彼女は「包帯」を噛み切ってしまった。
「2週間後に包帯を取ってください。」と動物看護師さんに指示を受けましたが、予想通り、お転婆娘『シロ♀』は、包帯を止めているカバーを噛み切ってしまいました。今回は、吸収性の縫合糸(抜糸の必要なし)を使って頂いたので、少し長めの処置…しかし、動物ですから回復してくると邪魔になって来たのでありましょう。我が家の『看護師さん』に包帯を巻いて頂きましたが、窮屈であろうと脱がせた「術後衣」を、また着せられてしまいました(笑)
窮屈であろうと考えているのは『大家さん』だけであり、当人は結構気に入っているのかも知れない。お尻を上げて、『大家さん』の前でセクシーポーズ?(『夢屋農場長』の晩酌のおつまみ…海の幸(イカ玉)に悪戦苦闘しているだけですけれどね^^;)包帯を引っ張り出したり、お隣の玄関先まで出掛けたりと順調に回復しているようです。
同居を許可した『イエ・ハエ子♀』
「イエバエ」は、その名のとおり、人家に多く発生し、世界に広く分布しております。生きて行く上では、何の役にも立ちませんが、「イエバエ」の♂♀は、大きな複眼間の距離で判別出来ます。♂の場合、複眼が発達し、ほぼくっついたように見える。『ハエ子』は、やや距離があるので『ハエ子♀』で間違いないと確信しております^^;
朝夕の冷え込みが厳しくなり、どこかへ隠れておりますが、ストーブを焚いて『第2サティアン本丸』が暖まってくると、どこからともなく現れます。成虫の寿命は約1ヶ月とされますが、冬は成虫で越冬するとのこと。しかし、冷えたり温めたりと休眠と活動を繰り返す条件下では、体力を消耗し越冬出来ないのではとも思えます。夏場であれば、『夢屋農場長』の貴重なお昼寝の時間を邪魔する輩なので、「五月蝿い!バシッ!!!」といくところでありますが、運動量が極端に落ちているので、しばらくの間、同居を許すことにしました。
お付き合いが鬱陶しいので、「女人禁制」にしている『第2サティアン』でありますが、この二匹だけは、『女人行動学』の研究材料として観察してみましょう。形態だけでなく、『行動』もまた女人特有の共通する進化を遂げているはずですから…『夢屋農場長』には、生身の女性も猫♀もハエ♀も同列に扱われてしまうのであります(笑)