ドコモは今夏の商戦に「ツートップ戦略」を採用し、機種を11種類に絞ったうえで、サムスンとソニーの2機種に販促の重点を置く作戦を展開したことは諸兄がご承知の通りです。
ソフトバンクに続いて、KDDIもiPhonを採用し、両社がトップのドコモのシェアを侵食しています。何故か韓国・サムスンに拘るドコモも、iPhonの採用を検討しているニュースが再三流されていてました。
秋には結論が出るとの報道もありましたが、冬商戦は、サムスンを外して、国内の三メーカーの機種を重点販売することになる様です。
この花の名前は、白モッコウバラ
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ソフトバンクに続いて、KDDIもiPhonを採用し、両社がトップのドコモのシェアを侵食しています。何故か韓国・サムスンに拘るドコモも、iPhonの採用を検討しているニュースが再三流されていてました。
秋には結論が出るとの報道もありましたが、冬商戦は、サムスンを外して、国内の三メーカーの機種を重点販売することになる様です。
富士通・シャープ ドコモの"推し"勝ち取れ 冬商戦用 重点機種 電池長持ちアピール (8/19 読売朝刊)
携帯電話首位のNTTドコモが、冬の商戦で重点的に販売する機種選びが大詰めを迎えている。ソニーに加え新たに富士通とシャープが選ばれ、韓国サムスン電子が外れる見通しだ。メーカー各社はドコモの動きを凝視している。 (幸内康、江沢岳史)
◆国内3社か
富士通とシャープが冬の商戦で投入する新型スマートフォン(高機能携帯電話)の「重点機種」に採用するよう働きかけを強めている。今夏の商戦でドコモが「ツートップ」として選んだソニーの「エクスペリアA」は、8月中旬までに約130万台と歴代の端末でトップの売り上げを達成した。サムスン電子の「ギャラクシーS4」も約70万台売れた。シャープと富士通は2社に大きく水をあけられた。
富士通の現行モデル「アローズNX」は大容量電池が特徴で、シャープの「アクオスフォンZETA」は省電力の「イグゾー」液晶を搭載している。2社が冬商戦に向け準備する機種は、スマホの弱点とされてきた電池の利用時間が長くなるなど「機能では他社に勝る」(シャープ幹部)。ドコモに販売する卸価格も「魅力的な条件」(通信業界関係者)を示しているようだ。
ソニーも今の「ツートップ」の一つでスマホ初心者向けの「エクスペリアA」と、上位機種の「エクスペリアZ」の後継端末を用意している。
ただ、サムスンは「ギャラクシーS4」を来春に大きくモデルチェンジする見通しで、冬商戦向けの機種はソニーにシャープ、富士通を加えた3社が選ばれる可能性が高い。
◆競争促す
ドコモは今夏の商戦では投入機種を11種類に絞り、このうち2機種に販売促進費を重点配分する「ツートップ」戦略を採用した。
重点機種に選ばれなかったNECはスマホ事業からの撤退を決め、パナソニックはドコモへのスマホ供給を見送ることを決めるなど、ドコモの戦略はメーカーにも大きな影響を与えた。
今夏にドコモの重点機種から漏れたシャープは携帯電話の年間売上高の下方修正を迫られた。富士通にとっても2013年4~6月期連結決算が営業赤字となった一因となった。ドコモの冬商戦は、経営再建中のシャープにとって「家電製品との連携など事業展開の核になる通信技術を中核事業と位置づける」(高橋興三社長)との戦略の成否にもかかわる。
◆重い決断
ドコモにとっても重点機種選びは重い判断となる。
KDDI(au)とソフトバンクモバイルは、高い人気を持つ米アップルのiPhone(アイフオーン)を主力に据えて、ドコモから契約件数のシェア(占有率)を奪ってきた。ドコモもアイフォーンの採用を検討しているが、ドコモ独自のサービスを展開しにくくなるため、採用に踏み切っていない。冬商戦で国内勢を主力とした戦略が不発に終われば、アイフォーン採用も現実味を帯びてくる。
携帯電話首位のNTTドコモが、冬の商戦で重点的に販売する機種選びが大詰めを迎えている。ソニーに加え新たに富士通とシャープが選ばれ、韓国サムスン電子が外れる見通しだ。メーカー各社はドコモの動きを凝視している。 (幸内康、江沢岳史)
◆国内3社か
富士通とシャープが冬の商戦で投入する新型スマートフォン(高機能携帯電話)の「重点機種」に採用するよう働きかけを強めている。今夏の商戦でドコモが「ツートップ」として選んだソニーの「エクスペリアA」は、8月中旬までに約130万台と歴代の端末でトップの売り上げを達成した。サムスン電子の「ギャラクシーS4」も約70万台売れた。シャープと富士通は2社に大きく水をあけられた。
富士通の現行モデル「アローズNX」は大容量電池が特徴で、シャープの「アクオスフォンZETA」は省電力の「イグゾー」液晶を搭載している。2社が冬商戦に向け準備する機種は、スマホの弱点とされてきた電池の利用時間が長くなるなど「機能では他社に勝る」(シャープ幹部)。ドコモに販売する卸価格も「魅力的な条件」(通信業界関係者)を示しているようだ。
ソニーも今の「ツートップ」の一つでスマホ初心者向けの「エクスペリアA」と、上位機種の「エクスペリアZ」の後継端末を用意している。
ただ、サムスンは「ギャラクシーS4」を来春に大きくモデルチェンジする見通しで、冬商戦向けの機種はソニーにシャープ、富士通を加えた3社が選ばれる可能性が高い。
◆競争促す
ドコモは今夏の商戦では投入機種を11種類に絞り、このうち2機種に販売促進費を重点配分する「ツートップ」戦略を採用した。
重点機種に選ばれなかったNECはスマホ事業からの撤退を決め、パナソニックはドコモへのスマホ供給を見送ることを決めるなど、ドコモの戦略はメーカーにも大きな影響を与えた。
今夏にドコモの重点機種から漏れたシャープは携帯電話の年間売上高の下方修正を迫られた。富士通にとっても2013年4~6月期連結決算が営業赤字となった一因となった。ドコモの冬商戦は、経営再建中のシャープにとって「家電製品との連携など事業展開の核になる通信技術を中核事業と位置づける」(高橋興三社長)との戦略の成否にもかかわる。
◆重い決断
ドコモにとっても重点機種選びは重い判断となる。
KDDI(au)とソフトバンクモバイルは、高い人気を持つ米アップルのiPhone(アイフオーン)を主力に据えて、ドコモから契約件数のシェア(占有率)を奪ってきた。ドコモもアイフォーンの採用を検討しているが、ドコモ独自のサービスを展開しにくくなるため、採用に踏み切っていない。冬商戦で国内勢を主力とした戦略が不発に終われば、アイフォーン採用も現実味を帯びてくる。
「ツートップ」戦略で洩れた国内メーカーでは、長年のコンビと言ってもいい、日本の携帯電話を立ち上げてきた関係に見えるNECは、スマホ事業からの撤退に追い込まれました。
液晶の雄でありながらも経営危機に瀕し、「イグゾー」の技術で再生に苦闘するシャープも、11機種には入ったものの、売上の下方修正を迫られました。
勿論、第一義的には国産メーカーが、サムスンを凌ぐ品質・機能や価格を持てているかと言うことになりますが、ドコモのサムスンへの肩入れは異常に感じていたのは遊爺だけでしょうか?
「ツートップ」の実績が、ソニー=130万台、サムスン=70万台と倍に近い差がついたのは、世界のギャラクシーのシェアからすれば驚きの数値です。日本のユーザーが突き付けた結果ではないでしょうか?
サムスンと取引があるか、韓国の暴挙をよく知らないかのいずれかの日本国民以外がサムスン製を買うのは、よほどのマニアか、アップルや国産品嫌いでしょう。
そこでようやくドコモも重い腰をあげたのか、円安ウォン高でサムスンの価格競争力が低下したのか、記事にあるようにサムスンの機種更新が端境期だったせいなのかはわかりませんが、日本メーカーの3機種が重点商品に選ばれることは歓迎すべきです。
理由も、シャープは「イグゾー」、富士通は大容量電池の「アローズNX」という差別化された新技術。
これを機に、シャープの復活や、国産メーカーの活性化が進むことを願います。
# 冒頭の画像は、2013夏モデルを発表した加藤社長
この花の名前は、白モッコウバラ
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