その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

幻の山菜?

2020-05-01 01:18:40 | 転職

針桐(ハリギリ)の新芽ではある^^;

不要不急の外出自粛中…ではあるのですが、生活費が掛っておりますので、人とは全く出会わない里山歩きはしております^^;
友人である『ノロ社長』が「幻の山菜でパスタ料理をしていた。」と曖昧な記憶のテレビ番組を語るので、山菜の特徴を聞き、真っ直ぐ伸びた木に棘があったということから「ハリギリ(針桐)」であろうと想像した。兎角『幻の…』という表現は怪しい響きを持っております。ある者は山のアスパラとも称される「シオデ」を『幻の山菜』と語り、此方は「行者にんにく」を『幻の山菜』などと勝手に言ってネット販売しているのだから…。「それならあるよ。」応えは実に安易であります。昨年、「タラ」に似た木に「コシアブラ」のような新芽を着けた木を見つけ、山菜採りの師匠である「島津憲一さん」に教えて頂いた木であり、今年も新芽を着けているのを先だって確認しているのであるから。(注:島津さんは、私を弟子とは認めていないと思う^^:)ならば、営業自粛で困り果てている『ノロ社長』を元気づけるために、そろそろ食べ頃になったであろう「ハリギリ」を採りに出掛けたのであります。


絶対量が少ないので「山菜パスタ」ですわ…

純粋に山菜の風味を楽しむのであれば、オリオペペロンチーノだろうと勝手に決めつけて作ってみましたけれど^^; ただしねぇ、物の本ではアクがあると書かれておりますが、私には『どんけない(味のない)』山菜でありますけれどねぇ? コシアブラやタラの芽の方がパンチ力がありますけれどね…当然、晩酌のおつまみの一品とさせていただきました。
昨年は、売るべき物もなく、里山を彷徨い歩いて「コシアブラ」を売りました。平場にあるスーパーですから、山菜は飛ぶように売れましたけれど、今年の直売所は、町中の年配者が出品しているので山菜の種類も数も豊富で私のは売れませんなぁ…。今日、山に入ってみると、案の定、山道沿いのコシアブラの新芽は根こそぎ取られているような状態であります。山からの恵みであるのだから、分け合うことに異存などありませんが、来年以降の事を考えると根刮ぎ取ってしまうのは如何なものかと考えてしまう訳であります。私の場合は、斜面を登り下りしながら、少しずつ頂いておりますが、売れない=廃棄されるくらいなら、今年は採ることは止めにしておこうと考えておりますよ。
さて、4月の売上目標を達成し、昨年の5月の売上を確認しましたら、もうアスパラガスを出荷していたんですなぁ…桜の開花が早かったものだから、陽気も進んでいると勘違いしていたようです。前出の「島津憲一さん」もコシアブラの萌芽が例年より5日ほど遅れていると彼のFBで書いておられます。昨日は霜が降りた…今年は何か起こりそうな予感がするのでありますよ。
 

コメント
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