その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(きらきら)

2012-08-14 21:37:59 | 夢屋工房

「道一本はさんで、スズメはオラホ(私の方)の田んぼにやって来る。スズメも美味いものを知っている。」新潟県と山形県境の地域では、新潟県の農家はコシヒカリの美味しさをそう言って自慢するという…本当かねぇ~^^;
しかし、『夢屋農園』の水田エリアでは現実にそんな光景を目にするのであります。『夢屋水田』の品種は「ヒメノモチ」、お隣の『善助さん』ちの田んぼは「はえぬき」であります。もち米はうるち米に比べて出穂が早いとはいうものの、ようやく穂揃期であり、穂の中身はまだ空っぽなはずでありますが、スズメたちは盛んに『夢屋水田』に降り立っております。(『善助さん』ちはさっぱり…。)もち米にはスズメがささる(米を食べに来る)と言われますが、こんなに早くスズメたちに啄ばまれるとは予想外であります^^;(←意外と喜んでいる。)ようやく色付いたデラウエア(ぶどう)とともに、スズメたちの餌場と化しております。
いくら気前の良い『夢屋国王』であっても、タダでスズメにご馳走する寛大な心は持ち合わせていないので、水田の周囲にキラキラ光る防鳥用のテープを張り巡らせることにしたのであります。


今年も、干瓢を懲りずに作っております^^;

不思議なもので、ご近所の畑ではトウモロコシがカラスの攻撃に晒されていると言うが、『夢屋農園』のトウモロコシは無事であります。「オメ(お前)のどこ(所)どうだぁ~?」とご近所のバアさんに聞かれるが、「うちのトウモロコシは、カラスも食わないほど不味いらしい…。」と答えることにしております。小玉スイカが実を着けた頃は、カラスに突かれていたようでありますが、スイカ畑にテグス(釣り糸)を張ってからは被害が出なくなりました。人間の目にも見えないような細い糸ではありますが、頭の良いカラスには何かの仕掛けに見えるらしく、危険を察知するのか近寄らないのであります。『夢屋農園』のトウモロコシ畑はその隣…合わせて『第2サティアン』の夢屋カフェは、遮光シート(銀色の天幕)をしているので、さらにカラスの接近を防いでいてくれるのかも知れません。
というお陰で『夢屋農園』の作物は今のところ無事に稔っております。昨夜は、旧盆のお墓参りに姉夫婦もやって来ました。成長した姪っ子たちに、自慢の枝豆「湯上り娘」を振る舞い、特製の「ナス漬け」を食べさせる…「これは、バァちゃんから…。」と言って、お盆小遣いを渡すのでありますが、カラスの攻撃より、頭の黒いカラス(姪っ子)たちにあげる小遣いの方が、『夢屋国王』の懐には痛い出費なのでありましたとさ^^;

コメント (1)
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