その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

地方発送承ります^^;

2020-05-17 05:02:22 | 転職

イセキの『新江先生』は、メンテの要所を教えてくれた。

老いぼれのトラクター『クワジマン』が我が農園にやって来て3年目の春。ローター部分のオイル漏れは気になっておりましたが、異常音も聞こえないのでそのままに…今年点検するとキャップの割れが原因でオイルはカラカラ。オイルを給油して応急処置はしましたけれど、漏れは一段と酷くなったような気がする。そうこうしている内に耕耘ローターを固定するピンが脱落し、これまた応急処置。そして燃料漏れ…漏れる箇所は分かっているが自分で手を出すのも如何なものかと遂にイセキの『新江君』に電話をしました。『夢屋農場長』の見立ては概ね当たっており、それぞれ部品を調達し農園内で修理をしていただきました。昨年、着任した『新江君』…「新江」という苗字は高畠町のある地区に良くある姓でありますが、修理を終えて自慢の『イレギュラーコーヒー』を飲みながら世間話をしていると、やはり高畠町出身とのこと。ぶどう作りの名人の孫であろうと思いつつ、それ以上のプライベートな部分はお聞きしませんでしたけれどね^^;
『クワジマン』は知人から中古で購入したものだから、細かな部分の操作や仕様がよく分からないのでありまして、修理をお願いしながら、ディーゼルエンジンのトラブルである「エア抜き」やローター部分の油圧調整など、色々知識を吸収させていただきました。(年は若くても、私にとっては農業機械工学の師匠であります^^;)


カルガモの『ガーモ夫妻』は居着くでしょうか?

『夢屋本田』周囲には休耕地も多く、カルガモのペアが子育てをしておりますが、『第2サティアン』前の『善助さん』ちの田んぼではどうでしょうか?餌を啄むことはあっても草藪がありませんので、繁殖行動は難しいかも知れません。
さて、土曜日ではあるのだけれど『夢屋農場長』は、今日も朝取り野菜の収穫と納品…昨日、試食した「オカヒジキ」の食味も良く、早速直売所に出品してみました。ご近所のスーパー価格よりは破格値のような気もしますが^^;
いつも野菜の『押し売り』を快く引き受けてくれる『高橋さん御一家』に初物の「オカヒジキ」をお届けしましたら、食べる前から「千葉県在住の叔母に送って欲しい。」というご注文をいただきました。「一番刈りで試食はしてみましたけれど、一度これを食べてみてから(納得してから)ご注文いただいた方がよろしいんじゃないですか?」とはやる心をなだめたつもりですが…旦那さんからして送付先をコピーして準備していただいている。「承知しました。厳選してお送りいたしましょう。」と安請け合いしたものの。送料にも見合わない贈答品価格ではねぇ^^;
これもまた、日頃『押し売り』している初物を評価いただいている信用の結果であろうと内心喜んでおります。首都圏に『地方発送』と言うのも何か変?ふるさとの味「特産品」でありますから、厳選したもの(箇所)であれば宅配料金に見合う価格になるかも…こうして都会の人は「美味しい物」を食べるのよねぇ…我々農家は屑を食べているけれど^^;(たまには農家の特権で「旬」を味合わないとなぁ!)

 

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