山形県高畠町は『夢屋国王』の期待どおり、今日で3日連続の県内最高気温(36.7℃)を記録しました。山形市を抜いてトップを走り続けております。この暑苦しさを近隣にも分けてあげましょう^^;
さて、『夢屋国王』は出稼ぎ先で、この暑さで頭に変調を来たしたオジサンに呼び出され、午後の貴重な時間の大半を費やしてしまいました。この暑さでありますから、身体に変調を来たすオジサンやオバサンが居たとしても仕方がない。ある一定温度を超えてしまえば、体内の酵素(タンパク質)が変性し、生命体の命を奪ってしまう危険があるのでありますから、異常行動や警報が発せられたとしても致し方ないのだと思えばやり過ごすことも可能なのであります。3学期制を敷いている県内の小中学校はそろそろ2学期の始まりであります。この世の中で、最も暑くて最も寒い所が実は小中学校でありまして、オアシスである保健室を除けば、冷房無し、暖房はストーブのみという学校がほとんどなのであります。自宅ではエアコンで快適にお勉強が出来るのに、わざわざ学校で暑い中お勉強をしなければならない子どもたちは、実にお気の毒としか言いようがない。そして、夏休みの自由研究…goo友である『さゆママ』のお子たちは夏休みの宿題を終わらせることが出来たのだろうかと、他所様のお子たちのことを心配するのであります。(『さゆママ』が『オニママ』に変身していないことを祈るのであります^^;)これもまた年中行事のひとつとしてやり過ごすことが出来れば、子どもたちには、いつもの優しい『さゆママ』が帰って来るのでありまして、人生は辛抱であるという変な教育を自然と身に付けていくのでありますよ^^;
朝露の海でもがく小さな虫…
どうやら表面張力で水滴から脱出出来ないようであります。
連日の猛暑で、県内上空の大気は不安定…夕刻、ゴロゴロゴロという雷鳴とともに久し振りに雨が降ってまいりました。もう何日振りでありましょうか…『夢屋国王』は、友人『ノロ君』とお天気祭り(通常、晴れることを願って行うものでありますが、雨に感謝して)と称して、またロックで乾杯…暑さと酒と宿題で、『夢屋国王』のお頭にも変調の兆しが…。
そうそう、山形在住のgoo友『さくら子先生(H.N.)』から、夏休みの宿題を頂戴しておりました。何だっけ?そうそう「つや姫」と「はえぬき」でどちらが収益があがるかと言う「農業経営学」のレポート提出が宿題でありましたが、確か先生は数学がお好きだったような…^^;
『さくら子先生』のお宅では、「つや姫」5Kgを2,500円前後で買っているという前提条件を頂きましたが、大体農家は米を買わないので市場価格がいかほどなのかさえ知らないのでありまして、近所の山形県では一般的なスーパーで価格を調べることから自由研究を始めなければいけないのであります。8月22日現在、某スーパー価格…ブレンド米ではない「つや姫」5Kg 2,480円に対し、「はえぬき」5Kg 1,880円でしたから60Kg(1俵)換算でそれぞれ29,760円と22,560円でありまして、価格差にして7,200円でありました。
「つや姫」9俵×29,760円=267,840円 < 「はえぬき」12俵×22,560円=270,720円
消費者米価では、かろうじて12俵を収穫している『夢屋国王』の勝ちでありますが、
実は農家からの買入価格(H23年産米)での比較では
「つや姫」9俵×12,000円=96,000円 < 「はえぬき」12俵×10,500円=126,000円
ということで、断然「はえぬき」の勝ちであります。実は、生産者の予約集荷米の引渡し価格は、市場での入札額によって左右されるため、3年経過しないと確定しません。むしろ、生産者価格と消費者価格で10万円以上の価格差があることに驚きを覚えるのでありまして、この差は米の保管料や流通経費、集荷・販売業者さんの儲けということになります。正直なところ、宅配便の送料を加味しても、小さな農家は個人で米を知り合いにお安くお分けした方が農家の儲けが増える計算であります。将来的に、米の完全自由化が実現すれば、一般流通米は価格が暴落するであろうという前提で食味の良いブランド米づくりに山形県は生き残りの舵を切っているのでありますよ。こんなところで『さくら子先生』!第1回目のレポート提出、合格点いただけませんか?