絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

オーベル・シュル・オワーズ

2006-08-17 11:53:05 | Weblog
私がパリに行くと必ず訪れる街がオーベル・シュル・オワーズです。
この町はゴッホ終焉の地で、麦畑を不気味に乱舞する鴉の絵とか、教会の絵とか、この町を描いた多くの作品をゴッホは残しています。
彼がオーベルに居た期間と描いた絵の数は、ほぼ同数で、毎日一枚の絵を描いていた計算になります。それもかなり大きいサイズの絵をですから、その事でも絵に取り憑かれたゴッホの異常な日常が窺われます。
この町に来て先ず行くのが、ゴッホの墓です。
その後、CAFE du SENTRE でコーヒーを飲み、旧友Patrick BERTHONの家を訪問すというのが恒例のパターンです。

今回も先ずゴッホの墓に詣で、カフェに行ったらなんとお休み。
日曜日だから休んで居るんです。
このカフェのマダムは顔馴染みになっていて、私が行くと、とても喜んでくれて、コーヒー代は取ってくれません。
こんな馴染みの店は日本にも私は持っていませんから、つい寄りたくなります。
お休みで残念でした。
今回の旅では、Patrick BERTHON には訪問のメールも電話もしていなかったから、念のために近くで電話したら不在でした。3連休で出掛けているのかも知れません。
オーベル訪問は、3打数1安打と言うところでした。





天狗さまのお面

2006-08-17 09:12:41 | Weblog
沼田は夏祭りの最中でJR沼田駅前に御神輿と天狗さまのお面が飾ってあった。
お面と言ってもご覧の通りの巨大さだから、人が被ってと言う訳ではなさそうです。
天狗とか赤鬼・青鬼というのは、外国人が船の難破とかで漂着し、岩山に潜んでいるのを、異形の風体から、天狗とか鬼とかと思ったという風悦がありますが、
海岸近くなら考えられるけど、天狗を祀っているのは大抵は山奥ですからね。
漂流した外国人が食料や安全な住みかを求めて山中に居を構えたのでしょうか?
天狗さまと比べなくても鼻ペチャな私は天狗様とは間違えられる心配はないけどね。