「霜枯れ」を免れ、何とかここまで^^;
『Q太郎』、『Q二郎』が、農場長の気の緩みによって3月の霜で敢え無く枯死し、何とか生き残った『きゅうりのQ三郎』が、ようやくここまで成長しました。無加温の促成栽培ではこれが限界かなぁ?市販の苗を購入した露地栽培よりは、3週間ほど早く収穫できる予想ではあります。一般の家庭菜園とは、3週間の勝負でありますかねぇ…我が在所では多くのご家庭で裏庭にきゅうりやトマトを植えるから、夏場のきゅうりは「貰える物」との認識であります。『夢屋農園』の露地夏秋きゅうりも『おらだの農協』を通して、関東大阪市場に送られていき、山形県民が地元のきゅうりを味わっていない(山形市場では出回っているようです。)という不思議な現実があります。露地夏秋きゅうりが出回るまでのつなぎとして今年、ハウス内で育苗し、端境期を狙って直売所に納品する計画…今年初めての試みでありますので結果はどうなるか?6月には露地きゅうりを植え付け、9月まで収穫し、7月末にはパイプハウスに抑制栽培のきゅうりを定植して10月末頃までの収穫を目指す。長男『ポン太郎君』の労働時間のピークを崩し、労働日数を確保しようという計画でありますが、農場長の試みはどう出るか^^;
「地方発送承ります。」と安請け負い^^;
「オカヒジキ」の一番刈りは、当然我が家でも試食はしましたけれど、押し売り先のTさん宅でも好評でした。御用命通りに千葉県に発送準備をしましたが送料がねぇ…。『黒猫さん』の場合「サイズ60」で送料900円。少なくても画像の倍の量は優に入るサイズでありますが、いくら美味しいといってもお年寄りのご家庭では持て余してしまうだろう…量を減らせば送料の方が高くなってしまいますし。地方からの発送の悩みどころであります。(ご近所にお裾分けしていただければ良いだけのことではあるのだが、余計なことを心配しております^^;)kg単価の安いりんごも送料との見合いで10kg箱なんてことになりますが、30個のりんごを頂いても、そうそう食べきれるものではありません。結局、輸送効率から『おらだの農協』経由という手段にならざるを得ないのであります。あとはスーパーで小分けしていただくしかない。生鮮品は朝取りをその日の内に食卓で召し上がって頂きたいのだけれど、市場経由すると少なくとも収穫から3日間の時間差が出来てしまうのであります。無い頭を捻った結果「宅コン」を今回チョイスしてみました。送料は会員割引と持ち込み割引を併用し、専用の箱を使っても山形-千葉県間で470円。これなら商品価格が送料を上回る^^;
「酒田さ行くさげ(いくから)達者(まめ)でろちゃ~♪流行り風邪などひかねよに~♪」と「最上川舟歌」の歌詞が浮かぶ…陸運手段が無い頃は、最上川船運、北前舟が運送の手段であり、本来は浜育ちの「オカヒジキ」の種子が、置賜地方南陽市梨郷に伝わって栽培されるようになった伝統野菜であります。今では栽培方法が普及し、全国的に栽培されるようにもなりましたが、山形出身者が首都圏では容易に手に入れられない食材かも知れません。こうした地方の味がお届けできればとも思うのでありますが…収穫、梱包時間が手間代にならないのよねぇ(笑)