「誕生会(たんじょうえ)」と読むとお釈迦さまかぁ…
パンピーの質素なお誕生会(単純に、おたんじょうかい)…長女『有季菜先生』は、低体重児と診断され、心音も低くなってきているとの判断から帝王切開で生まれた。1,354g…生後1週間は、そこからさらに体重が減り続け、経鼻栄養チューブでようやく母乳を入れてから少しずつ体重が増えていった。2,500gを超えるまで保育器で2ヶ月半…親父は毎晩仕事帰りに病院に通ったものである。決して他所様の子どもと比較しないと誓いながら、この子は保育器から出た日が、本来の誕生の日であり、3ヶ月から半年は成長が遅れるのは当たり前と考えて育てて来たつもり…目や耳に障がいが残るかも知れないという医師の示唆もありましたが、何事もなく、何とか他所様を追い掛け、すくすくすくと育ちましたなぁ…最近は、オッカーより文句が多く、鬱陶しいったらありゃしない。(そんな感動はどこへやら、オヤジは彼女の誕生日のことなど忘れていた^^;)
昨日、オッカーの実家に行った際に「最近、お好み焼き食べていないね。」と言っていたという情報を仕入れ、急遽、お誕生会の昼食にお好み焼きをチョイスしました。
「もんじゃ」は、東京下町の味…
我が子たち(二女一男)は、そろそろ良いお年なのだから、休日くらい家に居ないくらいが丁度良いと思うのでありますが、彼氏も彼女も居ない…まぁ、彼女たちの薄給では、遊び歩くほどの余裕も無いはずであるけれど…。まともなお給金を頂けるいわゆる『勝ち組』と低賃金に喘ぐ『負け組』…「ゆとり教育」という言葉に遊ばれ、自由奔放に遊ばせていたら本俸が少ない組に入れられてしまいましたなぁ(笑)
仕事柄、他所様の年収を知る立場にも居たので、安いと愚痴を言いながら介護を受ける年金受給者とそれを介護する薄給の介護士さん…「将来の夢を描こう。」なんて言っても、何と賃金の安い若者たちが多いことよと嘆いたこともありました。結婚なんて夢のまた夢、二人合わせてようやく『勝ち組』の給料額に届くか届かないかの給料では、結婚・育児なんて夢のまた夢でありますよ。子育て環境の充実も重要な施策ではありますが、自立できる給料体系にならないと…なんて考える。「もんじゃ焼き」の端を剥がし取りながら、オッカーがひと言。「この時代に生まれなくて良かった。」ですと。学校では、リズムに合わせて踊り、パソコンでプログラミングを要求され…あなた忘れてる!英語教育もあるでよぉ。全部苦手なものばかりなんですと(笑)
「ゆとり教育」が一転、先行き不透明でグローバルな社会を生き抜く力を身に付けるには、「主体的、対話的な深い学び」が必要なんですと…いわゆる『おしゃべり、でしゃばり』が評価される時代かぁ?コロコロ変わる文科省に翻弄される子どもたち…背負うには重過ぎる社会になってしまっているのかも…。