その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

母のやさしさ

2015-09-14 12:14:30 | 暮らし

「カタバミ」は、夢屋家の家紋でもあります。

日曜日…稲刈りを3分の1程残して、父は町の総合防災訓練に参加しなければなりません。(当然、5時から朝仕事で、杭掛けの段取りだけはしておきますが、長男『ポン太郎君』が起き出して、残る作業を仕上げてくれるのか一抹の不安を感じながら…)


『夢屋国王』は炊き出しの係なんですけど…

マグニチュード7.7(震度6強烈震)…山形県置賜地方には、約51kmにわたる長井盆地西縁断層帯がありまして、決してあり得ない想定ではありません。(ほとんど、地震は無いだろうという妙な自信だけはありますけれど^^;)
自主防災会の『オジSUN』たちは、家庭の台所にある「アイラップ」を使って、炊き出しの実演であります。0.5合のお米に同量の水を入れ、袋の中の空気を抜いて口元を縛れば準備完了。(今回は、きのこと出汁醤油を入れて変り御飯にしちゃってますけど。)
以前は「ハイゼックス」という専用の袋を使っていたのですが、口元を輪ゴムで結わえる必要があるので、コチラの方がお手軽であります。


後は、泥水でも何でもお湯を沸かしてぶち込むこと40分!

昨年は白米をおにぎりにしていたのですが、今年は袋ごと手渡しで…日赤奉仕団のおばちゃん(失礼!おねえさん)たちは、この炊飯方法を普及しようと一生懸命であります。同じ方法で、カレーや肉じゃがも出来ちゃう。恐るべし「アイラップ」…これだけ宣伝したら「岩谷マテリアル」さんから広告料くらい頂けそうなものだが^^;
肝心のお味の方は…夏の子ども育成会のキャンプでも、この方法で朝食を作っておりますから、炊飯器で炊いたご飯と遜色なく食べることが出来ますよ。(これ非常時には、覚えていて損の無い知識だと思いますけど。)
午後からは、地元消防団の演習に参加して、反省会に突入…はぁ~稲刈りは?
カタバミの花言葉は「母のやさしさ」そして「心の輝き」なんですと…残り作業に気が重いのであります。

コメント (2)
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