その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(しびれ)

2012-08-17 20:18:04 | 夢屋工房

最近、気になる女の子…『夢屋国王』の初恋の人に似ている…いや、二番目に憧れた人…とも違う、そう三番目に恋した彼女の子どもかもしれない…^^; な訳は無いのであります。何故なら、三番目に恋した彼女は、若き日に、この世の中から居なくなってしまったのでありますから。
盆の16日は、お帰りの日であるから、送り火など焚いて彼女の霊を送る…残念、我が在所には「送り火」の習慣は無いのであります。送る立場から、そのうち送られる立場になる…早い遅いの違いはありますが、今、生きている者たちにも平等に死は訪れるのであります。早世を不幸と思うことなかれ、残された者の心には、その方の想い出がいつまでも生き続けるのでありますから…。
だからと言って、死に急いではいけない。生き物には与えられた寿命というものがあって、楽しかろうが苦しかろうが、与えられた命があるうちは、精一杯生き続けなければいけない。死に急いでもいけないが、生き急いでもいけない。平々凡々、今を生きているのか死んでいるのかも分らないような毎日ではあるけれども、生きている内は、息をし続けなければいけないのであります。
もし、今が苦しくて死を選ぼうとしている君が居るとしたならば、もう少しだけ先延ばしに出来ないだろうか?どうせ、その内、皆に平等に死は訪れるのであるから、無理して死を選ぶ必要はない。生きれるだけ生きて、苦しみ、楽しんで、また苦しめば良い。今が、最低最悪の状態だとすれば、あとは楽しいことしか残っていないはずなのだから…^^;

腰に鈍痛が走る。肩が上がらない。指先に痺れを感じる。目が霞んで見えない…体の変調を数え始めたらきりがない。歳を重ねたのである。ゴルフはそこそこのスコアを残すことが出来たし、野球をする必要も無くなっている。キーボードをまだ叩く事は出来るし、つまらない新聞記事やオッカーの不始末を見る必要がない…必要が無いから衰えても差し支え無いのである。
娘たちも息子たちも、今輝かずして、いつ輝くのか?気になる女の子たちは、今を盛りに輝かなければいけないのであります。生きている必要が無いなどという生き物は、この世にはいない。今、死を選ぼうとしている君にも生きる意味があるのであります。死んで、今の苦しみから逃れる…一寸待ってください。親たちは、貴方の死によって、貴方以上の苦しみを味わうことになるのですから。
あ”~お盆は、陽気な『夢屋』も何故か宗教してしまうのであります。

コメント
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