果たして音を立てて雪が降るのか…?
「顕著な大雪に関する気象情報」…2018年12月から「短時間の大雪」に対して、県単位で発表されるようになったようであり、比較的新しい気象情報である。大雨に関する情報であれば、時間雨量〇✕mmと予報も立てられるけれど、雪に関しては『時間降雪量△□㎝』以上が「大雪」という定義は難しいようである。我が在所の高畠町の除雪計画では降雪15㎝以上で除雪車が一斉出動とされているようだけれど今のところやって来る気配がない。(町の名誉のために言い訳するとすれば、早朝観測の時点では雪は少なく、明け方から一気に降り積もり出した結果に違いない。早朝除雪の機を逃すと今度は除雪車が交通渋滞の原因にもなり得るから、出動するタイミングの見計らいが大変なのであろう。)「大雪」といっても、5㎝程度の雪でも大騒ぎする地方もあれば、雪の装備をして、30㎝程度の軽い雪であれば平然と車を走らせる地方もあるから、「雪の質」「降雪量」を一定の基準で語ることは難しく、『顕著な大雪』と警報を発報されても受け取り方はマチマチかも知れない。『おやじぃ』の経験では、ひと晩で50~60㎝ほど降り積もった経験があるけれど、こうなると24時間体制で除雪体制を敷いている国幹道は別にして、町道は一車線を確保するにも時間が掛かる。こうなると車がすれ違えないから渋滞も起こる…それでも職場に向かう『猛者』たちが住民であるから、こうした雪を『もさもさ』と雪が降り積もると言うのかも知れない(笑)
厳しい条件でも肩寄せ合って…
さて、『顕著な大雪』と事務的に表現されてもピンと来ないけれど、『もさもさと雪が降る』と言われると、短時間の内に雪が降り積もる様子がイメージできる。数値化は出来ないけれど、1時間で10㎝は降り積もるだろうか…決して『もさもさ』という音を立てて降る訳ではない。毛や草が密生するさまを『もさもさ』とも表現するけれど、決して降り積もった雪に対して『もさもさ』と言っている訳でもない。やはり、これは経験していただくしかないだろうなぁ(笑)
はてさて、『しんしんと雪が降る』という実に文学的な表現もあるけれど、この場合は、夜に降り積もる雪を室内からイメージしている様子を思い浮かべてしまう。実際には『もさもさ』と雪が降り積もっているのだろうけれど見てはいないのであり、朝になって『脱力感』におそわれる^^; 一方、『ぴゅっぴゅと雪が降る。』のは、吹雪の風の音であり、外では目が開けられないような状態…コチラの場合は、家の中に居ても吹き溜まりが出来るであろうことは容易に想像できるのでありますが、これもまた雪の無い地方の方に経験して欲しい状態である。そして、『おやじぃ』はと言えば、外に出て除雪をするタイミングを見計らい『もさもさ(動作がのろい)』している。『もさもさ』と降る雪に、『もさもさ』してコタツで丸くなる。そろそろ『猛者』にならないと出入りが出来なくなるのよねぇ(笑)