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ルマンに向かう途中で、巨大な煙突が見えてきました。
これは原子力発電所の煙突です。
道路が直ぐ脇を通っています。
原発にこんなに近くまで道路が走っていて塀も簡単な物です。
テロへの備えは大丈夫かと心配になります。
日本の原発は大抵海岸沿いにあります。
海水を冷却に使って居るためです。
フランスでは原発はこのように内陸にあります。
川の水を冷却に使っているのです。
冷却水を川に放流したのでは水温が上がってしまい環境に悪影響が出ます。
フランスの原発は気化熱を利用して冷却しているのだと思います。
それなら少量の水で済みますし,廃熱は空気中に放出されるから
拡散してしまい、環境への影響は少ないのでしょう。
そのためにこのような巨大な煙突から盛大に水蒸気を放出しているのです。
フランスを旅しているとこの巨大な煙突に良く出合います。原発であることは知っていましたが、今回は得に近くまで行けたので取り上げました。
フランスの原発依存度は日本より格段に大きいのですから事故など起こしたら大変です。
ドイツに電力を輸出しているとも聞いています。