その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

たいせつな物…

2019-12-13 06:16:41 | 転職

何とライトアップされてたのね^^;

群馬県草津温泉…先週、荷上げのアルバイトで、『ノロ社長』が運転する4tロングボディトラックに同乗し出掛けたものの、温泉街の道路が狭くて進入出来ず、元請さんの1tトラックに積み替えて引き返しました。関東圏内であれば、さほどの距離でも無いのかも知れませんが、山形県から東北自動車道を爆走し、一般道を草津に向かう行程は片道約900km。休憩なしでも約6時間は車に乗り続ける行程でありますから、もう2度と訪れる気がしなくて、昨日はアルバイト(仕事)抜きのお手伝いの約束で同乗させていただきました。『草津が良いとこなら~♪一度は行かなきゃ~♪』…「どっこいしょ!」と掛け声を掛けながら(笑)


ねぇねぇ、外から見ると大事なものが…

製作会社の都合で午後3時30分に出発し、5時に荷物を受け取り、草津温泉街に着いたのは丁度夜中の0時…おやおや、有名な「湯畑」やシンボルツリーもライトアップされているんですなぁ。朝5時に公衆浴場(無料)が開くと言うのでトラックで4時間ほど直角姿勢で仮眠後、熱~いお湯に浸かりました^^;
日本ロマンチック街道沿線の草津町でありますから、温泉のエントランスにドイツ風の建物(草津運動茶屋公園道の駅)があっても、部外者にはどうでも良いことなのでありますが、公衆浴場の入口のポスターに隠された「ガラス戸」の方が貴重なもののような気がしたのは私だけでしょうか?ステンドガラス風にはめ込まれたガラスは表面が波打っている、手作りの古い板ガラス(今では手に入らない財産)だと思うのでありますが…。ロマンチック街道を意識して、ドイツ風の建物に改修したお店もありますが、棟木や桁を見せる在来工法の古い建物の方が温泉街として重みがあるのに…なんて部外者が勝手なことを言っております^^;


そうそう、「八ッ場ダム」の二の前だわ^^;

10年前、建設するしないで話題となった「八ッ場ダム」が草津温泉への行程の途中にあるなんて思いも寄らず、夜中、乗客が乗っていないような電車のために、新幹線並みの橋梁を付け替えている補償工事って何よ?なんて勝手なことを考える。そもそも治水や飲料水確保のためのダム建設は必要であると考えますが、いつの間にか長大なダムを建設することが目的となり、治水効果や水需要の将来予測は鉛筆を舐めた膨大な数値が計上されていく。お上の手法はそんなものであるから、有識者を自認する方々は地元を無視して反対の意を唱える。計画実施のために地元がどれだけ反対し、しかし人口減少には歯止めが掛からず、ダム交付金という『飴』を求めて、地元(過半数)は納得したはずである。観光客の増加による地域振興を掲げて、再起を期しても、水没地区の住民は5分の1以下にまで減っているという。それでも地元に住む住民の総意(過半数)なのだから、住むつもりもない「よそ者」が、軽々しく語るものでもなかろう。守るべき「たいせつな物」って何なんだ?田舎暮らしの『オジSUN』は、関東の中の田舎を訪れて色々考えさせられましたよ^^;

コメント
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