その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

「雪国マウント」あるある^^;

2022-01-08 07:43:51 | 転職

これでも仲は良かったんだわ^^;

「東京都内に10㎝の大雪」…凍結した路面で転ぶ人を笑い、ノーマルタイヤの車が上り坂でスリップする光景をまた笑う。ついには『雪国マウント』なる言葉も登場し…雪国の人って、そんなに雪に強いのかなぁ?そして、そんなに根性が悪いのかなぁ?(と言いつつ、「あ~あ!」と言いながら、映像を観て内心笑っている『おやじぃ』ではあるけれど。)ならば、『おやじぃ』は、凍結した路面を革靴やスニーカーで歩けるか…歩けません。除雪されていない道路をノーマルタイヤで走れるか…走れません。
つまり、雪に対する「備え」があるか無いかの違いであって、別段、雪に強い訳ではないのである。正月一日から、連日、除雪排雪作業の連続で、身体はきしみ始めているし、雪が降らないことを願っている。『マウントを取る』という言葉は、格闘技で馬乗りになったり、サルが個体間の優位性を誇示するために取る行動であって、「雪国の人間」が、「雪の無い東京人」に勝っているなどと言う訳でもなく、結局のところ、雪の極端に少ない「東京」という都会に憧れているくせに、雪に右往左往する姿に、一時的に留飲を下げているという行為に過ぎないのである。都会の人々を笑い飛ばしたところで、我が在所に雪が降らなくなる訳でもないのだから^^;


それでもバカバカしいよね^^;

古くは新潟地震、11年前の東日本大震災の経験はあるけれども、目立った被害のなかった我が在所では、地震に対する備えがあるかと言えば無いに等しい。台風を初めとする風水害もまたしかり。多い少ないはあっても、雪だけは確実に降るから、時期が来ればタイヤ交換し、雪囲いをして雪に備えている。スタッドレスタイヤでも凍結路面で坂道を登れない車だってある。そんな時は、自分の通勤時間の都合もあるから押して差し上げる。急ぎの要件でもないのに、猛吹雪の中に出掛けて吹き溜まりに突っ込み動けなくなる…牽引ロープがあれば別だけれど、場合によっては見捨てる。(レッカー車でなければ無理と判断してね^^;)『お互いさま』と助ける場合もあれば、あっさり見捨てる場合も…今では、携帯電話という通信手段もあるのでねぇ…そう言えば、昔、春先のシャーベット状態の雪にハンドルを取られて、峠道の路肩に突っ込んで身動き取れなくなったことがあったっけ。運良く通りかかった車に同乗させていただいて、集落まで乗せていただいて、運悪く日曜日でレッカー車が手配できなくて、親戚に泣きの涙で公衆電話から連絡を入れて…運良く脱出に成功して^^; 「雪」というものは、ある意味で「災害」なんだわ。他人様を笑っている内に、その内、自分の身に災難が降りかかる。笑っていちゃいけないなぁ…災害級の事案なら『助け合う』ことが重要です!凍結した路面で転んだご婦人に、自ら滑りながらも手を差し伸べてくれた若者2人の映像も…若者叩きばかりしていないで、こういう映像を何で評価してあげないかなぁ?世の中捨てたもんじゃ~ないよねと(笑)

コメント
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