『新兵たち』が次々に湧いて来ました^^;
人は「引退(引き際)」をどのように察知するのだろうか?「まだまだ働けるでしょうにもったいない。」などと嘘でも評価していただける内が華かも知れない。第58代横綱「千代の富士」は「体力の限界…、気力も無くなり、引退することになりました。」と語り、その相撲人生を終えた。決断力や気力の無さから「老害」などと若手に陰口を叩かれる前に一線を退くのも我が花道と早々に勇退の道を選んでしまったから、65歳定年制が現実味を帯びて来た昨今、生活のためとは言いながら、いつまで同じ組織にぶら下がって生きていくのだろうとかつての同僚たちを冷静に眺めることも出来る。とは言え、現役時代のお給金を稼ぎ出すのは並大抵の技ではないのも現実であります^^;
重篤な肺炎を発症した田植機『正やん』でありましたが、『Dr.丸ちゃん』の緊急手術で心臓(エンジン)は快調…がしかし、油圧系のトラブルは解消せず、あと10アールを残して遂にその役割を終えました。残りは『チャオちゃん』に4条植えを借りて何とか済ませようという算段でありますが、「一年を二日で過ごす良い男。」も遂に退役であります。春作業の委託料をいくらかでも低減しようと導入した『正やん』でありますが、修理費等を考えると浮いたお金はわずかであります。むしろ、作業委託でこちらの仕事の都合に関係なく田植え作業のために休みを取らなければならなかったことが、こちらの日程に合わせて田植え出来るようになった効果の方が効果大でありますよ。(自分にも出来るという自信にもつながりましたしね。)
極大果、病害複合抵抗性を示す「おおきみ」
パイプハウスがあるのだから、いちご栽培を…今のところ、栽培予定はありません。子どもの頃、農繁期に預けられた『かあちゃん』(私はそう呼んでいたらしい。)に食べさせてもらった「練乳がけのいちご」…世の中に、こんなに美味しいものがあるのかと感じた記憶は決して消えません。自宅裏に、女峰、とよのか、章姫、桃薫etc.と植え続けましたが、管理不良で草に負けてしまいことごとく失敗しております。それでも挑み続けるのは、幼児体験のなせる技でありましょうか?今は、培養土の袋ごとフラワーポット替わりにしてハウスの片隅に置いております。赤く熟しているのに手が出ない…お金(蔬菜)に追われて、趣味の部分は後回しの状態でありますよ^^;
自ら培養土を吟味して、使い終えた肥料袋を再利用すれば、何とか収支が取れるのではないかと思案はしておりますけれどね…『老兵は死なず、ただ消え去るのみ。』( Old soldiers never die,they simpry fade away.)米陸軍元帥ダグラス・マッカーサーが退任演説の中で引用した、英陸軍歌の一節が広く知れ渡ることとなりましたが、混迷化する「朝鮮戦争」で原爆を投下しようという主張が受け入れられずに、解任されたという裏事情があるらしい。もし、彼の主張が受け入れられて、原爆が投下されていたなら、人類はさらに不幸な歴史を背負うことになったに違いない。「Simpry fade away.」分ちゃいるはずなんだけれど、中々これが出来ないのよねぇ(笑)