その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

怨霊…怖いこわい^^;

2023-11-20 10:05:20 | 転職

「富山(とみさん)」ではありませんが…

房総半島のお仕事で、ふと「南総里見八犬伝」を思い出しました。江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって書かれた長編小説でありますが、28年の歳月をかけて完結したらしい。鎌田敏夫氏の翻訳本が映画化されたのが1983年のことであり、ストーリーは全く違うのでありますが、共通するのは『玉梓の怨霊』…何故かしら『怨霊』というと女性をイメージしてしまうのでありますが、『日本三大怨霊』として、「菅原道真」「平将門」「崇徳天皇」を上げる方もいらっしゃるから、むしろ、後世に恐れられる『怨念』とは男性の方が強いのかも知れない(笑)
「南総里見八犬伝」で、「伏姫」と神犬「八房」が暮らしたという「富山(とみさん)」は確かに存在し(作品中では「とやま」)、安房里見家の初代「里見義実」(こちらは実在の人かどうかは怪しいらしい。)も存在するのだけれど、史実と伝聞から長編小説としてまとめ上げ、『娯楽』として親しまれているところが素晴らしい。『おやじぃ』の妄想も、こうしてまとめあげることが出来れば大したものであるけれど、そこはほれ、『文才』というものがありませんから^^;
そうそう、今朝のお題は『怨霊』でした。「恨みをもって、生きている者に災いを与える死霊、または生霊」のことではあるけれど、「恨み辛み」など抱え続けていたところで、心の健康には害を与えるだけのようであるから、さっさと忘れることが最良だと思うのでありますけれどね…。


平等に分けていただいております^^;

さて、「恨み」の根源は、理不尽な扱いを受けたということだろうから、何ごとも平等に扱っていただくことを当然と思い込んでいるフシもある。世の中、「平等」かと言えば、保障されているのは「法の下の平等」であって、すべてが平等に扱われている訳ではございません。晩酌の刺身が「一切れ少ない」などと言い始めたら、あっと言う間に『平等』など崩れ去ってしまいますよ。(友人『ノロ社長』はむしろ多くを『おやじぃ』に分け与えてくれる^^;)
はてさて、『おやじぃ』も歳を重ね、財力、体力etc.と当然の如く『差』が生じて来ていると感じているところでありますが、さりとて、それを理不尽な取り扱いとは感じておりません。(恵まれているのかも知れませんなぁ…。)むしろ、何ごとも平等にという風潮の方に嫌気が差しているフシもある。「里見八犬伝」では、「里見義実」が「敵将の首を討ち取ったら伏姫を嫁につかわす。」と言った虚言も『恨み』のひとつになっているようである。そうそう『虚言』に踊らされ、後からツケを払わされる予感がするから、減税も給付金も疑ってかかってしまうのかも知れないねぇ…今の世代のウケを狙って後代にツケを回す。これだと現役世代の『恨み』は募る一方だと思うのだけれど、まさか『怨霊』の域にまで達するとも思えないけれど…しかし、支持率という数字には『怨念』の意味も込められてはいるような気もするが(笑)

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与太郎さんの忘れ物^^;

2023-11-19 07:18:30 | 転職

「軒裏」は宮大工の腕の見せ所でしょう…^^;

由緒ある寺社仏閣を観るのも好きですが、『おやじぃ』の場合は、こうして「軒裏」の木組みを観ることが好きである。わざと見せるように木組みされた『化粧垂木』も実際には上に反っているので、切り出すための材料は約2倍ほど必要なようであります。彫刻士として有名なのは、『左甚五郎』だろうなぁ…ここ千葉県「誕生寺」にも『左甚五郎』作と言われる般若の面があるということを後から知りましたよ。(もうひと足延ばせていたらねぇ…。)
ちなみに『左甚五郎』作と伝えられる作品は、全国各地に散らばっており、伝わっている製作年間は、安土桃山時代から江戸時代後期まで及ぶそうであるから、『〇✕代目左甚五郎』作なのか、稀代の名工を『左甚五郎』と呼ばしめたかは不明なようでありますよ。京都知恩院には『左甚五郎の忘れ傘』というものがあって、「完全無欠な仕上がりは、神さままでも嫉妬する。」とかで、わざと瓦を抜いたり、唐傘を忘れたなどという民話も残っているようであります。こちらは、名工の忘れ物であり、本日は『与太郎さん』の忘れ物のお話でありますよ(笑)


沖縄のオリオンビールがお土産^^;

さて、落語では間抜けな人として『与太郎さん』が登場する。実は、昨日、叔父の葬儀がありまして、葬儀会場の『お知らせ状』を確認した上で出掛けたはずでありますが、開式30分前には到着したはずなのに、駐車場に車が1台も無いのでありますよ。「まさか会場を間違えた?」…大慌てでオッカーに電話で『お知らせ状』を確認してもらったのだけれど場所の間違いはない。恐る恐る建物を一周したら、建物にすっぽり隠れた参列者の車が並んでいたという顛末でありましたとさ。少人数で執り行われる告別式のアルアルなのかなぁ…進入路から一番近い駐車場なのに。遂に「ボケたか?」と自分を疑った珍事でありましたが…。
はてさて、もう一人の『与太郎さん』は友人『ノロ社長』…笑いを取る目的で、本日の『珍事』をご披露したのだけれど、彼の場合は、久し振りに稽古会に出掛け、昼食を取って駐車場に帰ったら『稽古着』を自宅に忘れてしまったというお話。(当然、自宅に戻っても出掛けては稽古も終わる時間だから諦めたとのことでありますが^^;)まぁまぁ『間抜け』と『間抜け』のお話である。完全無欠な『左甚五郎』に対して、『おやじぃ』たちの場合は、物事や金まわりが上手くいかない『左前』のようであるから、初代と二代目の『左与太郎』を名乗ることにいたしましょう。本日は、地区の卓球大会でありますよ…さて、ルールを憶えていたかしら(笑)

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なぜか消えた…?

2023-11-18 08:59:48 | 転職

大ぶりな「カキフライ」も美味しかった^^;

山形の内陸部に暮らす『おやじぃ』が、「生ガキ」を見たのはいつのことだろうか?小学6年生の冬に、叔母に連れられていった東京の洋食屋で「カキフライ」というお品書きを見て、『柿フライ』と誤認していたから、中学生以降であることは確かである。元来、酢の物は苦手だから(食べられない訳ではない。)「酢牡蠣」を美味しいとも感じなかったし、さらには、中った経験もあるから「カキフライ」を口にしたのは大人になってからのことのような気もする。(食の出逢いというものは、人生を豊かにしてくれると思う…少々、大げさではあるけれど^^;)
はて、ならば「カキフライ」の起源は…どうやら明治期には洋食屋のメニューに登場していたようであり、揚げ物好きな日本人は、『何でも』揚げてしまうようである。まさか、「水」を揚げ物にする人は居ないだろうと思っていたら、薄い皮膜に包んで、丁寧に衣を着けて上げた強者もいらっしゃるようである。ただし、イクラや薄い皮膜に覆われた水が漏れると『大爆発』を起こして『消えて』しまうようだから、良い子は真似をしない方か良さそうであります(笑)


何だ?新手の『芸術』かい?

さて、本人も何を撮影したのか分からない画像…筑波山から自宅までの途中に差し込まれていた画像であるから、車窓からの眺めを写したものか、間違って撮影ボタンに触れてしまったのか判然としない。これはこれで、『現代アート』として『消さず』の残しておこう(笑)
はてさて、『おやじぃ』も遂に重い腰を上げて、アルバイトの事務仕事に着手し始めました。順調にデータをコピペして、ソートして、各人の作業時間を集計して行く作業でありますが、支払日が迫っているので久し振りに休憩も取らずにお仕事していたのでありますけれど…夕刻、データがフォルダごと『消えていた』。普段なら大声を発するところでありますが、取り敢えずの成果は印刷していたので後から追入力をすれば何とかなるかと冷静な対応。(大人になったものである^^;)それでも、何故消えたのかが気にかかる。今後のこともあるから外部メモリにバックアップすることも考えたのでありますが、アチコチいじっている内に何とかデータ復元できましたよ。(良かったよかった^^;)『おやじぃ』が慣れ親しんだ旧式PCならば、一日分の作業がすべて無駄になるところでありますよ。こうして世の中便利になっているのよねぇ…『復元』できないのは「人の命」だけかしら?コチラだけはバックアップという訳にはいかないから、大切に取り扱いましょうよ…。

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ガマの油…

2023-11-17 09:25:34 | 転職

餡ドーナツと揚げパンの違いは何?

「年を取ったら甘いモノを…。」友人『ノロ社長』がすすめてくれた「餡ドーナツ」…『おやじぃ』は食べたい気持ち半分、胸やけする心配半分で、結局のところご遠慮申し上げた^^;
はて、ここで『おやじぃ』は考えた…「餡ドーナツ」と「揚げパン」の違いは何なんだろう?「餡ドーナツ」自体は江戸時代には食べられていたという記述があり、「揚げパン」に関しては、1952年に東京大田区の篠原さんという調理師が、パンを油で揚げたのが始まりという記述がある。『おやじぃ』が子どもの頃に食べた「カレーパン」は皮も薄かった…どうやら、ドーナツもパンも「生地」の材料は同じであり、「生地」を発酵させるか否かが両者を分ける境目のような記述もある。美味しく食べていただこうという心遣いは同じこととしておこう。
子どもの頃に給食で出て来た「コぺパン」は、外皮が硬くて嫌う子どもが多かった…中を繰り抜いて食べている輩もいたくらいだから。今の「コぺパン」は柔らかく、イメージは大きく違っている。『保存』を重視したのか、焼き方の技術がそうだったのかは分からない。油で揚げて、砂糖をまぶしただけの「ドーナツ」が甘く美味しく感じられたのだから、「甘さ」に飢えていたのかも知れない。給食に「揚げパン」なんか出て来たら、大人気だったに違いないと思うのでありますけれどね(笑)


車からだから手ブレがひどい^^;

さて、筑波山麓合唱団…筑波山には『四六のガマ』が棲むと言う。実際には、前足の第1指(親指)が痕跡器官となり4本に、後足の親指の外に「番外指」と呼ばれる「瘤」があることから6本に見えるらしいのだけれど、これは筑波山のガマ(ヒキガエル)に限ったことではなく、全国共通のことのようである。「見た目」と『ガマの油売り』の口上が、そうした誤解を生んだらしい^^;
はてさて、名物『ガマの油』は、ヒキガエルの皮膚腺から出る「せんそ」という物質があることは確かではあるけれど、実際には、その成分は使われていないようである。(実際に使われていたら、気色悪いものねぇ^^;)口上では自分のことを『美形の男子』と誤認していた『ガマ』が、鏡張りの部屋で自らの姿の醜さに驚き脂汗を流すらしい…なるほど、自分自身について『事実誤認』していることはママあることではある。『赤っ恥をかく』などと言うけれど、『恥』と気付ければ大したものである。「ドーナツ」と「揚げパン」の見た目、『美醜』という見た目…ひと皮剥いてしまえば、ほぼ骨格は同じである。がしかし、餡の入っていない「餡ドーナツ」があるならばガッカリしてしまうに違いない。問題は中身ですよ…と人は言いますが(笑)

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雄々しい…

2023-11-16 08:51:57 | 転職

「ソテツ」の花言葉らしいのですが…

千葉県の海岸では普通に植栽されている「ソテツ」でありますが、自生地としての北限は宮崎県という説もあるようです。『南国(温暖地)』をイメージさせる植物でありますが、ヤシの木や木性のシダ類とは似てはいても系統的には遠い存在のようであります。
ネタに詰まった時には、花言葉なんぞを持ち出す…「ソテツ」の花言葉は「雄々しい」ということらしい。とは言え、裸子植物の「ソテツ」の花は、胞子による受精だから、花といっても雄株の胞子嚢穂と雌花の大胞子葉ということらしいのだけれど、当然、見たことがありません。葉が落ちた後の樹肌や立ち姿が「雄々しい」という花言葉の由来のようではあるけれど、見た目重視の結果ではあるわなぁ…。見た目は同じような雌株の「ソテツ」に「雄々しい」という花言葉をあしらっても問題にはならないようでありますが、『女々しい』という言葉を使うと、人間社会では差別用語になってしまうようである。同じような見た目言葉でも、相手を傷付けるか否かが問題のようではありますが…。
青空に映える「ソテツ」の葉を見ながら、突然「いじめ」を考え始めた『おやじぃ』であります。


こちらは「牛久大仏」…

さて、どうも「世界一」「日本一」という言葉には弱いようで、台座からの高さ120mの「牛久大仏」も「大仏」としては「世界一」、立像としては「世界6番目」ということらしい。阿弥陀仏の『十二光』を由来として120mとされたとのことではあるけれど、『十二光』…即ち「無量光」「無辺光」「無碍光」etc. 阿弥陀仏の光明も並べ上げても一切分からない。ただ凡人にも分かることは、帰りの圏央道で撮った画像であるから明らかに「逆光」ではある…実に罰当たりな見解ではある。
はてさて、子どもの頃に「大仏さまは男か女か?」と聞かれたことがある。お釈迦様がモデルならば『男』のような気もするが、その時は「男女を超越した存在である。」という回答だったような気がする。某歌劇団の『いじめ問題』…多くの管理者側は「いじめは確認できなかった。」とコメントすることが常のようである。(いじめがあったと発言することで、次に管理監督責任が問われることへの逃げなのかも知れないが…。)今の学校では、他人にされて『不快なこと』は、全て『いじめ』として扱われるから、「いじめが無かった」とすること自体に問題があり、「いじめがあった」と言わせることを前提に取材している気もするけれど…。『男女を超越した世界』であっても、全て横並びということでもありますまい。『優越』を競うところに差別やいじめは存在するような気もするけれど、大仏さま自体は何も答えてくれないのでありますよ…。

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腐っても鯛…

2023-11-15 09:49:28 | 転職

こちら「誕生寺」の参道であります…

観光ガイドブックを片手にお仕事をしている訳ではないから、そこに何があるかなんて知らない。時間調整の間に、大きな寺院があったから足を踏み入れてみただけですが、そこは「日蓮聖人」の生誕を記念して建立された「日蓮宗七大本山」のひとつとされる「誕生寺」でありました。
確か危篤の母親を蘇生させたとか、千葉県には日蓮にまつわる伝承が多かったという記憶があるけれど、「鯛の浦(妙の浦)」もそのひとつで、比較的深場を泳ぐ鯛が浅場に根付いているという…日蓮が生誕の際に鯛が現れたとか?現代でも真鯛が群れる現象は科学的には解明されていないらしい。日蓮に限らず、各宗教の開祖が起こした数々の『奇跡』は、後付けの香りが漂うのでありますが、『おやじぃ』の観光地の知識も後付けであり、その地の由緒を調べて出掛けるというよりは、今回のようにたまたま出くわすという『旅』が多いようであります。
立派な「諸堂」も昭和から平成にかけて、『50万人講』なる発願で再興されたものであり、開祖の『教え』というよりも、その後の裾野の広がり…集票、集金力に驚くばかりでありますなぁ。法要塔に抱き着いて「膝を治してください。」などと願をかけている観光客も居たりして、『万人の願い』それそれに耳を傾けていたら、開祖も疲労困憊するに違いない…開祖にすがるのも、それを利用するのもまた『人』でありますよ(笑)


現場の窓から見える景色も…

さて、『山ザル』が海を見るとうれしくなってしまう。透明度が高くて綺麗なんですけれど、南側を望む景色は、日の出や日の入りが見えないような気がする…ちょっと残念な立ち位置ではある^^;
人は、何かの目的を持って『旅』をするのであろうから、海の幸、景色、観光地とその目的が達成できれば満足するに違いない。こちとら、お仕事で出掛けているのだから、空いた時間で景色やグルメを楽しめたら『儲けもの』ですわ…。
はてさて、日蓮が、内乱や侵略(蒙古来襲)を予言できたのも、当時としては情報通であったからという説もある。後に続く人々は『奇跡』や『予言』として、開祖の『神格化』を図っていくものらしい。「衆生済度」を説いたものも、いつの間にやら、死後の世界に浄土に導くというような発想になり、ありがたいといわれる『お経』で救われると勘違いしているフシもある。学生時代にただ通過しただけの土地を45年後に訪れているのも何かの『ご縁』なのかも知れませんなぁ。只々、ペダルを踏んで故郷山形を目指している頃は、何も考えていなかったこの先も、今では、短いこの先を考える年になっている。世の中を考えながら、『腐っても鯛』などと言われるけれど、腐らせてしまうのは後に続く人々なのかも知れないなぁとつくづく感じる『おやじぃ』でありますよ(笑)

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金に糸目…

2023-11-14 09:04:15 | 転職

ちょっと奮発し過ぎですが…

アルバイトに駆り出されたのは千葉県鴨川市だった。確か学生時代にサイクリング車で帰郷した際に通った街…うっすらと海岸線の記憶が蘇りましたけれどね。天津町(現鴨川市)の祭りだったから、7月の末だったに違いない。駐在所で旅館を紹介していただいて、泊ったのはお隣の勝浦市だったような記憶でありますよ。貧乏学生の独り旅だから「お金ある?」といぶかしがられた記憶もあるけれど、お金が無いのは昔も今も変わらない。宿の方が見かねて、お昼用のおにぎりをサービスしてくれた思い出もある。それから45年…立派に成長した?『おやじぃ』は、アルバイトだと言うのに「金目鯛の煮付け」をお昼に食べている。お陰で、アルバイト代が吹っ飛ぶというのにねぇ^^;
「金目鯛」は「キンメダイ」であって、『かねめだい』と読んではいけない。しかし、深海魚のこのお魚は、高級魚で『金目(かねめ)』(値打ちの高いこと)と読んでも間違いはなさそうである。ところで、『金に糸目をつけぬ』と言うけれど、何で「お金」と「糸」が関係するのだろう?「糸目」とは「凧を締める糸」であり、惜しげもなくお金を使って事にあたり、『凧に糸目』を付けないと無制御の状態になることからの例えらしい。(また、別の方向に話が脱線してしまった。)アルバイトの身分で、お昼に「金目鯛の煮付け」では贅沢過ぎるけれど、そうそう経験できることでもないことと、自分のことは優しく許すことにする(笑)


赤、黄色だけでなくこれもまた綺麗…

さて、片道約7時間30分、車中睡眠4時間、実労2時間、食事休憩3時間と出発から24時間の旅となってしまいましたが、山形から房総半島までは確かに遠い。(それでも往復950㎞程度である。)アクアライン、外環回り、圏央道路と3ルートの選択肢があったのだけれど、首都高の混雑を避けたつもりが、むしろ東金道路から海岸にいたる国県道が狭く、これが失敗だったような気もする。しかし、これが『おやじぃ』に『哲学』させる良いきっかけになったんだよなぁ…。
はてさて、内房と外房…『千葉都民』と『千葉県民』の格差を感じた次第であります。山形県の田舎者が何を言う…しかし、外房に至る景色は山形の田舎と変わりない。山形県は『全体』が田舎であるのに対して、千葉県の場合は都市化と田舎の差が大き過ぎる。『県土の均衡ある発展』…某山形県知事が言っていた気もするけれど、山形の場合は、『全てが田舎でも、全体の底上げに努力されている』気がするんですなぁ…決して、『都市化』が幸せのシンボルとして捉えている訳ではありませんけれどね。かつて、亡)浜田幸一さんが、『アクアラインと圏央道をつなぐ』という大構想をぶち上げていたような気もするけれど、ふと頷けてしまった次第であります。いずれにせよ『田舎のねずみ』にとっては、渋滞の中を日々通勤するなんてご遠慮したいことでありますが、『金に糸目』をつけなければ、そんな大構想も実現していたかもねぇ(笑)

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暴走…いや房総^^;

2023-11-13 08:00:00 | 転職

こちらは「日本海」…方向違い^^;

日曜日とは言え、来年の復活を目指す『おやじぃ』は庭木の廃木を切りきざみ、来週には処分場に運べる段取りをつけました。午後からは裏の畑を整理して、半年ぶりで地面が見えた…酷い有り様でありますよ。お陰さまで腰が痛くて堪らない。折角がんばっても、また一週間寝込んでは同じことなんですけれどねぇ…。
こうしてかんばったのは、久し振りに友人『ノロ社長』のお仕事の手伝いが入ったから…このブログがUpされている頃は、千葉県房総半島に足を踏み入れているに違いない。関東でのお仕事は何か月ぶりでしょうかねぇ…昨年は県内や秋田県が主でしたから。『暴走老人』たちの房総半島一泊二日の旅…お土産話で、しばらくの間、ブログネタに困らないかも。
それでは、安全運転で出掛けてきま~す(笑)

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いろはにトホホ^^;

2023-11-12 09:34:15 | 転職

蔵王で「赤」が映えるモミジは…

「紅葉(こうよう)」の代表的な樹として「紅葉(もみじ)」がありますが、秋になって葉の中の「クロロフィル色素」が分解され、一方では「アントシアニン」という色素が合成されることで、赤く色づくとされております。また、「銀杏(いちょう)」では、「クロロフィル」の減少で、元々含まれていた「カルテノイド色素」が目立つようになり黄色くなるらしい。しかし、秋が深まると何故木々が「紅葉(こうよう)」するのかという理由については、仮説はあっても理由は未だ不明なようでありますよ。常緑樹と落葉樹がそれぞれに『色』を成して、目を楽しませてくれる。『当たり前』のことを、さも『当たり前』のように、その日、その年を過ごしておりますけれどね。
はて、他人の庭や山のモミジは綺麗であると鑑賞していれば良いだけですが、これが自宅の庭のモミジとなると状況が一変する。数年ぶりに繁茂したモミジの高枝を数本落としたのだけれど、今度はその枝を切り刻まなければいけない。落葉したその葉っぱも厄介ではある。『庭と女性のお肌は、日々のお手入れが大切』なようでありまして、『若い』と気を抜いていると、後から取り返しがつかなくなるようでありますよ。(失礼^^;)


この「葉」が落ちると雪になる…

さて、来年の『復活』に向けて、庭や畑を少しずつではあるけれど、今頃になって片付けております。考えてみれば、雪で「草」を隠してくれると昨年過信して、春に焼き払うべきところを怠った結果が今の状況になっている。昨年まではイネ科雑草だったものが、お隣の畑の「セイタカアワダチソウ」の『侵略』を受け、畑とは思えないほどに荒れ果ててしまいましたよ。それでも少しずつ刈り倒し、乾燥させて焼き払いを繰り返した結果、何とか耕運できそうな状態まで戻りつつありますけれどね…。(やれば出来るじゃないか^^;)
はてさて、手入れして『当たり前』が、こうして放置してみるとわずか1年で変容してしまうことを経験し、日々継続することの大切さを味わった1年でありますが、何か成果が上がったかと考えると、さすがに見兼ねた長女が『草刈り』を始め、長男も独力で作業を始めたということでありましょうか…いつの日か『おやじぃ』が居なくなったとしても、何とか暮らしていける状態になればしめたものでありますが、やはり『要領』は『おやじぃ』の方が一枚も二枚も上手ではある。そう満足して今年は取りまとめようなどと考えております。『おやじぃ』がやって『当たり前』のことを、今度は自分たちが『当たり前』のことのように取り仕切っていかなければいけない。そうそう、雪国での暮らしの『いろは』を覚え、『トホホ』と嘆く。これまた『当たり前』のように繰り返されるのでありましょうかねぇ(笑)

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四苦八苦とは…

2023-11-11 09:20:12 | 転職

「生きる」ことも大変だわねぇ…

夕食の時に「四苦八苦」という言葉がテレビで流れ、はて?「四苦」とは「八苦」とはと考えてみた。どうやら仏教用語が始まりであり、「四苦」とは「生・老・病・死」であり、これに「愛別離」「怨憎会」「求不得」「五蘊(陰)盛」の四つを加えたものが「八苦」らしい。『四苦(4✕9=36)』+『八苦(8✕9=72』で108の煩悩になるという解説をされる方もいらっしゃるようだけれど、どうやらたまたま数字が一致しただけのようでありますなぁ…。
仏教では、悟りを開いたお釈迦様が「四苦八苦」を説いたとされているようでありますが、これだと「生きること自体が苦しみ」ということになってしまい、どうも収まりが悪過ぎる。『悟り』の境地に至ろうとする高僧の苦しみと生きることを楽しもうという凡人の苦しみを一緒くたに考えるからモヤモヤが残ってしまうようである。今では「四苦八苦」も、「求不得苦」…「求める物が思うように得られない苦しみ」に特化した使われ方がしているようにも思えるから、土台、求めているものが違うのだと思い、今朝は納得することにしましたよ。
秋も深まり『終末』の頃を迎えているはずのトンボに、「この夏は楽しんだかね?(遊んだかね?)」と尋ねるくらいが凡人には似つかわしいのかも知れませんなぁ(笑)


ああ、今夜はビールを切らしてた…

さて、ひと夏放置してしまった庭の掃除も順調に進んでおります。(そう思い込むことにする^^;)今『四苦八苦』しているのは、ヒバとモミジに絡みついた藤の蔓…以前は、白い藤が川辺に咲いていたものだから、実生で出た藤が何色かと興味を持って放置していたのだけれど、花が咲かないのでありますよ。いつもの年なら、根元から伐って抜いて置くのだけれど、ふと考えるに昨年はその作業を怠ったような気がする。この夏、二年目の蔓が太くなり、新梢がさらに伸びてとんでもない有り様に…『藤子』と名付けられた方は、概ね丈夫な方かも知れない。(失礼^^;)
はてさて、こうして堕落(楽)をすると、そのツケが翌年、翌々年に及ぶことを今さらながら痛感しております。自ら招いたはずの『四苦八苦』…遂には残していった亡き親父にまで文句を言い始めるのでありますよ。よくよく考えてみれば、庭木を楽しむ余裕もないことが一因ではあるのだけれど…。「五蘊盛苦」…「五蘊」(人間の肉体と精神)が思いのままにならない苦しみを指すらしい。「そうだよねぇ…懐具合よりも心の余裕が必要よ。」などとご立派なことを述べつつ、やっぱり懐具合が気になる日々の生活ではあるますけれどね(笑)

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