遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

沖縄が無法地帯化

2016-09-26 23:58:58 | 東シナ海尖閣諸島
 沖縄県の米軍北部訓練場(東村、国頭村)約7,800ヘクタールの約半分に当たる4千ヘクタールの返還に伴う、ヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)の移設工事に対する反対派の活動がエスカレートし、不法侵入や暴力行為、公道での検問といった不法行為が行われ、防衛省沖縄防衛局が沖縄県警に被害届を提出する事態に及んでいるのだそうです。8月下旬にも反対派が防衛省職員にけがを負わせる事件が発生していて、暴力を伴う妨害活動が常態化してきている様です。
 

沖縄米軍北部訓練場移設工事からみ暴力常態化 反対派の暴行に防衛省被害届 (9/26 産経)

■もみ合い職員倒され搬送
 沖縄県の米軍北部訓練場(東村など)の返還にからみ、
工事反対派グループが防衛省職員に暴行を加えたとして、同省沖縄防衛局が沖縄県警に被害届を提出する方針を固めたことが25日、分かった。反対派は8月下旬にも防衛省職員にけがを負わせるなどしており、暴力を伴う妨害活動が常態化
している実態が浮き彫りになった形だ。

 反対派による暴行があったのは9月24日午後。訓練場内の「H地区」にあるヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設の工事現場で、
不法侵入した反対派が沖縄防衛局職員らともみ合い
になり、職員1人が倒されて頭を強く打ち、一時意識が朦朧(もうろう)となった。職員は名護市内の病院に搬送されて精密検査を受け、異常はなかったが、沖縄防衛局は悪質な行為と見て26日に名護署に被害届を出す。
 北部訓練場をめぐっては、8月下旬に別の沖縄防衛局職員が反対派のテントに引きずり込まれて負傷した上、職員の電話番号が記載された名簿を奪われる事件が発生。沖縄防衛局はこの際も県警に被害届を提出しており、
被害届提出は今回で2例目
となる。

 北部訓練場のヘリパッド移設は平成8年のSACO(沖縄特別行動委員会)最終報告に基づく工事で、政府は来春までの完了を目指す。
 日米両政府は移設を条件に訓練場約7500ヘクタールのうち約4千ヘクタールを返還することで合意しているが、反対派の妨害でヘリパッド6カ所のうち4カ所の工事が完了していない。


 ヘリパッド移設の工事現場で、"不法侵入"した反対派が沖縄防衛局職員らともみ合いになり、職員1人が倒されて頭を強く打ち、一時意識が朦朧となったのだそうです。8月下旬に別の沖縄防衛局職員が反対派のテントに引きずり込まれて負傷した上、職員の電話番号が記載された名簿を奪われる事件が発生しており、その時に続いて、2回目の被害届となったのですね。
 反対派の非合法な行為は、他にもあるのですね。
 

沖縄米軍訓練場周辺ルポ 資材搬入阻み路上集会 活動家急増、勝手に検問 (9/26 産経)

 
米軍北部訓練場(沖縄県東村など)のヘリパッド移設工事をめぐる反対派の行きすぎた行為は、沖縄防衛局職員に対する暴力だけにとどまらない。
 「
山(訓練場)の中では50人以上が入っているといいますから、今日もしっかり工事を止めているでしょう。すごい戦いです!」。24日午前、「N1ゲート」と呼ばれる訓練場搬入口前の県道70号の路上(東村高江)でマイクを握った活動世話人の山城博治氏は誇らしげに報告した。集まった約230人(主催者発表)も拍手で応える。そこには、不法侵入に対する後ろめたさなどはみじんも感じられない


 この日は訓練場に入ろうとするトラックを、反対派が車両や座り込みの人海戦術で阻止していた。道路交通法違反に当たる行為だ。トラック搬入の阻止に成功した後は集会が開かれ、「♪魔法の言葉、解釈改憲、もうどうにもとまらない」と、山本リンダさんの曲の替え歌を合唱した。
 集会後、山城氏に話を聞いた。「まともに書いてくれるかね、産経さん」と言いながらも穏やかな口調で答えてくれたが、内容は穏やかではない。違法認識はあるか問うと「新聞紙上で言っても現実は変わらない。こうでもしないとこの暴挙は止められない」と主張。沖縄防衛局が被害届を出していることには「でっち上げ。それが彼らの手口ですよ」と語気を強めた。

 
こうした運動を支えているのは、東村外や県外の活動家
だ。24日の集会でも山城氏が「県外から来た方、手を挙げてくれる?」と問いかけると約20人が挙手。山城氏は「今日もたくさんだね」と相好を崩した。
 東村住民によると、7月22日に工事が再開される直前に活動家が急増。N1ゲートでは資材搬入のたびに渋滞が発生し、近隣小学校の教師が授業に遅れる事態も生じた。通行車両に乗った人物が政府関係者や工事業者でないかを確かめようと
勝手に“検問”を行うようにもなった
という。
 
検問を担うのは東村の外から来た活動家がほとんど。地元住民の顔を識別できない活動家が車を強制停止させ、怒った住民との間でトラブルが生じている。今月17日には地元の農地を管理する東村の農業、依田啓示氏ともみ合いになった男女2人がけがを負ったとして、活動家側が名護署に被害届を提出した。依田氏は「先に手を出したのは向こうだが、反省している」と述べる一方、「地元住民でもない人たちが、さも自分たちが権威のように振る舞っている
。納得がいかない。私の友人たちも怒っている」と話す。

 高江区住民は村費で購入した「高江生産組合」と書かれたステッカーを貼った車両には検問をしないよう村を通して要請した。移設工事容認派の住民は「なんでこんなことをしなくちゃいけないのか。せめてステッカー代は反対派が出すべきだよ」と憤る。

 もうどうにもとまらない-。
反対派の「闘争」は暴走の一途をたどっている。 (杉本康士)

 反対活動世話人の山城博治氏はこうした不法行為を誇らしげに語り、集まっている人々も拍手で応え、不法行為で法を犯していることへの意識はないのですね。
 違法認識はあるかとの問いに山城氏は、「こうでもしないとこの暴挙は止められない」と主張。完全に法令無視です。
 更に、「N1ゲート」では、勝手に“検問”を行うようにもなり、東村の外から来た活動家(村外、県外が多い)と地元農家の方とてもみ合いが発生し、けが人が発生していたのですね。
 「反対派の「闘争」は暴走の一途をたどっている。」と、杉本氏は主張しておられます。
 とても、法治国家の日本で行われている活動とは思えません。何故活動は止むことが無く、エスカレートしつづけるのでしょう。
 活動を、村外、県外から来たプロ市民が支えたり、主導していることもありますが、警察の不法行為への取り締まりや、予防活動の薄弱さがある様に見えます。
 例えば、「野嵩ゲートの攻防」で、基地のフェンスにリボンを結びつける反対派を制止することはなく放置し、若い米兵が内側でそのリボンを外す作業しているシーンがありました。日本を護る為に遠くから命の危険も厭わず来ているのに、その国のひとびとからこんな仕打ちにあう。若者は、何をかんがえながら、リボンを片付ける作業を黙々としたのでしょう。米国に帰って、親兄弟、友人に日本のことをどのように話すのでしょう。
 稀に(?)は排除して、違法行為の取り締まりのアリバイ造りをしている沖縄県警ですが、ここまで違法行為のエスカレートを許し、無法地域状況を産み出したのは、県警の責任です。一般市民の、安全を守れていません。無法地帯化、暴力行為のエスカレートを黙認しているとして考えられません。現状の結果がそうなのですから、言い訳は通用しません。

 反対意見の主張、そのアピールのデモ活動は、自由主義の国、日本では認められています。だからといって、独善で何をしてもよいわけではありません。法に則った行動での主張が必要です。国際法を無視し、勝手に創った国内法を国際社会に強要する中国と、同様の行為です。

 県警は、県知事の配下とはいえ、法を曲げて県知事の指令に従ってはいけません。県警本部長などは国家公務員で、警察庁の官僚でもあるはずです。法を守り、国民、県民の安全・安心を護っていただくのが警察です。
 沖縄で生じている、違法行為を取り締まり、予防し、沖縄の無法地域化を防いでください。

 高江の「市民」の暴力、産経が一面トップで報道! - 狼魔人日記

 敗れたり!沖縄2紙、野嵩のリボン抗議? - 狼魔人日記



 # 冒頭の画像は、ヘリパッドの移設に抗議し、米軍北部訓練場近くの県道に座り込む人たち




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