「アイガー北壁ルート」…興味はある^^;
子どもが小さかったり、孫が居たなら出来ること…やっぱり『おやじぃ』も高い所が好きなのである。連日の重機除雪で、集積場所となっている畑には、いつの間にか4m程度の山が出来上がっております。熟練したオペレーターさんであれば、大雪を見越して少しずつジャンプ台(登り坂)を作りながら奥へ奥へと雪を押していくのだろうけれど、降り続いた雪を手前に押し上げた結果ですわなぁ…。なだらかな斜面が出来上がればスキーやソリで遊び、それが無くても「肥やし袋」一枚あれば『尻滑り』することは可能だわ。(重機除雪の斜面は硬いので、反対側を利用することになるけれど^^;)小学生の頃、背負ったランドセルをソリ代わりにして、河川敷の土手を滑り降りた強者もいた。ランドセルをすっぽり覆う「ランドセルカバー」がないと隙間から雪が入って、教科書がビショビショになったけれど…。(そのことを知っているということは、経験者かい?)山登りなんてぇのは、まだまだ序の口、自宅からスコップを持ち出して、雪山に横穴を掘れば立派な『秘密基地』になる。『秘密基地』なのだから、雪洞は道路の反対側(見えない場所)に掘ることになる。そうそう、誰にでもすぐにバレてしまう『落とし穴』を作るという遊びもあった。誰も引っ掛からないから、結局、仲間を押して『落とし穴』に入れるという強硬手段に出るのではありましたけれどね^^;
昨日、きれいに排雪したんですけれど…
前日の強風が止んで、『嫌な予感』はしていたのだけれど、朝、外に出たら景色が一変していた。吹雪は「吹き曝し」は出来ても、全体に降り積もることはないのだけれど、昨日の夜は「しんしんと降る雪」だったに違いない。「深々と」「沈沈と」降る雪は、静かにそして全体を覆うように積もる!
遂に消雪を諦めて、通路の中央に雪を寄せるしかなくなってしまいましたよ。お隣さんは、勤め人の息子も居るのだけれど、除雪は80代の親父の仕事…いつも消雪に使っている水路さえ道路除雪の雪で覆われてしまいましてね…「お互い様です。」と言いながら除雪機械で隣りの畑に飛ばして差し上げる。そして、お断りを入れて我が家の雪も少々、飛ばさせていただきまして、何とか自宅前は通行可^^;
次は世話になった、これまた80代のバアさん宅(こちらも早朝出勤の息子は居る。)の除雪を応援し、ガソリン使用量はいつもの3倍…自分の自家用車を救出したのは最後の最後となりましたよ。
はてさて、来週も雪が降る予報…本来は、日曜日の休日を与えるはずの長男『ポン太郎君』にも日曜出勤を求める始末。彼の顔も少々歪んでいる。「疲れているのは、お前さんだけじゃない。」とハッパを掛けながら、無邪気に雪で遊べたらなぁなんて考える。
『克雪』『親雪』『和雪(遊雪)』なんてぇ標語もあるけれど、防災無線から流れて来る放送は「除雪の際は安全対策をいたしましょう!」ってね…誰も「助けに行きますか?」なんて放送は流れないんだよなぁ。もう少しだけ、『雪の神さま』の意地悪を楽しみますかねぇ(笑)