その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

賢者の贈り物

2019-12-22 04:04:57 | 転職

こんぶ茶と塩だけで煮込んでみました。

折角、薪ストーブを焚いているのですから、煮込み料理に利用しない手はない。ましてや畑に大根が売るほどあるのですから、大きく輪切りにして、面取りをして、一度煮こぼして…(アハハ、お仕事はそっちのけですなぁ^^;)市販の「おでんの素」などという調味料は必要ありません。湿気った「こんぶ茶」と塩を少量入れて、ひたすら時間を掛けて、じっくりと煮込みました。タンパク源の練り物は、ご近所のスーパーで納品ついでに買い求め、後から入れただけ。仕事終わりの晩酌には、上等な『ごっつぉ(ご馳走)』であります。こんぶ出汁なので厄介、節介者の『子猫ちゃんず♂♀』は興味を示しません…実に優雅なひとときであります。(仕事の方は、朝から剪定、下草刈りと春を見据えた作業をしっかりこなしておりますから^^;)


オー・ヘンリーの短編小説も初老の夫婦には…

義父が退院して一週間。何かと不便なこともあろうかと夫婦で様子を見に出掛けました。オッカーはトイレ掃除や洗濯をこなし、オヤジは気に掛かる庭木の枝に鋏を入れてお手伝い。昼食を兼ねて、身の回り品を買い求めにイオンまで出掛けましたけれど…オッカーがバッグを見つめている。そろそろクリスマスであります。恋人時代ならプレゼントしようかなんて気分にもなったかも知れませんが、今や赤字経営ギリギリの専業農家でありますので、手持ちのお金などないのでありまして…長男『ポン太郎君』のためにトレッキング用のパーカーを買い求め(撥水性が良好で外作業には持って来い。若いお百姓さんは、オシャレも重要であります^^;)手にした福引券をオッカーに渡しました。「運は自ら引き寄せなさい!1等は3万円の商品券なのだから^^;」と…ガラガラガラ~出たのは白い玉。高級?ティッシュでありますよ。両親に惣菜など買い求め、オッカーが手にした福引券と残りの福引券で、丁度1回分の福引が出来る!運命を感じた『夢屋農場長』は、オッカーから福引券をひったくり、今度は自身の運を信じてガラガラガラ~出ました白い玉!まぁ、そんなもんでありますなぁ…昼飯の時からトラブル続きで、今日は運がないと感じておりましたのでね。
「もうバッグで身を飾るより、二人ともみっともないから鼻水でも拭いてなさい!」賢者(神)は、初老の夫婦に身の丈に合った紙を贈ってくれたに違いない。オー・ヘンリーは、お互いを思いやる心が、最も大切な贈り物であったと結んでおりますが、紙の贈り物、大切に使わせていただきますよ(笑)
ちなみに、年末年始は忙しくて実家への訪問も容易でなかろうと本日訪問いたしましたが、親父にしっかり用事を言いつかりました。また、火曜日にでも『ポン太郎君』と無給の『大八仕事』でありますよ^^;

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