春、田んぼに水が入って大合唱していたアマガエルの声はいつの間にか消え、今はコオロギの鳴き声が響いております。ここは『夢屋国王』の領土であるにも係わらず、夜通し鳴いて自分の縄張りだと主張する。彼らは前脚に鼓膜を持った耳(ぎょうざのような耳じゃないですよ^^;)があることが分っており、物音や他の個体の鳴き声を聞き取っていると言われております。「聞く」というよりは、空気の振動を感じていると表現した方が正確なような気もしますけれど…。『夢屋王国』の国土面積は約3,000㎡、コオロギが鳴いて死守している領土は、一体どの程度の面積に及ぶのでしょうか?任意に草むらを1㎡ほど切り取って、そのエリアに存在する♂の数をかぞえれば、概ねの♂一匹の占有面積が弾き出せると思うのでありますが、今のところ畑の作物に実害を与えない昆虫については、私の身体に余裕が出来た時の調査課題として取っておきましょう。彼らの奏でるセレナーデが、コロコロと太った♀のお気に召せば、彼らの一生の目的は大方達成されたことになるのでありまして、私の睡眠を妨害しない程度の歌声であれば、「君のためにだけ創った唄~♪」と半ば詐欺師的な詩の文句であったとしても許してあげることにしましょう^^;
「秋茄子は嫁に食わすな。」などと申しますが、美味しい秋茄子を憎き嫁に食わせるのはもったいない。あるいは、秋茄子は身体を冷やすから、大事な嫁には食べさせるな、といった意味であると言われますが、私は嫁いびりの前者の説を支持するのであります^^;(我が家のオッカーは、茄子漬があまりお好きではないようですから、嫁いびりにはならないので大丈夫です。)
昔は、塩だけで漬けたナス1個で、ご飯は一膳食べられるなどと、嫁が食卓のナスに手を出すと嗜めた姑がいらっしゃったそうでありますが、今時、ナス1個で飯を食べろなんて言われたら、即、家を出て行かれてしまいますけど…いや、出て行くことを期待して、そう仕向けるのもひとつの手段かもしれない^^; いやいや、そんなことをしたら、明日から私の夕餉のおかずはナス一品ということにも成りかねないので、思ったとしても口に出してはいけない。そうである。初心に帰って「君のためだけに、作ったナス~♪」コオロギ♂と同じように、詐欺師的な詩を歌いながら、このテリトリーに留まっていただけるよう誠意を尽くさなければならないのであります。
昨日は、ナス漬けとナスの煮物とキュウリにレタス…たまには、肉食いてぇ~!!!!!