絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

凱旋門遠望

2006-08-04 06:39:39 | Weblog
パリの道は放射状に造られていますから、これほど遠方が見えるというのは珍しいのです。
エッフェル塔や、サクレクール寺院は高い所だから見えますが、普通はせいぜい1kmで次の放射状になるロータリーに行き当たり、そこから先の視界は建物で遮られてしまうのです。
今立っているのがルーブル美術館の中庭とチェルリー公園の境目辺りですから、チェルリー公園~コンコルド広場~シャンゼリゼ通り~凱旋門迄が見渡せていることになります。おそらく2km位はあるのではないでしょうか?
(*地図で測ったら約3kmでした。)
凱旋門の手前に見えるオベリスクがコンコルド広場に建っているエジプトから送られたという石の塔です。
凱旋門は巨大なロータリーに成っていて、その中心に凱旋門があります。
此処を車で通過できれば、パリでの運転は免許皆伝です。
SNCFがストライキの時などは、この凱旋門のロータリーを通過するのに、30分は掛かるそうです。にっちもさっちもいかない大渋滞になるそうです。