今夜は「真鯛」の刺身ですと…
「海老で鯛を釣る」とは、わずかな負担を元手にして多くの利益を得るたとえでありますが、「海老」と聞いて「伊勢海老」を思い浮かべたならば結構なお人好しである。せいぜい「オキアミ」程度におさめておかないと…しかし、「オキアミ」はオキアミという「プランクトン」であって、姿形は似ているけれど、『海老』ではないことを今朝知ったのでありますよ。これもまた『おめでたい』話である。
今年も残りわずかとなり、クリスマスを中心に芸能人のディナーショーが開催されるようでありますが、あるサイトによるお値段ランキングでは、玉置浩二さんの65,000円(プリンス新高輪)が最高額のようであります。『推し活』というファン心理とホテルの料理に高い安いの評価は様々でありましょうけれど、『空売り』の政策パーティに比べれば、高価なエサが付いて、『鯛(大金)』を釣る訳だから良心的ではある。エサが『海老』に似た「オキアミ」であっても、婦女子には嫌われるであろう「イソメ」であっても鯛さえ食い付いてくれれば儲けものである。『お付き合い』と称して食い付く『鯛』の方も騙されたとは思わない。食い付いてみるのも、次なる『お仕事』に期待しているからであってお互い様なのである。『裏金問題』で辞任した某大臣のカレンダーに「すべての人に夢とチャンスを…」などと書かれていたとのことであるけれど、食い付く『チャンス』を与えましょうでは笑い話である^^;
今年も「鍋焼きうどん」が始まった^^;
さて、政治資金パーティの裏金化問題のネタ元はどこなのか…どうやら1年前の11月6日の「赤旗日曜版」あたりらしい。「政治資金収支報告書」の突合という作業もかなり難解な作業のようであり、非課税収入であるから税務調査は入らず、領収書不要な支出額もあるから、元々が『ザル取引』なのである。ザルの目を通らなかった『辻褄』の合わない記載が見つかったということなのだろうけれど、結局のところ、上手に隠し通せなかった『無能な事務方』の責任として幕引きが図られるのではなかろうかと思っている。
はてさて、『海老』ではない「オキアミ」であっても、気色の悪い「イソメ」「ゴカイ」の類であっても、『鯛(オジサン)』たちは次なる『利益』を求めて食い付くのである。(このこと自体は悪事ではない。)問題は、『料理人(政治屋)』が上手に『血抜き作業』をしないから、出て来た『お刺身(お金)』が生臭いものとなってしまうだけである。「すべての人に夢とチャンスを…」そうそう『すべての政治屋に夢(裏金)と書き直すチャンスを…』…それで済むならば、納税者が収支報告書を書き直せば、修正申告も追加本税だけで済むはずなのに。どうせ逃げおおせることは折り込み済みだから、政治資金収支報告書の書き替え行為には『遅延利息』を課しましょうよ(笑)