道路にこんな標識がありました。
動物関連の注意標識には鹿、熊、狸、キタキツネ、等は見たことがありますが、
ムササビの標識は初めてです。
横断に注意、とあります。
道路には横断歩道のシマシマ塗装はありませんが
ムササビ君の横断場所のようです。
七生寮の七は昔、府立第七中学校と言われていた頃の七を取っています。
今の都立墨田川高校です。
同窓会が所有・管理しています。
夏期には同窓生を中心に利用で来るのです。
中軽井沢・星野温泉の近くです。
商事は提供していませんが、調理場は有料で使えるし、
庭でバベキューを楽しむ事も出来ます。
小布施は栗の名産地として有名です。
江戸時代、北斎が何回もこの地を訪れ、数々の作品を残しています。
その折りスポンサーになって北斎を支えた造り酒屋は今でも盛業中です。
そこのレストランでお昼にしました。
昼食後、北斎館で北斎漫画展に行きました。
北斎の浮世絵は世界的に有名ですが、漫画の方も素晴らしい描写力です。
北斎の漫画は、欧州に輸出された陶器の包み紙になっていて、それを見たオランダ人が
北斎の画才を発見したのです。
北斎漫画は今の漫画雑誌と同じ扱いで読んだ後は古紙にされて、緩衝材にされていたのです。
昔はこんな感じで絵双紙屋で北斎作品も売られていたのです。
ここは撮影可能区域になっていました。
展覧会で撮影可能場所が用意されているのは嬉しいです。
これも北斎の肉筆画です。
上はアワビ、魚、海老、です。
下は、魚が3尾描かれています。
漫画や浮世絵とは違う画風で、素晴らしい作品です。
北斎館の後は小布施名物、栗のモンブランです。
カップより大きいのです、私には食べきれませんでした。
皆さんは完食でした。
妹の家は農家ではないから、畑と言っても家庭菜園のようなものです。
↓ は独活です。もう軸は食べられませんが先端の新芽は食べられます。
独活の大木というようにこの先まだ大きくなるそうです。
↓ ここは蕗の畑。蕗はまだ食べられるようです。
私も何本か切り取りました。
↓ ジャガイモ畑です。 まだ花をつけていません。
平地より大分遅いようです。
山里で長閑な素晴らしい環境ですが、最寄りのスーパーマーケットは車で1時間掛かるそうです。
勿論パチンコ屋もコンビニも無縁です。
郵便局はあるし、お役所もあります。宅配便も来てくれるからさほど不便なことはないようです。
二人とも病持ちなので、毎週長野市まで新幹線で10分掛けて行くのだそうです。
尤も新幹線の駅までは車で1時間掛かります、バスだと日に2往復しかないから
病院通いは1日仕事になるのだそうです。長閑な暮らしもそれなりに大変です。
長野県長和町の妹の所へ1泊しました。
山に囲まれた長閑な所です。
これで藁葺き屋根の古民家に住んでいたら私の画材になるのですが、
残念ながら割と新しい都会にも見られるような普通の住宅です。
長屋門風雨の門構えで車庫も別棟になっているし、畑も家庭菜園の域を超えた広さです。
上高地Tホテルのラウンジでお茶にしました。
ホテルの宿泊客には500円引きのチケットが渡されるのです。
宿泊客以外の人はとんでもない高いコーヒーを飲まされるわけです。
以前はそんなことはなかったのですが、某国の客が大挙して押し寄せホテルの雰囲気が悪化したので
その対抗策のようです。外国人だけではなく日本人の一般客も高いコーヒーを飲まされる訳です。
特定の國の人を排斥するのは不当差別になりますからやむを得ない措置なのでしょう。
おかげで静かな雰囲気の中でゆったりとティータイムを過ごせました。
部屋をざっと片付け荷物をまとめてチェックアウトしてコンチェルジェにタクシーを頼みました。
沢渡の一番上の駐車場に車を置いていたので其処まで頼みました。
この駐車場は市営のより安いのです。
この後、安曇野にいる友人宅に立ち寄りランチをご馳走になりました。
いつもならこの後は白馬方面に向かい山野草の店でヤマユリを仕入れるのですが、
今年はヤマユリはネットで買ったのが大きく育っているので
白馬方面ではなく、妹の家へ向かいました。
我が家のヤマユリは何故か毎年開花後冬越し出来ないのです。
人が食べても美味しいヤマユリの根はネズミ共の餌食になってしまうらしいのです。
今夜は妹宅に一泊です。
田代橋から田代池への道は川沿いの道と林間の道が有るのですが、
林間を辿る道は工事中で閉鎖されていました。
田代池は鉄分を含んでいるのか、底の砂は茶色っぽくなっています。
この辺りは上高地に入るバスが開通する4月下旬だと一面雪に覆われていて
どこでも好き勝手に歩けるのですが、気をつけないとズボッと腰まで埋もれてしまう事があります。
翌日は雨も上がり薄曇り程度になってくれました。
朝食後近くを散策しました。
我々の部屋は屋根から突き出た三角屋根の二番目だと思います。
チェックアウトは11時までなので田代池辺りまで歩くことにしました。
横向きになって居ますが、この草はソテツシダと言い食用になるそうです。
毒草でない限りたいていの植物の若芽は食べられると思いますが、
美味しいかどうかは分かりません。
宿はここの屋根裏部屋です。
部屋の天井が斜めになっていて骨太の梁が張り出しています。
私は身体の芯まで濡れそぼって居るのに、荷物を運んできたボーイさんは
マニュアル通りの説明などをながながとやってくれます。
私はここへ泊まるのは初めてではないから、早く風呂で暖まりたいから
早く引き取ってくれ、と言ったのですが、説明は続きます。
ホテル学校を出たてで、一所懸命なのでしょうが状況判断が出来ないのは困りものでした。
上高地は余り標高差がないそうで河童橋と明神平では3mの高度差しかないのだそうです。
梓川の流れはかなり激しいから4kmで3mの高度差というのは信じがたいですが、
流れの速さは周囲からの涌き水のの圧力によるものなのだそうです。
GPS付きのスマートウオッチを持っていたので計測すればその真偽を糺せたのですが
失念していました。
この流れ方を見ればこの写真で見る範囲だけでも1mくらいの高度差があるのではないかと
思われるのです。
朝雨が怖くないというのも昔の話しでこの後、大粒の雨に見舞われました。
傘もポンチョも持参していたのですが、気温が高かったし、そのまま宿に向かって急ぎ足で歩きました。
カメラはバッグにしまったのでこの後の写真はありません。
イギリス人は晴れていても傘を持つそうですが、フランス人は少々の雨では傘はささないし
足早に歩くこともしません。悠然と濡れて歩くのです。
私もフランス風を気取ってみたというわけです。
明神小屋から明神橋への道筋に黄色い花を見つけました。
なんの花か分かりませんが、白い花のニリンソウが多い中で人目を引きます。
水たまりに写った空は青くなってくれました。
明神橋、川は勿論梓川です。
カメラを引くと前穂高が見えます。
沢筋には残雪があります。