春先の完成検査の状況ですが…
朝方、家の「柱」の夢を見た…「柱」の夢には、プラス面とマイナス面があるようですが、ここでは内容を言及しないほうが良さそうである^^;
そして、思い出したのが『でんきんばっしゃ』『でんきんぼう』…標準語で言えば「電柱」ということになるのだろうけれど、これは「電気柱」が訛ったものか、「電信柱」が訛ったものかを考えてみた。そもそも「電柱」には送電用のものと通信用のもの、そして、共用のものが存在するのでありますよ。(そんなことを気にして生活はしていないけれど、架線が断線したり、カラスが巣をかけたりした時は、自ずと連絡先も変わってくるのでありますよ^^;)
黒船来航で有名なペリー提督が二度目の訪日をした際に持ち込んだ「モールス式電信機」用の電柱が日本の事始めのようであるから、「電信柱」が訛ったものではないかと考えたのではあるけれど、『でんきんばしら』という方言は各地にもあるようです。子どもの頃は『〇✕さん宅前のでんきんばっしゃ』が集合場所であり、遊び場であったのだけれど、当然、木柱でありクレオソート臭がして、防腐処理としてコールタールも塗られていたから、「鬼ごっこ」や「だるまさんが転んだ」なんてやっていると、寄りかかった手に『コルタル』のプツプツが手に付いた…これが石鹸使っても落ちないんだわぁ(笑)
「かきの土手鍋だから画像に残せ」と…
さて、一本で全て賄える訳ではないから、『でんきんばっしゃ』は要所要所に立っていたはずである。子どもの頃の記憶をたどってみても、現在、コンクリート柱が立っている場所と変わらないはずであるけれど、そこに無いものは子どもたちの姿だけかも知れない。集落の末端では「支線」(倒伏防止用)が張られており、ぶら下がって(とは言っても斜めの線だから足は地に着いている。)遊んだのだけれど、何が楽しかったのか今では分からない。「そこに支線があるから。」…何かに寄りかかりたかったのかも(笑)
はてさて、都市部では『景観形成』という理由で、電線の地中化が進んでおりますが、「雪国で地中化するなどもってのほかである。」と異を唱えた方が居た。これからの季節、吹雪(ホワイトアウト)の時には、『でんきんばっしゃ』を目印に歩くのである…『でんきんばっしゃ』は雪国の風物なのであるというのが彼の主張であったような気もするが…。確かに吹雪の時は、道路幅の目印として車を走らせる場合もある。(そんな時は出歩かない方が良いに決まっているのだけれど、吹雪だからといって会社は休みにはならないのでありますよ^^;)そうねぇ…『でんきんばっしゃ』は、一見邪魔のようだけれど、電気(生活費)を運ぶだけじゃなく色々役立っているはずなんですけれど。この「柱」が腐る夢…夢診断の結果は自ずと見えて来る(笑)