夏の長雨はジメジメとして憂鬱なものですが、草木も眠る丑三つ時、暇を持て余し、円山応挙を模して幽霊画などを一幅。
下手な幽霊のモデルにされてしまった「カマキリ」さんこそ可哀そうではありますが、幽霊と言えば柳の木の下で、ややうつむき加減に両手を力なく構えるお決まりのポーズ。しかしながら、「カマキリ」の目力といい、恨みにやつれた撫肩といい、幽霊のモデルにはハマり役ではないかと悪乗りが段々高じてきました。
昔、(亡)湯川秀樹教授のエッセイでしょうか、国語の試験問題に使われたことを思い出しました。確か、物理学的に証明(否定)されていない物の存在を信じるか、信じないかといった内容であり、幽霊が取り上げられていたような記憶があります。
湯川教授の記述ではありませんが、ニュートリノ粒子は物質透過性が高く、質量も無いまたはあっても非常に小さいと考えられていましたので(当時)、その集合体は幽霊にはぴったりである。しかし、人を呪い殺してしまうほどの情念が、ニュートリノ粒子に宿るとも思えませんがねぇ。

幽霊と言えば、某工事事務所の伝説的な話。国道とは名ばかりの県境の峠道をパトロールしていた屈強の男性職員が、それも昼日中から、何人も幽霊を見るのであります。パトロール帰りの職員は、ただ、ガタガタと震え、自宅の布団にくるまって、恐怖から二度とあの場所には行きたくないと言う。大の男がこの有様なのですから、かなり信憑性の高い話ではあります。
その峠道は、かつて福島県喜多方市に至る道で、今では道路改良も進み、片道1時間30分程度で喜多方市慶徳町川前に行けるようになりましたが、20年程前は、この峠道か土湯方面を迂回し、喜多方市に釣りに出かけていたので2時間30分は有にかかっていました。
夜中の2時頃にほとんど睡眠も取らずに出発し、一日釣りをして帰るものですから、帰り道はどうしても睡魔に襲われます。一度、改良された新道のトンネルを通過中に居眠り運転となってしまったのでしょうか…トンネルの出口の方から黒い枠が、私の目の前に迫ってきました。
何と目の前に迫ってきたものは、亡くなった祖母の遺影でありました。
ハッとして、目が一遍に覚めてしまったのは言うまでもありません。居眠り中の大脳皮質が夢として見せたものか、はたまた祖母があの世から注意を喚起したのか定かではありませんが、ほんの数秒間の出来事で命拾いしたことは間違いありません。
下手な幽霊のモデルにされてしまった「カマキリ」さんこそ可哀そうではありますが、幽霊と言えば柳の木の下で、ややうつむき加減に両手を力なく構えるお決まりのポーズ。しかしながら、「カマキリ」の目力といい、恨みにやつれた撫肩といい、幽霊のモデルにはハマり役ではないかと悪乗りが段々高じてきました。
昔、(亡)湯川秀樹教授のエッセイでしょうか、国語の試験問題に使われたことを思い出しました。確か、物理学的に証明(否定)されていない物の存在を信じるか、信じないかといった内容であり、幽霊が取り上げられていたような記憶があります。
湯川教授の記述ではありませんが、ニュートリノ粒子は物質透過性が高く、質量も無いまたはあっても非常に小さいと考えられていましたので(当時)、その集合体は幽霊にはぴったりである。しかし、人を呪い殺してしまうほどの情念が、ニュートリノ粒子に宿るとも思えませんがねぇ。

幽霊と言えば、某工事事務所の伝説的な話。国道とは名ばかりの県境の峠道をパトロールしていた屈強の男性職員が、それも昼日中から、何人も幽霊を見るのであります。パトロール帰りの職員は、ただ、ガタガタと震え、自宅の布団にくるまって、恐怖から二度とあの場所には行きたくないと言う。大の男がこの有様なのですから、かなり信憑性の高い話ではあります。
その峠道は、かつて福島県喜多方市に至る道で、今では道路改良も進み、片道1時間30分程度で喜多方市慶徳町川前に行けるようになりましたが、20年程前は、この峠道か土湯方面を迂回し、喜多方市に釣りに出かけていたので2時間30分は有にかかっていました。
夜中の2時頃にほとんど睡眠も取らずに出発し、一日釣りをして帰るものですから、帰り道はどうしても睡魔に襲われます。一度、改良された新道のトンネルを通過中に居眠り運転となってしまったのでしょうか…トンネルの出口の方から黒い枠が、私の目の前に迫ってきました。
何と目の前に迫ってきたものは、亡くなった祖母の遺影でありました。
ハッとして、目が一遍に覚めてしまったのは言うまでもありません。居眠り中の大脳皮質が夢として見せたものか、はたまた祖母があの世から注意を喚起したのか定かではありませんが、ほんの数秒間の出来事で命拾いしたことは間違いありません。