夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『グーパー・スクワット』、高齢者の私は初めて学び、セカンドライフの何よりの朗報だ、と微笑みを重ねて・・。

2018-05-21 15:27:08 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読しているネットの【枻(エイ)出版社】を見ている中で、
『 目指すは「ピンピンコロリ」。
          毎日1分間のグーパースクワットで脳や体の老化を防ぐ 』と見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後39年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

そして私たち夫婦は、子供もいないので、介護などは頼れる人はいなく、
いつの日にか介護を要する身となった時は、介護施設に入居するか、或いは自宅でするか、
漠然としながらも思案し、ときおり私たち夫婦は話し合ったりしている。
        
ここ数年、私が何よりも恐れていることは、認知症となり、自身が正常に自覚をできないことである。
私は親戚の方、知人の方とか、本などで認知症の悲惨さを少しばかり学んだりし、
たとえば私が認知症となり、介護をしてくれる家内の身を案じるとたまらないのである。

或いは逆に家内は認知症となり、私が看病する場合も同様である。

認知症の本人は介護して下さる方も解らず、
何よりも介護する方は、看病する張り合いがないと思われるからである。
                                     
このような私の思いから、認知症になる前に、ポックリとこの世と別れを告げたい、と思ったりする時もある。
或いは
私たち夫婦は、大病に遭遇せずに、いつの日にか、苦しまずに安らかに、逝きたいと願っている。

            

しかしながら、私は確か5年前の頃に「ピンピンコロリ」は難しい、とネットの記事で学んだりした・・。

がん医療の権威で終末期医療に詳しい大野竜三医師(愛知県がんセンター名誉総長)は、
『・・ピン・ピン・コロリ。それは中高年なら、誰もが願う生き方でしょう。
でも、そう簡単なことでは、ありません。

現実的に60歳以上の日本人がコロリと逝くとしたら、心筋梗塞か、脳出血か、脳血栓かと思いますが、
救急搬送されれば、救命措置が施されるでしょう・・』
と私は学び、苦笑したりした。
          
そして『急性心筋梗塞』の場合は、《“バットで思い切り、胸を叩かれた感じ”、
“熱した鉄棒を、左胸のあたりに、突き刺されたみたいだった”と口にしていた。
・・手足をバタつかせて、もがきながら、救急車内で搬送中に、心肺停止するケースもありました」・・》
と何かと小心者の私は学び、動顛しながら勘弁してほしい、と瞬時に思ったりしてきた。

このような深情を秘めた私は、今回の見出しの《 グーパースクワット 》って、
どのようなことですか、と思いながら
記事を読んだりした。

この記事の原文は、デュアルタスクスクワットを考案された西川佳克(にしかわ・よしかつ)さん、
そして医学博士の米山公啓(よねやま きみひろ)さんが医療監修された『老けない脳と体をつくるスクワット』の本で、
枻(エイ)出版社の編集部が一部紹介された記事で、ネットの【枻(エイ)出版社】】2018年5月16日に配信され、
無断ながら記事を転載させて頂く。

            

《・・厚生労働省が公表した2016年の「健康寿命」は、男性が72.14歳、女性が74.79歳。
一方の「平均寿命」は男性が80.98歳、女性が87.14歳となっており、
その差は男性が約9歳、女性が約12歳。

健康寿命とは、健康上の問題がない状態で、日常生活を送れる期間のことで、
この2つの数字からは老後の10年ほどは、何かしらの健康不安を抱えた状態で過ごしていることが分かる。(編集部調べ)

超高齢化社会を迎える日本において、この10年が及ぼす影響は計り知れない。
老後を迎える本人はもちろん、支える側の家族にとっても大きな負担としてのしかかってくるわけで、
できるだけ健康寿命を延ばしたいのは、双方の願いだ。

            

☆お年寄りが口々に言う「ピンピンコロリがいい」

元NHKテレビ・ラジオ体操指導者としておなじみの西川佳克さんは、
2001~2016年の15年間に全国を飛び回り、子どもたちからお年寄りまで、
延べ50万人以上の人たちと触れ合ってきた。

そんな西川さんによると、「お年寄りは口を揃えて『ピンピンコロリ』がいいと言います。
将来、認知症などの病気になって、家族に介護されたり迷惑をかけたくないと、
みなさん一生懸命に体のことを考えているように感じました」という。

家族のためを思う『ピンピンコロリ』は、自分のためでもある。
年を重ねれば、体や脳も老けていくのは、仕方のないこと。

しかし、自分の足で歩ければ、好きな時に好きな場所に行けるし、脳が健康であれば、快適に毎日が過ごせるからだ。

そんなお年寄りの気持ちに応えたいと西川さんが考案したのが「デュアルタスクスクワット」。

ポイントは2つ以上のことを同時に行うことで、
このスクワットには西川さんがこれまでの体操の経験で培ったアイデアがたっぷりと詰まっている。

お金がかからず、続けやすい強度で、且つしっかりと負担がかかり、脳にも体にも刺激を与えることができる。
老けない脳と体をつくるスクワット、それがデュアルタスクスクワットだ。

            

☆はじめる前に大切な4つの約束ごと

それでは、いくつもあるデュアルタスクスクワットのパターンの中から、
基本の「グーパースクワット」のやり方をご紹介しよう。

はじめる前に下記の4つは必ず守ってほしい。

1.息を大きく吸って吐くことを意識しよう。動作に集中しすぎると息を止めがちになるので注意。
2.無理は禁物。体のどこかが痛い、体調が悪いときは休む。
3.気持ちいい、ややきつい程度のスクワットを短時間でもいいので、1日でも長く続けることが大切。
4.できれば裸足で。サイズの合わない靴を履いていると血液の循環が悪くなる恐れも。

ではグーパースクワットをスタート!

まずはスタンバイの姿勢から。
視線を正面に向け、手は真横に下して余計な力を抜く。脚は肩幅よりやや広めに開く。


脇をしめてしっかり親指を上に両手を握り「フー」と息を吐きながらヒジを曲げて腕を後ろに引く。と同時に腰を落とす。
このとき、内股やガニ股にならないように、ヒザはつま先と同じ方向に曲げる。


息をすばやく吸いながら立ち上がり腕を伸ばして手を大きく広げる。

1分間に18~20回を目安に、1分間これを繰り返す。

 
(出典:『老けない脳と体をつくるスクワット』

Point[1] 「フー」と息を吐く
Point[2] つま先よりヒザが前に出ないように腰を斜め後ろに引く
Point[3] すばやく息を吐く
Point[4] 腕が肩よりも上に上がらないように


☆なぜデュアルタスクスクワットは、脳と体の老化防止に役立つのか?

Point[1]
デュアルタスクスクワットのポイントは、スクワットと手をグーパーにするなど異なる動作を同時に行うこと。
この時、脳が一時的に混乱し、その混乱を整理しようと活性化、その結果、神経細胞に刺激が加わるというわけだ。

Point[2]
通常、筋肉量は、加齢にともなって減少していくが、下半身の筋肉の減少率が、もっとも高いとされている。
そこで、下半身の中でも大きい筋肉である太モモを鍛えることで、筋肉の減少を防ぎ、体全体の代謝も上げ、全身の血行もよくなる。

デュアルタスクスクワットは、脳と体にいいのはもちろん、通常のスクワットに比べて運動量が高い。

西川さんが実際に、平均年齢72歳、男性14名・女性17名の31名を対象に、
ノーマルスクワットとデュアルタスクスクワットを実践してもらったところ、
デュアルタスクスクワットの方が、運動強度が約5%ほど上回ったそうだ。

脳は学習するので、繰り返すうちに無意識にグーパースクワットができるようになってしまう。

それでは、脳が退屈して、神経細胞に刺激が入らない。
そこで、グーパーだけではなく、手を「グーチョキパー」に変えてジャンケンをしてみたり、
スクワットの時に体をひねるなど、バリエーションを増やして長く続けることが、効果アップの秘訣だ。・・》

注)記事の原文をあえて改行を多くした。
            

ここ数年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、いずれも大病で入退院を繰り返した後、この世を去ったり、
ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。
                      
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフ健康体の三種の神器として思い、やがて信愛を重ねて過ごしている。


そして私は殆ど毎日、我が家の3キロ範囲にある遊歩道、公園などを散策し、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

今回、初めて『グーパースクワット』を学び、もとより身体に良いし、脳の活性化になるし、
高齢者73歳の私としては、セカンドライフの何よりの朗報だ、と微笑んだりした。

そして私は何かと不器用であるが、『グーパースクワット』を少し真似事を始めたりし、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病、そして寝たきりなども無縁でいたい、
と念願したりしている

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