クレーマー(Claimer)と化した『おやじぃ』の顔^^;
昨年末にORYMPUSのデジカメを購入しました。4月末にUSB端子の抜き差しをしていたらカメラ側の端子が脱落し、2日後に電源が入らなくなりました…というところは先日のブログで書いた下り。その後、家電販売店の仙台営業所から電話があり、やはり「外圧」によるハンダ固定部分の脱落ですから保証期間であっても有償対応となるとの連絡を受けたものであります。製品の不具合とは関係の無いカスタマーセンターのお嬢さんだとは分かっていても、正直頭にきました。「使ってたった4ヶ月だよ。それも付属のUSBケーブルを日々抜き差しする端子であり、異物や他社の端子を強引に差し込んだ訳ではない。メーカーは耐久試験もしているはずであり、外圧というのはおかしい!しかし、貴女には関係のない製品の不具合ではあるから有償修理には応じますが、次の製品開発の際は必ずこの不具合を改良して欲しいというお客様の声があったとメーカー側に伝えて欲しい。声を荒らげてしまいご免なさい。」と電話を切ったのでありますが…1週間後、彼女から再度電話があり、今回は無償対応しますとのこと。良かったよかった^^; 彼女には、再度、声を荒らげて気分を害してしまったであろうことを詫びましたけれど…私、クレーマーだったかしら?
物づくりの日本も経済のグローバル化とかで海外生産を行うようになり、価格競争もあって各部品がチャッチィ製品が多くなりました。20年前に購入したPCは、モデム端子が針金でショートしかけましたから(笑)
「ムクドリ」…トラクター音に反応するんだよ^^;
カメラ修理は一件落着!とは言え、少々後味が悪い結果となりました。私は世間一般に言われるクレーマーだったのではなかろうか?と自問自答する。何も言わなければ有償対応となった訳ですし…気分は複雑でありますよ。
ようやく「田起こし作業」が終了しました。次は田んぼに水を引き、「代掻き作業」でありますが、夏秋きゅうりや加工用ナスの圃場に畝立てもしなければならない。ハウスの中は収穫待ちの葉物が出荷を待っていますしねぇ。「薄利多売」の世界でありますが、販売高は順調に推移し、他の露地物の出荷はまだと言うこともあって、我が『夢屋農園』の野菜は毎日完売状態であります。調子に乗って、納品量を増やしてみると調整作業後の納品でお昼…仕事は溜まる一方であり、朝から働いても日銭が5,000円。これでは『長男ポン太郎君』の最低賃金を払うのがやっとでありますよ。田んぼを耕していると「ムクドリ」たちがトラクターの音に反応して集まってくる。土の中から出てくるミミズやケラを啄んでいるようであります。他力本願…上手な生き方ではあります。お隣りの畑で「大龍店」のオヤジが畑を手で耕しておりました。「軽油が残っている分だけな!」と余計なお節介で、畑耕耘をしてあげたら5,000円札をポケットにねじ込んでくれました。「貰えないよ!今度行ったら、ラーメン一杯奢ってちょうだい!」と言っても彼は耳が遠いので聞こえない。朝からパタパタ働いて5,000円、1時間お節介して5,000円…「大龍は儲かっているから、まぁいいかぁ^^;」と軽油代に充てさせていただくことにしました。(只のお節介なのにね^^;)
「クレーマー、クレーマー(原題:Cramer vs. Cramer)」は、1979年12月のアメリカ映画で1980年4月に日本で公開されております。仕事人間の親父が子育てに悪戦苦闘する姿が印象的でありましたが、女性の自立と離婚、親権問題という当時のアメリカの社会問題を描いた映画でありました。母の日のプレゼントも忘れてしまった『おやじぃ』でありますが、今さら離婚を切り出されないよなぁ…そう信じている自分が危なかったりしてね(笑)