遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

米国、ついに尖閣防衛に積極関与へ 「日米統合機動展開部隊」常設構想が急浮上

2020-08-06 01:25:55 | 東シナ海尖閣諸島
 尖閣諸島周辺の領海や接続水域への中国の「海警」の侵入が続いていました。4月14日から8月2日まで連続で確認され、この間、5月上旬には操業中の日本漁船に接近して追尾。7月4~5日には39時間以上、領海内にとどまったりしていましたが、平成24年9月の尖閣諸島国有化以降、最長となっていた周辺海域での連続航行日数は111日で途切れたことになりました。  海保は「台風4号が接近する場合に備えて出域した可能性がある」との見方を示しているのだそうです。  この中国の侵略行為に対し、二国間の領土問題には関与しないことが原則の米国が、オバマ政権時代のヒラリー・クリントン国務長官(当時)が、日本が実効支配していることを理由に、日米安保条約の適用範囲だと公言し、以後、トランプ政権の今日まで継続されていることは、諸兄がご承知のとおりです。  二国間の領土問題には不介入の米国にしては、珍しい姿勢ですが、実効支配下という条件付での日米同盟適用論。そこで、中国が、実効支配の実績造りの行動を開始し、今日の「海警」による連続侵入や、日本漁船排除に至っているのでした。  ところが、この連続侵入で、日本の実効支配実績が危うくなってきた。自民党の中で、実効支配実績造りの声があがる事態に至り、中国側も、海警の擁護の元での漁船団の侵入を公言するに至っています。  そこで、米国から、「日米統合機動展開部隊」常設構想という、日米同盟適用の積極策が提起され、日本でも準備が開始されているのだそうです。   . . . 本文を読む
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