寝苦しい…何故か眠れない…そうか、踊り疲れて昼寝したからか…眠れない原因にたどり着くまで、また眠れなくなるおバカな『夢屋国王』であります。肉体疲労が溜まっているのに、日中昼寝をしたせいでアルコールの海から解放された脳ミソだけは復活し眠れない…こんな時は、読みかけの小説でも読んで眠気を誘うのが一番なのであるけれども、大人の眼鏡(老眼鏡)がないと字が霞んで本が読めない。精神と肉体の疲労バランスが崩れているお年頃の『夢屋国王』であります^^;
秋野菜を植え付ける場所を確保するために、伸び放題になってしまった雑草を処理しなければならないのでありますが、ひと畝の草をむしるのに約1時間…いつ終わるとも知れない作業を続けていると、作業着はオパンツも含めて汗でグチャグチャ…甲子園で熱闘を繰り広げる高校球児の爽やかな汗に比べ、オジサンの汗は粘り気があるようで、日に二度三度とシャワーでも浴びないと体中の至るところに汗疹が吹き出てきてしまいます。こんなこと止めてしまおうかと思いつつ、小説の中の登場人物(王進先生…「楊令伝」)を思い出し、これもまた剣の道の修行であると訳の分らない妄想をして、作業を続けるのであります。何をやっても飽きやすい『夢屋国王』が、ここ4年間飽きもせずに作業を続けられるのも、毎年の変化と成果を実感できるからでありまして、生業として誰かにやらされている仕事ならば、きっと投げ出していることだろうと思うのであります。
「万歳!」…見ようによっては、毛深い類人猿のようにも見える光景は、晩生の「秘伝豆」の花であります。山形県の北部海岸地方(庄内)は砂地で「だだちゃ豆」が特産品でありますが、県南の置賜地方は土壌が粘土質で、この豆が栽培に適しているらしい。早生種の「湯上り娘」は、お盆用の豆としていただき、本日『剣キチ会』のメンバーにご馳走してほぼ消化し、時期をずらして植えた「幸福豆」を次のビールのつまみにすれば、いよいよ「秘伝豆」の出番であります。時期的にはお彼岸の頃、丁度「ヒメノモチ」収穫祭には「じんだんもち」として、皆に振舞うことができるのではないだろうか^^;
この時期、ニンジンやダイコンといった根菜類を除けば、ほぼ自宅で消費する野菜類は自給できている。いや、余剰部分は出稼ぎ先で非農家の子たちに配って消化しているから、かなりの生産量ではあります。今年はニンジン栽培にも挑戦しているので、ほぼ自家消費用の全種類の栽培は達成できそうであります。あとは、ホウレンソウやコマツナといった軟弱物への挑戦なのでありますが、如何せん、体がひとつしかないので時間が取れないのであります。転作田にはソバを播いてみたし、大豆はこの冬、豆腐作りに挑戦する素材になります。遊びの世界は拡がるのでありますが、あとは毎日が日曜日ならば…などと生活費を稼ぐための仕事も放棄してしまいそうな毎日…まぁ、大した仕事もしていないから良いかぁ~^^;
どこまでも呑気に、秋は深まっていくのであります。