その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

盛況!夢屋加工所

2009-07-02 20:24:20 | 世迷言
夢屋王国の経済的な独立を目指し「夢屋加工所」を設立しました。まずは、昨年の秋から栽培してきた「らっきょう」を漬け込む作業に取り組みます。国王兼所長兼従業員。帰宅してからお決まりの缶ビールをひと缶。台所の空きを待って作業開始です。漬け込む以上は、洒落たカレーショップに卸せるようにと整形作業を始めたのですが、ザル一杯…さすがに1時間以上掛かりそうです。そこで、パートのおばちゃん(妻)を雇いました。
「お願い、手伝って…。」(弱気な夢屋)
「こんなに一杯(沢山)、誰食うなや?(食べるの)」(パートのおばちゃん)
「友ちゃん(二女)だごで…。」(夢屋)
まさか、夢屋王国維持のための資金作りとは言い出せませんので、おばちゃんの弱みである子どもをネタにパート作業に巻き込みました。この位のウソを軽くつけるようにならないと我が家の夫婦生活は維持できません。
「かなり小粒なんだけど…。」(パートのおばちゃん)
「父ちゃんは、らっきょうもお乳も小ぶりが好きだから…。」(夢屋)
「ボコ…」(張り倒される音)
パートのおばちゃんのお陰で、作業時間は1時間弱。仕事量の見積もりはバッチリです。
            
夢屋王国に新たな国民が出現しました。『アキアカネ』です。初夏なのに「ナツアカネ」では無く「アキアカネ」が出現するのか…理由は分かりませんが、胸の模様は『アキアカネ』です。これから一旦、山に出稼ぎに行くようです。6月28日(日)の蛭沢湖では、ヤンマやイトトンボを目にしていましたが、夢屋王国の田圃では、3日前に初めて羽化したての『アキアカネ』を見つけました。今日、田圃に行くとまぁ、居るわ居るわ。ようやく梅雨らしい雨の夕方、稲の葉にしっかりしがみついて居りました。
こうしてトンボを眺めていると、吉田拓郎さんの『夏休み』のフレーズを思い出します。「麦わら帽子は、何処へいった♪畑のとんぼは、何処へいった♪」もう少しすれば、娘たちも夏休み。らっきょう漬けは、それまで冷蔵庫で保存しておきます。

追記)10日も遅れて、娘たちから「父の日」のプレゼントが届きました。
何故か「扇子」…これで暑い夏を乗り切れということなのか、もう少し文章のセンスを磨けということなのか分かりませんが、素直に「うれしいデス」
コメント (2)
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