梶井基次郎の小説では「屍体」が埋まっている^^;
「屋敷内に桜は植えるな。」「この集落では柿の木を植えてはいけない。」理由の分からない言い伝えが、この集落には残っている。「関ケ原の戦い」で西軍を指揮した石田三成が、処刑される前に水を所望して渋柿を渡され、武士は最期まで命を大切にする…と言ったとか言わなかったとか?恐らく、我が祖母が「修身」か何かで聞いたお話のまた聞きだから、事の真偽は不明であるけれど、我が集落は西軍に付いた米沢藩の足軽屋敷だからねぇ…柿の木にまつわる伝承があるとは思うのだけれど今では誰も知らない。そして、桜は比較的根が浅く、地表を這うから、猫の額ほどの裏の畑を維持するには厄介だ…と勝手な解釈をする『おやじぃ』であります。桜の樹の下には「屍体」も「お宝」も埋まっていないけれど、雪の下には何かが眠っているかも知れない。
ようやく落ち着いた雪に、『おやじぃ』はツルハシを担ぎ出し、漫画「巨人の星」の『星一徹』の如く、雪の塊にツルハシを振り下ろすのであります。(一日ツルハシを振り回していたら体力が持つはずもなく、正確には軽く叩きつけるだけでありますけれどね^^;)地表に近い雪は地温で融かされ、氷の塊となるから、除雪作業の連続でいつの間にか段差が出来てしまうんですなぁ…ようやく除雪作業から解放されたので、出来た氷塊を叩き割っているのでありますが…結局のところ、雪片付けをしております(笑)
ようやく自宅前をきれいにしましたが…
他所様の玄関先の除雪のお手伝いをして自宅前は手付かず。オッカーもアルバイトで不在だから、帰って来たら驚かしてやろうと午前中の2時間で自宅の駐車場の作業完了。(今朝、また雪が降りましたけれど^^;)次はハウス前の氷の塊に挑むこと3時間…こちらは、下が土だからツルハシを振り下ろすというよりは、氷の表層を何層か剥ぎ取る感覚。大きく剥ぎ取れれば、日頃のストレスも発散できる…がしか~し、飛び散った細かな氷が長靴の中に入って冷たいこと。結果、別のストレスが溜まるんだわなぁ^^; 地下足袋、安全靴で足元を締めるという理屈が理解できましたよ。
さて、本日の「お宝」は、開閉式のグレーチング一枚。これを別の当雪場所に設置して、時限爆弾を抱えた腰に無理を掛けないようになんてね。(上半身も腰も既にヘロヘロですけれど。)埋まっているのがグレーチング一枚ではねぇ…いやいや、その内『金鉱脈』にぶち当たるかも知れない。除雪機械によって出来た雪の壁の縞模様は人為的なものだけれど、最近は積雪の層にも薄っすらと黒い縞が入るようになりましたよ。大陸から運ばれる「黄砂」や粉塵の影響のようでありますが、子どもの頃のように、その辺から雪をかき集めて、シュロップ掛けてかき氷てな訳にはいかないんだわなぁ。ならば、最近の雪には「砂金」や「レアメタル」が混じっている!そんなデマが信じてもらえたなら、雪も奪い合いになるんだろうけれどねぇ(笑)