その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

旬菜

2019-12-04 02:50:27 | 転職

「茎立菜」とは、柔らかな花茎を食すもの…

秋に種を蒔き、長い冬を雪の下で過ごし、春の柔らかな日差しとともに芽吹く菜の花は、雪に閉ざされた東北地方で春に食せる青物の走りであり、ご馳走であります。来春用に露地物で少々、早出し用に無加温ハウス内で少々種を蒔いてみました。露地物は種蒔きが早めで生い茂り、ハウス内の菜の花は、蒔きどきが遅め…そろそろ間引きしなければと考えながら放置してしまいました。間引きする段になって、菜っ葉そのものを食べたらどうよと少量茹でてお浸しにしてみました。品種にもよるのかも知れませんが、シャキシャキ感があってそれなりに美味しい。昼ご飯にオッカーにも試食してもらい、合格点を頂きましたよ。しかし、青菜が不足するこの時期に、何故食べて来なかったのかといった疑問が生じました。この時期は、ハクサイやキャベツがあって食べる必要が無かった。露地物では繁茂し過ぎて、青臭く食べる気がしなかった。そんなところなのでしょうか?正直、春先に出た「茎立ち」は食べても、葉は刻んで小糠と混ぜて、ひよこに食べさせた記憶しかありません。確かに青臭かった記憶だけが残っております。この時期、青菜としてお浸しで食べることが出来るのであれば、種まきの時期が遅すぎたということなのでありましょうかねぇ。売れない小松菜よりは、こちらの方が美味しいような気がしますけれど…。


本日丑の日、うなぎの日?

本来、体内に脂肪を溜め込んで、お魚が美味しくなるはずの冬。夏場には売れない「うなぎ」にキャッチコピーを付けて売りだしたのが「平賀源内さん」でありまして、土用の丑の日よりは、冬場の方が美味しいような気もしますが…。
いつの間にか、夏に食べないといけないような気分になっております。稚魚価格の高騰から、「うな重」も庶民には中々手が届かない高級品であります。かつての同僚(部下)と約束した「うな重」…レースで結果を残せば奢るとの約束を一年ぶりに果たすことが出来ました。(現役の勤め人ではないので、懐には痛いけれど^^;)ふっくらとした焼き加減で、大変美味しく頂きました。さぁ、この代金を稼ぎ出すために、菜っ葉をナンボ売れば良いんでしょうねぇ。(もう二度とないだろうけれど…。)若い頃に視察させていただいた山形県最上町の鰻養殖場…山形県で鰻の養殖?出稼ぎ先で「うな重」というものを食べて、こんな美味しい物を家族にも食べさせたい。そんな思いで温泉水を利用して養殖を始めたと『オジSUN』は熱く語っておりましたけれど。季節感が失われつつある風潮の中で、旬を味わう。生産者の喜びでもあるのですが、『旬』の頃には価格が下がってしまうのよねぇ(笑)
さて、本日は鬼怒川温泉に、昨夜の「うな重」代金の回収に、出稼ぎに行って参ります。友人『ノロ社長』へのお手伝いではありますが…。

コメント
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