その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(ふぁいと)

2012-08-28 08:35:41 | 夢屋工房

朝から何故かボーっとした午前中、案の定、最高血圧が100を切りそうな状態であります。齢50にも係わらず『夢屋国王』は低血圧症に悩まされるのであります^^; 昼ご飯を食べた直後は、胃袋の周辺に血液が集中したためか、さらに具合が悪くなる。こんな時は無理をせず休むに限るのでありまして、稼動するのが今年2回めのエアコンが効いた茶の間で眠ること3時間…単なる寝不足のようであります。夕方、トラクター『シゲオちゃん』のエンジンを掛け、『シゲオちゃん』の実家である『ミチヨばあさん』の小さな畑を耕運する。秋野菜を植え付けるまで、まだ10日ほど余裕があると思うのでありますが、お年寄りは「気揉み症」(心配して時期を待って居られない症状^^;)であるから、『夢屋農園』の仕事も溜まっているのに、あれこれ世話を焼いてやるのであります。
今年、タマネギと秋野菜を植えようと思っている場所は、草むしりも終わっているので、枯れ草を集めるだけで耕運にはさほど時間も掛からない。そんなところに『セイジさん』が生産組合の旅行の打ち合わせにやって来た。予め準備してあった缶ビールをお茶代わりに、しばらくの間、『夢屋カフェ』で談笑する。
「今年は、面白くない年だ。」と彼は嘆く。
生産組合員たちは、年老いて年々減少し、今年は壮年層グループも体調不良や不幸が重なっております。ましてや、猛暑日の連続で、大豆(だだちゃ豆)は黄色く葉が枯れ、登熟期の水田は胴割れ米の発生が心配されるのであります。お天気商売とはいえども、やっている努力が報われないのは、確かに面白い訳が無いのであります。


カモノハシに化けた『柴犬コウ(本名:さくら)』

偶然ではあるけれども「時無しニンジン」という名称を見て、7月中旬にニンジンの種を播いてしまいましたが、8月初旬に播いた方々は芽が出なくて苦労しているらしい。そう『夢屋農園』のニンジンは、雨が降らないと嘆きながらも、葉が繁茂し風に揺れているのだから…偶然や幸運や不幸は、紙一重のところで起こっていて、今年学んだことが、必ずしも来年に繋がるとは限らないのであります。何でこんなことを続けているのだろう…自分自身に問いかけていると、何故か「中島みゆきさん」の「ファイト」という歌詞が浮かぶのであります。

ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる
ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

ここで言う「ファイト!」とは「がんばれ!」などという掛け声ではないのであります。「ファイト!」…「闘え」という命令形。理不尽な社会や環境と闘う。いじめと闘う。「がんばれ!」なんて中途半端に励ますから、意志が崩れてしまうのであります。人生なんて楽しいことの方が少なくて、大人たちだって重石に押し潰されそうになってしまう。押し潰されそうになる自分と闘い続けなければならない…人生って辛いよねぇ。
自殺なんか考えている少年少女たちよ。くたびれかけたオジサンたちも闘っているのだよ^^;
サギソウの花言葉は「芯の強さ」なのであるから…。

コメント (2)
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