遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

2月22日は、「竹島の日」です

2016-02-22 23:58:58 | 竹島
 2月22日は「竹島の日」です。
 我が国は,遅くとも江戸時代初期にあたる17世紀半ばには,竹島の領有権を確立し、1905年(明治38年)1月28日に島根県への編入を閣議決定し、同年2月22日に島根県知事が所属所管を明らかにする告示を行いました。そして、2005年にこの閣議決定および告示から100周年にあたることを記念して、同年3月16日、島根県議会は2月22日を「竹島の日」とする「竹島の日を定める条例」を制定したのでした。
 そして、自民党は、2012年12月の政権奪還を果たした衆議院選挙では、「竹島の日」の式典を政府開催とすることを政策に掲げていました。
 松江市で開かれた、今年の式典には、政務官を含めた国会議員13人が出席しました。
 
 領土は国家の主権にかかわる重要事項ですが、今年も「竹島の日」の各メディアの報道は、閑散としています。テレビ(あまり見ていませんが)では、ネットで検索してみつかったのは、NHK(7時のニュースは見ました)と、TBSくらい。新聞で社説で扱ったのは読売だけといった状況です。(読売は、去年から社説で扱うようになりました。)
 

竹島の日 国内世論を粘り強く喚起せよ (2/22 読売・社説)

 国家主権に直結する領土問題の解決
は、簡単ではない。国内世論を喚起する啓発活動を続けながら、粘り強く取り組むことが欠かせない。
 島根県などが22日、松江市で第11回「竹島の日」記念式典を開催する。2005年に制定した県条例に基づく行事である。
 
島根県は、竹島の関連資料を積極的に収集し、解説書などを刊行してきた。竹島が日本固有の領土であることを補強する調査研究活動を実施し、情報発信する地道な努力を高く評価したい

 
政府は、領土問題を担当する酒井庸行内閣府政務官を式典に派遣する。政務官の出席は安倍政権の発足以来、4年連続だ。地元では閣僚や副大臣の派遣を求める声がある中、格上げを見送っているのは韓国への外交的配慮
だろう。
 日本は、17世紀半ばの江戸時代初期には竹島を漁場や中継地として利用し、領有権を確立していた。竹島を島根県に正式編入したのが1905年の2月22日である。
 アシカ猟の事業化を目指す水産業者が明治政府に竹島の所属の明確化を陳情したのが発端だ。当時、年1000頭以上のアシカを捕獲した記録が残っている。行政手続きにより、国際法上も領有権を確実にした意義は大きい。
 だが、
サンフランシスコ講和条約の発効直前の52年1月、韓国が李承晩ラインを一方的に設定し、現在も竹島の不法占拠を続けている
。警備隊を常駐させ、宿舎や灯台、湾岸設備などを整備した。容認できない行為である。
 安倍政権が内閣官房に設置した領土・主権対策企画調整室は、竹島に関する行政文書や日記など約1000点の資料を収集した。昨年8月には、約100点をデータベース化し、ホームページで検索・閲覧できるようにした。
 文部科学省も、領土教育に力を入れている。小中高校の教科書における竹島、尖閣諸島などの記述は徐々に充実してきた。
 領土問題の歴史的経緯や現状について、より多くの国民が正しい知識を身につけ、共通認識を持つことが重要である。
 日韓関係は、昨年末の慰安婦問題の合意により、ようやく改善に向けて動き出した。年明け以降、北朝鮮の核実験や長距離弾道ミサイル発射に対し、日韓両政府が緊密に連携し、北朝鮮への圧力を強めたことは一つの成果だ。
 様々な分野で日韓協力を着実に強化することは大切だが、
領土問題については、日本の主張をきちんと伝えなければならない

 戦後のドサクサで、李承晩ラインを勝手に設定し、日本漁船を拿捕するなど力で不法占拠した韓国に対し、我が国は、国際司法裁判所に提訴し、平和的解決を韓国に呼びかけていますが、韓国は裁判を逃れる為、「選択条項(義務的管轄権/強制管轄権」の受諾宣言を避けていて、敗訴することが明らかな裁判に応じようとしません。
 
国際司法裁判所への提訴の提案 | 外務省

 慰安婦問題や、戦時の補償について、日韓基本条約で国際法上解決済のものを国民の感情を優先し認めない、法治国家ならぬ情ち(痴 or 治)国家を象徴する憲法裁判所が存在する国ですから、国際司法裁判所での正々堂々の裁判を逃げるのは、当然なことではあります。
 しかも、逃げるだけでなく、反論して来るに至っては、反論があるのなら、裁判所に出て来て言えということになりますが、遠吠えするだけです。
 
「竹島の日」に強く抗議=日本公使を召喚―韓国外務省 (時事通信) - Yahoo!ニュース

 「日韓合意」を持ち出すのなら、慰安婦像の撤去や、米国などでいまだに続く歴史認識フロパガンダに関し、合意を護ってから口にしなさい!

 繰り返しますが、領土問題は国家の主権にかかわる重要事項です。
 各メディアがしっかり報じることで、国民に伝えたり、忘れ去られないよう喚起すること、国際社会に知らしめることが重要です。読売やNHK以外のメディアはしっかり報道していただはたい。(今日のことなので、明日の報道になっている場合があるのかもしれませんが。)
 政府は、引き続き、定期的に国際司法裁判所への提訴をしたり、その提訴や、「選択条項」のない、仲裁裁判所への提訴を交渉カード化して、韓国に迫り続けていくことを願います。

 「北方領土」の不法占拠を続けるロシア。「尖閣諸島」の領海や領空に不法侵入を続ける中国。
 民主党政権下での対応失政で、関連国は不法選挙、不法侵入に意を得て強気です。
 日本政府の、国家の主権に対する毅然とした外交姿勢が求められます。



 # 冒頭の画像は、「竹島の日」記念式典であいさつする政府代表の酒井庸行内閣府政務官




  この花の名前は、シラヤマギク



 1953年6月、島根県が竹島に建てた日本の領土であることを示す標柱


竹島に関する動画 / 政府広報 - YouTube

杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ - YouTube


↓よろしかったら、お願いします。






Fotolia


竹島は日韓どちらのものか
日本は国境を守れるか (プレイブックス・インテリジェンス)





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