遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

「竹島専従」新型調査船が就航 韓国に関係改善の意思なし?

2022-05-25 01:35:53 | 竹島
 韓国関連ニュースについては、文在寅政権との断絶への安倍政権の歴史的な外交方針転換に賛同し、取り上げることは極力避けてきました。
 尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権誕生でも、様子見で、韓国関連の話題は無視するように努めていますが、竹島周辺海域の新型海洋調査船就航との話題は、放置するわけにはいかず取り上げさせていただきました。
 もちろん伊政権以前の文政権時にスタートした案件で、伊政権の発案ではないのですが、就航運用は、伊政権の意思となります。

 韓国で早くも「反日」暴挙 林外相の訪韓中に竹島EEZで無断調査 地下構造や資源探査か 「尹大統領は決して“親日”ではない」(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース

 
「竹島専従」新型調査船が就航 韓国に関係改善の意思なし? 外交ルートで抗議も相次ぐ反日暴挙 実効支配強化が加速する恐れ - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.5/24

 韓国の新たな「反日」暴挙が発覚した。不法占拠する島根県・竹島周辺の海洋調査などに専従する新型船を就航させ、日本が外交ルートで抗議していたことが24日、政府関係者への取材で分かった。竹島をめぐっては、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任式に出席するために林芳正外相が訪韓した際、韓国側が無許可の海洋調査を行った疑いが浮上している。尹政権が、日韓関係の改善を真剣に目指しているとは思えない。

 関係者によると、
就航したのは高圧水流によるウオータージェット推進システムを装備した高速船で、竹島の韓国名「独島」を冠した「ドクドヌリ」号と名付けられた

 同船は、精密な水深測定器や超音波流速計などの測量機器を搭載し、竹島周辺の生態系や環境を調査するという。
先月21日、韓国東岸の慶尚北道浦項(ポハン)市で就航式が行われた

 韓国当局は、同船を竹島や近隣の鬱陵(ウルルン)島周辺の海洋調査に専従させるという。
これまでは民間船をレンタルしていたが、専従の新型船を導入することで、調査のコストや安全性を高めるという

 地元メディアは「独島の海洋領土主権が強化される」と称賛しており、竹島の実効支配強化につながる活動が加速する恐れがある。

 
日本側は昨年8月、新型船の就航計画を把握し、見合わせるよう外交ルートを通じて抗議した。就航式を受け、今月3日にも「事業の中止」を重ねて要求し、強く抗議したという。

 日韓関係は、文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で、過去最悪まで冷却化した。岸田文雄政権は、尹大統領の誕生に期待して、林氏に首相の親書を持たせて就任式に出席させたが、
林氏の訪韓中にも竹島周辺で調査船が活動するなど、「反日」暴挙は相次いでいる

 今回の新型船についても、日本側は尹氏の就任式前から韓国側に抗議をしたが、事業中止は確認できていないという。

 ジョー・バイデン米大統領は、訪日前に韓国を訪問した。米韓首脳会談では、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への抑止力強化も念頭に、日米韓3カ国の協力関係の再構築が重要との認識で一致した。

 
尹政権は日韓関係の改善に前向きとされるが、明確な転換は見られず、両国が対立する歴史問題についても具体的な解決策も提示していない

 岸田政権にとって、前のめりな友好の演出や配慮は、大きな外交的リスクになる恐れがある。

【韓国による主な「反日」暴挙】

□韓国国会議長(当時)による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」

□韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件

□日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定

□いわゆる「元徴用工」訴訟をめぐる異常判決

□自衛隊旗(旭日旗)への侮辱

□不法占拠する島根県・竹島への韓国警察庁長官上陸

□世界文化遺産への「佐渡島の金山」推薦に反発

□林芳正外相が訪韓中、竹島周辺の日本のEEZ内で無断海洋調査の動き

□「竹島専従」の新型調査船を就航

 尹大統領の就任式当日の、ノルウェー船での海洋調査は、文在寅政権時代に仕掛けられた、伊新政権及び対日嫌がらせだと理解します。
 新型調査船の「ドクドヌリ」号建設就航までも、前政権が決定し進められてきた事。
 建造費がいくらかかったのか、維持・運用費にいくら要するのか。苦しい韓国財政の中で優先してやることだったのか。

 腹水盆に返らず。前政権がやってしまったことを、とやかく言っても仕方ない話。
 今後の新伊政権が、どのような運用をするのか。国会は与野党逆転国会。
 国政選挙で逆転が解消するまでは、伊大統領も耐える政権運営が続くことになる。

 バイデン大統領が今回日韓訪問を実施しました。
 逆転国会の苦しい船出の伊大統領や、北京冬季五輪での「外交的ボイコット」の協力要請を、米中二股外交で逡巡し態度表明が遅れ、岸田氏の首相就任に伴う面談要請を、しばらく放置したあげく、オンライン形式での会合に留めていた岸田氏との面談が、ようやく、韓国、日本、クアッドの順で叶いました。

 伊大統領は、金政権の支援も得て誕生した文前政権の様な、北朝鮮に操られた政権とは明らかに異なる対日米姿勢とみられます。
 しかし、盧武鉉、朴槿恵両大統領共に、就任時は極度な反日姿勢は見られず、関係改善での共存・共栄姿勢でしたが、やがて政権支持率低下防止の反日姿勢は強まり、最終的には強烈な反日政権と化しました。

 文政権が苦しい財政の中からあえて残した「竹島専従」の新型調査船。海に囲まれた半島国家の伊政権で、「竹島専従」と言われる運用(違法支配を実効支配で領有化)を、どのような運用形態にするのか。要注目ですね。
 



 # 冒頭の画像は、尹錫悦大統領




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