京亭は秩父の隣、寄居町にあります。
昼食だけの客も受け入れていますが今回は初めて泊まってみました。
さる有名作曲家の別荘だった物を戦後、割烹旅館に衣替えしたのです。
京亭には皇室の方々や高名の作家なども訪れて居ます。
二階建ての数寄屋造りで凝ったお庭も荒川を借景にして素晴らしいです。
庭石は全国から集めたそうで貨車で寄居駅に着いた後は、コロで転がして尽力で一日かけて庭に運び込んだそうです。
床の間に大きな壺がありました。古そうな感じで壊したら大変ですから、君子危うきに近寄らず、です。
元オーナーの作曲家が名曲を生み出した古いピアノがありました。
ちょっとつま弾いてみましたが音が少し狂っているように思えました。
ピアノの来歴を報じた新聞です。
お料理などについてはまた書きます。