その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

思いやり

2015-09-10 12:10:51 | 暮らし

台風18号の余波でまた雨、土砂崩れも心配されます。

棚に残した「ナイヤガラ」の果肉を、キイロスズメバチが盛んに集めております。アケビの蔓に大きな巣を掛けていたフタモンアシナガバチは、いつの間にやら空家になっております。来るべき冬を前に分散したに違いありません。そろそろ、スズメバチ類は気が立って来て、刺傷ニュースが出始める頃でもあります。肉食で甘い蜜も好きなものだから、都会でも飲み残しの缶ジュースを吸汁することで、生息域を広げているとのことであります。
自家消費用のブドウには、雨による「サビ果」予防のために袋掛けしておりますから、形の不揃いなブドウをスズメバチとシェアしております…いや、彼らは巣作りのために板壁も噛み破ってしまうくらいですから、本気でブドウを食べようと思ったら紙袋など何の障害にもならないことでしょうが…。


高畠町の「プレミアム商品券」です。

安倍内閣が打ち出した「地方創生」…「まち・ひと・しごと」を創生する…何やら27年前に『DAIGO君のジッちゃん』が、消費税導入の引換券として行った「ふるさと創生1億円交付事業」と同じ臭いがするキャッチフレーズと制度であります。
1万円の商品券に2千円のプレミアムを付けて販売された「高畠町プレミアム商品券」…他市町村では、販売直後に完売という事例もありますが、1億8千万円相当の発行し、ようやく完売に漕ぎ着けたようであります。(2千円のプレミアムを付けられても、買い物する場所が無いという文句も一部あったようですが^^;)
1万円のお金が商品券と交換することで2千円の利子相当分が付く。これでたまには美味しいものや耐久消費財を買いましょう…お役人はそう考えるのでしょうが、消費者は浮いた2千円を節約してしまうのでは?お買い物で8%分を消費税で回収できても、残り12%相当の120円を何で回収するのでしょうか?バラマキと言われても仕方がない政策でありますよ。
ブドウには「思いやり」という花言葉があるのですが、もうひとつ「酔いと狂気」という花言葉も…やり場の無い支持率に酔って、狂気の政策に走らないことを祈るばかりでありますよ^^;

コメント (9)
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