や14年目となっている。

こうした中、
私は65歳の頃から体力の衰えを実感させられたり、恥ずかしながら70歳を過ぎた頃から
物忘れが多くなった、と改めて気付き、
独り微苦笑する時もある・・。

たとえば家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、その地の情景などは鮮やかに重ねることができても、
肝心の地域名が言葉に出来ないことが、もどかしさを感じることがある。

こうした深情を秘めている私は、『 物忘れに効く、脳によい生活の送り方 』を学ぼうと思い、
クリックして、記事を開いてしまった・・。

                         
        
             
そして驚いたことには、【NIKKEI STYLE】の中に初めて見る【WOMAN  SMART】が、
明示されて『ライフスタイル』の中のひとつと判り、女性専用の記事と知り、溜息をしてしまった・・。

やがて女性専用の記事だって、『物忘れに効く、脳によい生活の送り方』は、男女、そして年代を超える課題であり、
こっそりと私は学ぼうと、記事を読み始めたりした・・。

この記事の原文は、『日経WOMAN』2015年11月号増刊の『日経WOMANsoeur』の記事のひとつであり、
ライターの佐田節子さんが再構成されて、関連の基幹サイト【NIKKEI STYLE】に於いて、
2015年12月15日に配信されていた。

そして少し古い記事であるが、物忘れに関しては、すべて時空を超越するょ、
と私は思い、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。
 

              

《・・40代から自覚が増えてくる「物忘れ」は、実は更年期によくある症状のひとつ。
物忘れへの対策をとれば、将来の認知症の予防にもなり、一挙両得です。

脳によい生活の送り方を専門家に聞きました。

更年期の物忘れは、工夫次第で、十分に対応可能だ。
物忘れが多くなったと嘆くだけでなく、攻めのアクションを取ること。
これが脳を元気にするコツといえそう。

「更年期の物忘れの中心は、脳の『ワーキングメモリ』の機能の低下ですが、
これは脳によい生活を送ることで、比較的簡単に回復させることができます」
と話すのは、TVでもおなじみの脳科学者で人間性脳科学研究所所長の澤口俊之さん。

ワーキングメモリは、「作業記憶」と呼ばれるもので、
会話や料理、計算、予定などいろいろな作業や目的を遂行するために、
一時的に記憶したり、記憶を引き出したりする機能のこと。

「その機能をできるだけ多く使うこと、そして運動や食事で脳を守り、鍛えることが重要。
更年期の物忘れ対策も将来の認知症予防も、結局やるべきことは同じですから、
脳にいい生活習慣を今から身に付けておくことをおすすめします」(澤口さん)

              

■対策1 運動

体にも脳にも効果 ちょっときつめのウオーキングを

「物忘れ対策のイチ押しはこれ」と澤口さんが太鼓判を押すのが、ウオーキングなどの有酸素運動。

「認知機能を改善させたり、認知症を予防したりすることが、いくつもの研究から明らかになっています。
ウオーキングで、認知機能テストの点数がアップしたという報告もあります」と澤口さん。

運動をすると体全体の血流がよくなり、脳を巡る血液量も増える。

ワーキングメモリの中枢である「前頭前野」や記憶を司る海馬は、
もともと血液量が特に多い場所なので、血流が低下すると、老化も進みやすくなるそう。
それを防ぐためにも、日常的な運動が欠かせないのだ。

「いろいろな研究結果を総合的に判断すると、多少汗ばむくらいの早歩きを1回20分程度、
週に3回以上続けるのが効果的。
エアロビクスなどの有酸素運動でもOKです」(澤口さん)

また、日光を浴びて、運動するとより効果的。
「光を浴びると、認知症の発症率を下げるビタミンDの合成が促されます。
ビタミンDには、うつ病のリスクを下げる効果もあるので、
日中の屋外でのウオーキングをぜひ習慣化して」と澤口さん。

              

■対策2 食事

ビタミンDやベリー類、コーヒーは認知機能に効果あり

生活習慣病を防ぐようなバランスのよい食事が基本だが、
個別の食品や栄養素の効果も明らかになっている。

「近年の研究で、認知機能への効果が確認されているのは、
コーヒー、ブルーベリーなどのベリー類、ビタミンDが代表的です」と澤口さん。

コーヒーは、カフェインが脳によいそう。
1日1杯以上飲むと、認知機能の低下が約半分に抑えられたという報告も。

「飲む目安は1日1~3杯程度。
ただし、甘くしすぎてはダメ。
過剰な糖分は、ワーキングメモリの機能をを下げてしまいます」(澤口さん)

イチゴやブルーベリーは、抗酸化作用が、認知機能にプラスに働くそう。
またビタミンDは、不足すると認知機能の低下が早まるという報告がある。
魚を積極的に食べたり、日光に当たったりしてビタミンDをしっかり補おう。

最新の研究では、腸内細菌と認知機能との関係も指摘されているという。
「脳のためにも、腸内環境をよくしておくといいでしょう」(澤口さん)

              

■対策3 会話

人と話す、孫の世話をする 孤独は脳の大敵

脳の機能を低下させないためには、脳を使うに限る。

その代表がコミュニケーションだ。
「友人や家族との会話は、とても重要。
ワーキングメモリを存分に使いますから、脳も自然と活性化します。

また、孫の面倒を見ることが、女性の認知機能アップに貢献するという報告もあります」と澤口さん。

ほかにも、本を読んだり、旅に出たり、いろいろな体験を積んだりすることも大切。
これらは「認知的蓄え」と呼ばれ、多ければ多いほど、認知症になりにくいともいわれている。


一方、よくないのは、孤独。
一人で、ぼーっとするのは、脳の大敵。

「人間は社会的な動物ですから、人と交わるのが基本。
人と直接話すのはもちろん、フェイスブックで、たくさんの友人と交流したりすることも、
脳にはよい刺激になります」(澤口さん)・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

私は定年後に、多々の理由で年金生活を始めたりした・・。

そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、

家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買物、料理、掃除などの家事で、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
         
そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。

そして家内から依頼された品を求めて、自動車も所有できない我が家は、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

帰宅後、やはり私は独りで、我が家から歩いて3キロ範囲にある遊歩道、小公園を散策をし、
四季折々の季節のうつろいに心も身もゆだねている。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

                         

やがて帰宅後、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、
お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。

そして午後の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。

このような年金生活の一日を定例事項のように過ごしてきた・・。

              

例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の13年半を過ごしてきた。

そして家内は、ときおり家内の母宅に介護に6泊7日前後で行き、我が家は私が『おひとりさま』になるが、
殆ど平素の日常生活と変わらないで、過ごしたりしている。

              
  

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は幾たびか重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

              

今回の『物忘れに効く、脳によい生活の送り方』に於いて、対策として運動、食事、会話の三か条を学び、
多々教示されたりした。

そして食事の中で、イチゴ、ブルーベリーは家内は好きで良く食べているが、
私は殆ど食べていないことに、苦笑したりし、これ以外は殆ど合格かしら、と微笑んだりした。

しかしながら、この世はまさかの出来事もあるので、私はやがて物忘れが多くなり、
いつの日にか認知症になることを恐れているので、
初心に戻って、運動、食事、会話の三か条の実践を深めて、第一目標として、
何とかボケないで後期高齢者の入門75歳を迎えたいなぁ・・と思い深めたりしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする