今日はようやく最高気温の話題から逸れることが出来そうです^^;
昨日のまとまった雨のお陰で、畑にも幾ばくかの潤いが…折角の機会なので、ニンジンを間引き、追肥をして土寄せをする。三畝ほどのニンジンではありますが、ざっと数えただけでも200本以上のニンジンが育っております。間引いたニンジンを洗い、ニンジンスティック替りに丸かじりしてみますが、結構強烈な味がする^^; 昔はニンジンやピーマン、トマトなどは、子どもが嫌いな野菜のベスト3にランクされたものでありますが、今ではハンバーグなどの付け合せに使われることから、逆に好きな野菜に上げられているとか…しかし、間引いた未熟なニンジンは、昔ながらの強烈な風味が口の中に残ります。一日、一本ずつ消費しても200日…かなりの量を栽培してしまいました^^;
今年の夏は、トマトとニンニクとバジル風味のパスタを…友人『ノロ君』の要求に対し、『第2サティアン』脇に数本、種から栽培してみましたが、もう花が咲いてしまいました。バジルという植物が一体どの程度の株になるのかも知らないものだから、今年は遠慮がちに植えてみましたが、明日にはお約束のニンニクとトマトとバジルのソースを作ってみて、来年栽培量を増やすかどうか決めたいと思います。今のところ『夢屋農園』の作物は、試験栽培の状態なので、自家消費分以外は、出稼ぎ先やお袋の入所するグループホームやご近所さんに配ることで消費しております。販売用の品質まで高めるためには、もう少々お勉強が必要ですが、多品目栽培なので学ぶべきことが多過ぎて、結果中途半端になるのかも知れません。土地に合った作物や年間サイクルを考えながら栽培する品目を絞り込むのは、もう少し先のようであります。
「晴耕雨読」などと申しますが、「曇耕晴読」…曇り空の下、草むしりをして植え床を作り、ブロッコリーを植え込む。お昼ご飯を食べて日中の暑さを避けて読みかけの小説をめくる。こんな生活が続けられるならば、田舎のスローライフも満更ではないのでありますが、曇天と言えども汗が滴り落ちる暑さであります。朝から数えて3度、シャワーを浴びてシャツを着替えなければならないような状態であり、どこがスローライフなのかと笑ってしまうのであります。作業が辛いならば止めてしまえば良いこと。汗をかきながら、何でこんなことをしているのかを考えるに、ひとつひとつの作業に区切りが有り、自己完結が出来る。これで商品販売までこぎ着ければ充実感も増すというものだが、そうでなくても成果や果実が確実に手に入る。自分の考え方や作業が結果につながり、作業や技術は自己責任の中で成長させ、進歩させることが出来る。お百姓さんの楽しみは、そんなところにあるのかも知れない。問題は、これだけでは食って行けないこと位だろうか^^;
明確な販売戦略と品質を高めるための技術を磨けば、これから夫婦で生活する分位の収益は上げられると思うのでありますが、今風の標準生活を望むのならば、出稼ぎに行くのが手っ取り早いのでありまして、まぁ、老後(退職後)の生活のための準備段階として、日々修行に励むのであります。
意外にもバジルの花言葉は、「良い望み」であり「何という幸運」だそうであります。明日はバジルソースに挑戦…幸運が訪れることを期待して、また修行の旅に出かけるのであります^^;