その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

連続執務120日

2020-05-28 05:35:18 | 転職

経営者は眠らない(否、眠れない!)

安倍首相は、5月24日に連続執務120日に達したということである(日経新聞)。会社においては、一兵卒に限って「自分が一番働いている。」と勘違いしているが、精神的にも肉体的にも一番働き続けているのは「社長」である。もし、社長の日常が、お気楽に見えるようであれば、会社組織が上手く機能しているが、かなり危ない会社のいずれかでろうと勝手に思っておりますよ。一朝有時の際に、日本という国家のトップが枕を高くして眠れるとしたら、それは降参を意味しているのではなかろうか…頓珍漢な政策は出て来ますが、良く頑張っていらっしゃいますよ。途中「情報収集」のために、頻繁にお食事会なんかしておられましたけれどね(笑)
「緊急事態宣言」の解除(解除の根拠が不明ですけれど^^;)を受けて、テレビ映りの良い知事たちは、軒並みワイドショーに出演であります。如何に自分がリーダーシップを発揮したかという自慢話を聞かされても、素直に協力させられた庶民にしてみれば辟易するばかりであり、眠らない(眠れない)リーダーが真っ先に労うべきは、いわれなき差別を受けながらも昼夜を問わず奔走した医療従事者たちであり、従順に協力した庶民に対する感謝の言葉が必要であろうと思う。決して、新型コロナウイルス感染症を制圧した訳ではなく、今後も押し寄せるであろう第ニ波、第三波に今のうちから対応策を練っておく必要があるのだから…。


小さな農園の経営者だから休めません。

好きでやっていることだから「休みなし」であっても苦痛ではありません。むしろ、作物の変化や市場動向を眺めているだけでも楽しい…楽しいから疲れない。と思ってやって来ましたが、さすがに、ここの処、疲労が溜まってまいりました。久し振りの雨で休みとしたいところですが、長男『ポン太郎君』には、ハウスの中の除草を命じ、自身は田んぼの補植作業であります。レタスを欠き取ってスープを作り、チーズトーストをお腹に突っ込んで、収穫作業…黙々と働く『ポン太郎君』も疲れが溜まって来たようであり、夕刻、晩酌をしていたら、珍しく「口答え」されましたから^^;…一丁前の男だから、オヤジの言葉にいつまでも従順である必要はないと考えている。男ならオヤジに反発して当たり前。むしろ、成長した結果であると喜んでさえおりますよ。
小さな農園の経営者だから、資金繰りや作付の回転など気が休まる暇がない。冬からコツコツ溜め込んだ売上利益も、春先の苗代金や諸材料の調達で一気に吹き飛んでしまいました。新規就農者に対する助成事業がありますが、当面の生活費補助がほとんどで、こうした資金繰りを研修する機会というものが少ないような気もします。夢を持った新規就農者がつまずいてしまうのは、生活費補償というよりも、一時的な出費に対して、自己資金をつぎ込んでいかなければいけないところに大きな課題があるような気がして来ました。農業技術の研修も重要なのだけれど、収穫物を手にするまでの資金繰り対策…毎月、決まったお給金が出る生活からは想像できない生活でありますよ。
「連続執務120日」…一国の首相にはお疲れさまですと素直に申し上げますが、自主休業で資金繰りに窮している自営業者への救済策が次に待っていますからねぇ…まだまだ、休んでなんかいられませんよ(笑)

コメント
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