その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

かんくらい(方言)

2023-12-14 09:17:04 | 転職

塩ありませんかぁ~?

スクランブルエッグにフレンチトースト…たまには『シティジジィ』のような朝食もよろしい^^;
がしか~し、スクランブルエッグにはトマトケチャップではなく「塩」が欲しい…残念ながら、テーブルには塩も胡椒もなく、店員さんにお願いするのも気恥ずかしい。まぁまぁ、トーストだから良いけれど、これがご飯だったなら、迷わず「塩」か「醤油」をかけているところである。子どもの頃からの習慣で、身体は塩分を欲している…というか、ご飯を食べるための「塩味」であり、甘い玉子焼きは『おかず』にはならないのでありますよ。『しょっぱい(塩辛い)』味付けのモノに、さらに「醤油」をかけ回す…我が在所では『かんくらい』(塩味だけではなく、辛いものを大量に振りかけて食す者にも使われる。)という方言がありますが、60年間培った食生活は、『おやじぃ』の身体を『かんくらい』の体質に育て上げてくれているのでありますよ(笑)
はて、『かんくらい』の『くらい』は「喰らう」を当てたとして、『かん』とは一体何だろう?「勘」「疳」「感」etc.と「かん」と読む漢字は様々あれど、どうもしっくりこない。『肝・胆(キモ)』といった『苦いモノ』とも考えられるけれど不思議な表現ではある。一般の方からすれば十分『かんくらい』の『おやじぃ』が、さらなる『しょっぱかん』に対して『かんくらい』と言ってのけるのだから際限のないお話ではある^^;


「飯森山」から会津市内を臨む…

さて、自刃した白虎隊士が「お城が燃えている。」と誤認したというお話は、後日の伝聞や創作という説もあるようだ。武士の心の拠り所となる「お城(殿)」が落城するとなれば、戦う意欲も萎えてしまうに違いない。しかし、令和の世になって、「信頼回復のために火の玉となって取り組む。」と語った総理大臣がいらっしゃる。「火の玉」…「激しく闘志を燃やすようすのたとえ」ともされるけれど、『おやじぃ』には大戦中の『進め一億総火の玉だ』という大政翼賛会のスローガンにも思え、闘志よりも『玉砕』への道を突き進む時代錯誤の香りを感じてしまうんだなぁ(笑)
はてさて、「インボイス制度」をよくよく考えてみたら、「免税事業者(売上1,000万円未満)」は納税義務を免れたと好意的に感じていたのだけれど、「中間事業者(課税事業者)」が「免税事業者」からの仕入れ消費税相当分を控除できない分、「中間事業者」が「免税事業者」の分も立て替えて支払うシステムになったのだと今頃になって気付いた次第であります。さすが、『頭の良い人』たちの考えることは凡人とは違っている。「青菜に塩」というたとえもあるけれど、水分(税)が出切るまで『塩(制度)』を振りかけられるに違いない。この場合は『かんくらい』ではなくて『感狂い』が妥当だと思った『おやじぃ』でありますけれどね(笑)

コメント
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