その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

親爺の涙

2019-12-29 04:57:37 | 転職

『デブ九郎♂』は、すくすく成長し、体重5kgに…

「猫ウイルス性鼻気管炎」他3種混合ワクチン…『シロ♀』の避妊手術の際に受けているので、『デブ九郎♂』にも接種させなければ意味無いよなぁ。さらに、免疫力が確実に付くように初年度は、1ヶ月を置いて2度接種しなければいけないらしい。獣医師に言われるまま、素直に『頭の良くなる注射』を受けに行きました。『シロ♀』と違って、『クロ♂』は受診用の洗濯袋に詰め込まれると途端に観念してしまう。(実に気の弱い猫である。)ゲッ!体重5kg…1ヶ月でまた体重が増えている。「ええ、すくすくと成長されてますねぇ^^;」なんて優しく応えてくれる動物看護師さんでありますが、『子飼いのリーサルウェポン(究極のねずみ取り器)』にデブは不要であります。アメリカンネービーなら減俸ものでありますよ。あとは1年後とそそくさと帰ろうとしたら、優しい美人看護師さんは、『デブ九郎♂』の耳垢を発見してしまった…「ミミヒゼンダニ感染症」…優しく?耳をぐりぐりされたら、黒い垢が出るわ出るわ。コヤツの耳にダニが居るということは『シロ♀』の耳にも居るに違いない。かつて、某施設で「疥癬」が流行した時に「六一〇ハップ(ムトウハップ)」という硫黄系の入浴剤を求めたことがありましたが、残念、2008年に生産終了しております。猫なら舐めて治せと言いたいところですが、滴下薬の処方を受け、年明けにまた受診ですと…何とお金の掛かる『リーサルウェポン』でありますことよ(涙)


豚骨スープに牛肉…名前のとおり、味も「ぬーぼー」

オッカーの産地である河北町谷地は「冷たい肉そば」がウリではありますが、今日は雪が舞い、お隣の「ぬーぼー」でラーメンをすすりました。年末年始だけでも義父を連れて来なければ…寝起きするベッドを運ぶために『おやじぃ』は軽トラックで下道を、オッカーは高速でと別行動であります。先週「うどんでも食べさせるか。」と提案したのに、「麺類は啜れない。」と言っていたオッカーが、今日の昼は「うどん」を食べさせている…まったく、人の言うことを素直に聞かない親子である!折り畳みベッドなど、1万円も出せば買える品物ではあるが、取りに出掛けたのはそれなりの理由がある。「高畠に来い。」などと娘に言わせても、決して親爺は同意しないだろうと思いましてね。
案の定、義母を残して高畠には行けないという親爺…義母は、一段と認知症が進んでいるようにも見えました。「介護と仕事に疲れ果てた兄貴を休ませなければ、元の優しさは戻らない。とうちゃんは十分我慢したのだから、ならば、かあちゃんと一緒に来れば良い。高畠にだって入浴サービスはあるから。たまには『高畠(おやじぃの通称)』の言うことも聞け。」と説得すること暫し…家長が自ら同居を勧めているのだから十分。あとはオッカー(娘)に任せました。
「男は親父が死んだときしか泣かないものだ。」と泣き虫の私に教え諭した祖母…決して介護には手を出さなかった親父が火葬場の隅で肩を震わせていた。そんな親父がお袋の介護に疲れて命を縮めた。義父もまた、「若い頃からかあちゃんに苦労させたから。」と今さら手を差し伸べようとしている…もう自らの身体さえ自由が効かないというのに。
ストーブの前で背中を丸め、涙する親父を置いて帰途に着いた…どうやら娘の説得には応じたようでありますよ^^;

コメント
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